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ガッツある?

「○○くん(息子)は、悪く言えば、意地悪なところがないですね」
と、担任の先生に言われたことがあります。
「お友達を押しのけてやろう!というような、わんぱくさが出てくると、
いいのかなと思います」


言い得て妙な表現で、
たしかにうちの子はそういう子なのでした。

意地悪なところがない、というと、いいじゃぁないですか!素晴らしい!
という気もするのですが、
できなかったら悔しいな~、がんばってできるようになろう!とか、
誰それちゃんには負けないぞ~!誰それちゃんががんばってるから、自分だって!
というような、いい意味でのライバル心や負けん気の強さ、ガッツが、
あまりない子なのです。


だから、できなくても平気。
「クラスで九九、合格してないのは ぼく入れて3人なんだよ~」
と、堂々としています(笑)。
本人のペースでは頑張っているのですが、
自分のペースがゆっくり過ぎる、という焦りは、全然ないようなのです。


まあ、わたしとしても、幼稚園のころからそんな彼の個性とはおつきあいしているので、
「あらまあ・・・」とは思いますが、そんな報告は想定内。
作文や詩は、褒められたりもするので、
興味があることは、良さが出たりもするみたい。それは大人も同じか。
(いつも2番目に上手、と褒められるらしいのですが、
いつも1番と褒められる子は、先生いわく「学習の意図、先生のねらいにぴったり合致」しているらしく、
息子のは、先生の意表をつく表現がいいらしいです。
なるほど!)


「できるのは知ってるから、心配しなくても大丈夫」と、息子には言ったりしますが、
ときどき、もっと発破をかけるべきなのか、迷いもします。
「合格してない?ダメじゃない!」
「一番めざしてガンバレ!」 とかね。


「できなくても、ママはぼくのことが好き」という、一人っこらしい自信があるのは、
嬉しいことではあるんですけどねぇ・・・
もっと期待すべきなのかしら?
「これができたら、もっと好き」なんて・・・うわぁ、いやらしい!


成長の中で、ゆっくりでもいい時、
ちょっと無理をして、背伸びさせてもいい時、
いろいろな時があるのかなと思うのですが、本人の意志あってのことなので、
なかなかタイミングが難しい。

押したり引っ張ったり、ただ隣で同じものをみていたり・・・
親稼業も、思考錯誤な毎日ですね。
by patofsilverbush | 2013-12-07 12:59 | 子育て

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by anne