表面からは見えないこと
2013年 10月 22日
息子の国語の教科書に「きつねのおきゃくさま」というお話が載っています。
学習のまとめとして、
きつねの出てくるお話を、自分で作ってみよう!
という授業があったようで、
想像力はあるけれど、文章力のない息子は、ダイアナよろしく頭を抱えていました。
きつねが出てくるお話って、たとえば どんなものがあったかな?
ピーター・ラビットに出てくるきつねどん でしょ?
グライ・ラビットにも、きつねが出てきたね。
あひるのジマイマに出てきた きつね紳士でしょ。
けっこう悪者・怖いもののイメージだね。
手袋を買いに行くこぎつねちゃんもいたし、
きつねの嫁入り、あれはちょっと悲しいお話だったよね。
と、とりあえずヒントを出して ほうっておきましたが、後日、書いたものを読ませてもらったら、
実にシンプルなストーリーに仕上がって?いました。
きつねと、つばめと、すずめ(だったかなぁ)と、男の子が、散歩に行く話。
「きつねが、はじめはみんなのこと食べちゃおうと思うんだけど、
仲良しになるお話にしたかったの」
ということですが、そんな記述はいっさいなくて(笑)、本人も遅ればせながら、
それに気がついたようです。
「おれ、全然描いてないじゃーん!おれってバカ~」と申しておりました。
「きつねのおきゃくさま」は、
太らせて食べようと思って連れてきた ひよこや あひるや うさぎを、
かわいがって神様みたいに面倒を見てしまったきつねのお話。
最後は おおかみからみんなを守って、死んでしまいます。
「きつねがかわいそうになるのがイヤだったの。」
という息子のお話は、
特別な出来事も 話のめりはりもなく、散歩した一日が書いてあるだけ。
句読点もめちゃくちゃなら、漢字も使わず、さんたんたるありさまです。
国語の成績としては、最低ランクでは!?
でも、彼がどんなことを書きたかったのか、ゆっくり話を聞くと、
やはり親ばか、かわいいな!と思わずにはいられません。
いつも悪役のきつねが、悪役でなくなるように、
そして最後は、みんな仲良しに、ハッピーになるようにしたかったんだね。
物事の表面からは ちょっとよく分からないこと。
でもちょっと話を聞いてみれば、素敵なことがかくれている、こともある。かも。
子供の良いところを 褒めて、認めて、
さて、それをどんなふうに伸ばしていったらいいのかな、というのが、親が頭をかかえる、
難しい課題でもあります。
「その夜、みんなは静かに眠りました」
という文で終わる息子作のお話。
穏やかで、平和で やさしい一日の後、ぐっすり眠れる幸せを感じました。
学習のまとめとして、
きつねの出てくるお話を、自分で作ってみよう!
という授業があったようで、
想像力はあるけれど、文章力のない息子は、ダイアナよろしく頭を抱えていました。
きつねが出てくるお話って、たとえば どんなものがあったかな?
ピーター・ラビットに出てくるきつねどん でしょ?
グライ・ラビットにも、きつねが出てきたね。
あひるのジマイマに出てきた きつね紳士でしょ。
けっこう悪者・怖いもののイメージだね。
手袋を買いに行くこぎつねちゃんもいたし、
きつねの嫁入り、あれはちょっと悲しいお話だったよね。
と、とりあえずヒントを出して ほうっておきましたが、後日、書いたものを読ませてもらったら、
実にシンプルなストーリーに仕上がって?いました。
きつねと、つばめと、すずめ(だったかなぁ)と、男の子が、散歩に行く話。
「きつねが、はじめはみんなのこと食べちゃおうと思うんだけど、
仲良しになるお話にしたかったの」
ということですが、そんな記述はいっさいなくて(笑)、本人も遅ればせながら、
それに気がついたようです。
「おれ、全然描いてないじゃーん!おれってバカ~」と申しておりました。
「きつねのおきゃくさま」は、
太らせて食べようと思って連れてきた ひよこや あひるや うさぎを、
かわいがって神様みたいに面倒を見てしまったきつねのお話。
最後は おおかみからみんなを守って、死んでしまいます。
「きつねがかわいそうになるのがイヤだったの。」
という息子のお話は、
特別な出来事も 話のめりはりもなく、散歩した一日が書いてあるだけ。
句読点もめちゃくちゃなら、漢字も使わず、さんたんたるありさまです。
国語の成績としては、最低ランクでは!?
でも、彼がどんなことを書きたかったのか、ゆっくり話を聞くと、
やはり親ばか、かわいいな!と思わずにはいられません。
いつも悪役のきつねが、悪役でなくなるように、
そして最後は、みんな仲良しに、ハッピーになるようにしたかったんだね。
物事の表面からは ちょっとよく分からないこと。
でもちょっと話を聞いてみれば、素敵なことがかくれている、こともある。かも。
子供の良いところを 褒めて、認めて、
さて、それをどんなふうに伸ばしていったらいいのかな、というのが、親が頭をかかえる、
難しい課題でもあります。
「その夜、みんなは静かに眠りました」
という文で終わる息子作のお話。
穏やかで、平和で やさしい一日の後、ぐっすり眠れる幸せを感じました。
by patofsilverbush
| 2013-10-22 08:46
| 子育て