大人は子供の・・・・
2019年 09月 27日
吉本興業の一連の問題が世間を騒がせていた時分のこと。
反社会的勢力からの金銭の授受はなかった、としていた宮迫さんと田村さんの
「やはり受け取っていました、すみませんでした」という謝罪会見を見ていて、
「隠そうとしてごまかしても、かえって問題が大きくなるんだよ~。
先に正直に言ってしまえば、こんなに大問題にならなかったかもしれないね」
と息子に言ったところ、
わたしにとってはかなりショッキングな?答えが返ってきました。
「でもさ、“記憶にございません”っていってるじゃん、みんな」
公開中の映画のタイトルではありませんが、
悪いことをしても「記憶にございません」と言えば、なにもなかったことになる。
真相はわからずじまいで。
そんな大人の姿ばかりを見せられる子供たちの「道徳」観念は、どんなものになるのでしょうか。
道徳の授業を評価対象にしようなどと言う前に、
人としてのどんなあり方を、今、大人が子供たちに見せているのか、
情けなく思いました。
先の謝罪会見について、教育評論家の尾木ママが
「子供たちへの影響が心配です。
人を笑わせるお仕事の芸人さんが、泣きながら謝罪する姿をみせるなんて・・・」
と某番組でコメントしているのを拝見しましたが、
悪いことをしたら、
大人だって良心の呵責に苦しむし、泣いてでも謝る姿を見せてくれたほうが、
クールでセクシーで中身のないコメントをするよりずっといい。
環境問題を真にわが身のこと、そして、この先の未来に生きるすべての人々のことと捉え、
大人に対してあんなにも真摯に怒りをぶつける子供たちに対し、
世界のトップリーダーが見せる姿は、「大人」として本当に情けない。
もちろん、若くて口当たりのいい演説が得意の人気政治家が大臣に就任したというだけで、
内閣支持率が上がってしまうという、この国の大人たちも。
自己主張ばかりして他者と折り合おうとしない。
自分だけが得をしたい、という精神。
権力を持ったガキ大将たちが、
世界平和や、地球という惑星とともに生きるすべての生命の未来を、
引っ掻き回して台無しにしようとしている。
個々人が考えを発信できる今、この時代だからこそ、それは同時に
自分がいかに物事に取り組むか、
流されることなく個人の責任として考えなければいけない、
きっと今までより自由で、難しい時代なのだと思うのですが。
少なくとも、
アンテナにひっかっかる出来事を目や、耳にしたとき、
そのことについてほんの少しの時間でも、真剣に考えてみる、という習慣は、
子供には身につけてほしいなぁと思います。
ニュースを見たときに、政治だろうが世界情勢だろうが私の意見を述べる、ということだけは
ずっと習慣ですが、
そのことから一言二言でも意見交換するときもあるし、
まったく意見がかみ合わないこともある。
また、あってもいいとも思っています。
自分の考え方とは違う、と知ることも、お互い大切だし、
違う意見を言ってもいい、ということも大切。
中学生、もしかしたら高校生もそうかな、大人になってもおんなじか、
「学校」や「職場」という枠でくくられた世界で生活していると、極端に視野も価値観も狭くなりがちです。
基本的に自分を中心に世界は回っている!と思える年ごろだけれど、
周りにはたくさんの人がいて、
みんな生きていて、
この地球上で起こっていることで、自分のところに巡り巡ってこないものは何ひとつない。
どこで何が起こっていようと、無関係ではない。
ということに、
ちらっとでも思いを馳せてくれる瞬間があるといいと思っています。
♪大人 大人と いばるな大人
大人子供のなれの果て
人形劇『プリンプリン物語』には珠玉の名曲がたくさんありますが、
この衝撃的な歌詞!
よく口ずさんでしまいますよ(笑)。
大人は子供のなれのはて、かぁ・・・
反社会的勢力からの金銭の授受はなかった、としていた宮迫さんと田村さんの
「やはり受け取っていました、すみませんでした」という謝罪会見を見ていて、
「隠そうとしてごまかしても、かえって問題が大きくなるんだよ~。
先に正直に言ってしまえば、こんなに大問題にならなかったかもしれないね」
と息子に言ったところ、
わたしにとってはかなりショッキングな?答えが返ってきました。
「でもさ、“記憶にございません”っていってるじゃん、みんな」
公開中の映画のタイトルではありませんが、
悪いことをしても「記憶にございません」と言えば、なにもなかったことになる。
真相はわからずじまいで。
そんな大人の姿ばかりを見せられる子供たちの「道徳」観念は、どんなものになるのでしょうか。
道徳の授業を評価対象にしようなどと言う前に、
人としてのどんなあり方を、今、大人が子供たちに見せているのか、
情けなく思いました。
先の謝罪会見について、教育評論家の尾木ママが
「子供たちへの影響が心配です。
人を笑わせるお仕事の芸人さんが、泣きながら謝罪する姿をみせるなんて・・・」
と某番組でコメントしているのを拝見しましたが、
悪いことをしたら、
大人だって良心の呵責に苦しむし、泣いてでも謝る姿を見せてくれたほうが、
クールでセクシーで中身のないコメントをするよりずっといい。
環境問題を真にわが身のこと、そして、この先の未来に生きるすべての人々のことと捉え、
大人に対してあんなにも真摯に怒りをぶつける子供たちに対し、
世界のトップリーダーが見せる姿は、「大人」として本当に情けない。
もちろん、若くて口当たりのいい演説が得意の人気政治家が大臣に就任したというだけで、
内閣支持率が上がってしまうという、この国の大人たちも。
自己主張ばかりして他者と折り合おうとしない。
自分だけが得をしたい、という精神。
権力を持ったガキ大将たちが、
世界平和や、地球という惑星とともに生きるすべての生命の未来を、
引っ掻き回して台無しにしようとしている。
個々人が考えを発信できる今、この時代だからこそ、それは同時に
自分がいかに物事に取り組むか、
流されることなく個人の責任として考えなければいけない、
きっと今までより自由で、難しい時代なのだと思うのですが。
少なくとも、
アンテナにひっかっかる出来事を目や、耳にしたとき、
そのことについてほんの少しの時間でも、真剣に考えてみる、という習慣は、
子供には身につけてほしいなぁと思います。
ニュースを見たときに、政治だろうが世界情勢だろうが私の意見を述べる、ということだけは
ずっと習慣ですが、
そのことから一言二言でも意見交換するときもあるし、
まったく意見がかみ合わないこともある。
また、あってもいいとも思っています。
自分の考え方とは違う、と知ることも、お互い大切だし、
違う意見を言ってもいい、ということも大切。
中学生、もしかしたら高校生もそうかな、大人になってもおんなじか、
「学校」や「職場」という枠でくくられた世界で生活していると、極端に視野も価値観も狭くなりがちです。
基本的に自分を中心に世界は回っている!と思える年ごろだけれど、
周りにはたくさんの人がいて、
みんな生きていて、
この地球上で起こっていることで、自分のところに巡り巡ってこないものは何ひとつない。
どこで何が起こっていようと、無関係ではない。
ということに、
ちらっとでも思いを馳せてくれる瞬間があるといいと思っています。
♪大人 大人と いばるな大人
大人子供のなれの果て
人形劇『プリンプリン物語』には珠玉の名曲がたくさんありますが、
この衝撃的な歌詞!
よく口ずさんでしまいますよ(笑)。
大人は子供のなれのはて、かぁ・・・
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by patofsilverbush
| 2019-09-27 10:45
| 生活