羽ばたき
2014年 06月 07日
今日は通っていた幼稚園の 園開放日なので、
久しぶりに息子と 園までの道を歩いてきました。
園解放日は卒園生を対象に、土曜日の午前中、
園舎でおやつ作りなどを先生と一緒にさせていただける日です。
以前は月に一度でしたが、今は年に2回となってしまい、
いまだに園大好きな息子にとっては貴重な一日。
もちろん、在園生も参加できるので、在園中から毎月のように参加していました。
モンテッソーリの幼稚園は、子供ひとりひとりの成長に合わせて、
その日することが一人一人違います。
朝、園に行って、自分で出席カードにシールを貼ったら、
「今日はわたしは・ぼくはこれをやります」と自分で決め、
気がすむまでその作業を何時間でもさせてもらえます。
(気がすむまで繰り返し、集中することで、子供は満足し、次のことに新しい気持ちで取り組めます)
時には先生が、成長を促すように、
「これをやってみようか」と提示してくれたり、本当に一人ひとりの様子を、
丁寧に、細かく見てくださいます。
もちろんみんなでお散歩、とか、球根を買いにバスに乗ってお買い物行く、とか
聖劇の練習をするというような日もあるのですが、基本的には個人個人の意思が尊重されます。
そんな素晴らしい環境で2年を過ごしたあとで、
それとは正反対の、
集団生活・時間ごとにみんなで同じ作業(勉強ですね)をしなければいけない
小学校ライフが始まった時には、
ずいぶん息子も、その違いにとまどったようでした。
そんな中で 月に一度
慣れ親しんだ場所、
大好きな自分のことをよくわかってくれている先生や、
きょうだいみたいに仲良しなお友達がいる園に行かれることは、
息子にとっても最高のストレス発散になっていたように感じます。
久しぶりに、園への道を歩きながら(まあ、家にいてもそうですが)
息子とはずいぶん いろんな話をしているなぁと思いました。
基本的にはハッピーちゃんなので、他愛もない話ばかりなのですが、
時に悩み事や、お友達のことなど。
最近は、今までにない、自分にも目新しい感情が芽生えてきたこともあって、
どうしたらいのかな~なんて話してくれたり、
小さな秘密をおしえてくれたり。
「長靴の(すねにあたる部分の)、足がかゆい~」と言うので、
「靴に当たるからかな?長いズボンをはいてくればよかったね」と返したところ、
「仕方ないよ」
と 息子らしい、あっさりした返事。思わず笑ったら、
「あっさりしすぎだった?」 と自分でも笑っていました。
園に着くと、在園生らしい小さな子に、
先生が傘の閉じ方・たたみ方を 丁寧におしえていらっしゃる最中で。
ああ、懐かしい!
うちの子も、よくああやって教えてもらっていたっけ!
当り前のような顔をして傘を閉じて、たたんでいる息子を見て、
大きくなったもんだ・・・
と、朝からしみじみしてしまいました。
ちょっとずつだけど、確実に、羽ばたきの練習をしているのを感じます。
まだもうちょっと、素直になんでも話してくれそうだけれど、
本当に、あともうちょっとの時間なんだろうなぁ。
そう思うと、適当にあしらっている日常の、何気ない瞬間が、
とても貴重なものに思えてきました。
久しぶりに息子と 園までの道を歩いてきました。
園解放日は卒園生を対象に、土曜日の午前中、
園舎でおやつ作りなどを先生と一緒にさせていただける日です。
以前は月に一度でしたが、今は年に2回となってしまい、
いまだに園大好きな息子にとっては貴重な一日。
もちろん、在園生も参加できるので、在園中から毎月のように参加していました。
モンテッソーリの幼稚園は、子供ひとりひとりの成長に合わせて、
その日することが一人一人違います。
朝、園に行って、自分で出席カードにシールを貼ったら、
「今日はわたしは・ぼくはこれをやります」と自分で決め、
気がすむまでその作業を何時間でもさせてもらえます。
(気がすむまで繰り返し、集中することで、子供は満足し、次のことに新しい気持ちで取り組めます)
時には先生が、成長を促すように、
「これをやってみようか」と提示してくれたり、本当に一人ひとりの様子を、
丁寧に、細かく見てくださいます。
もちろんみんなでお散歩、とか、球根を買いにバスに乗ってお買い物行く、とか
聖劇の練習をするというような日もあるのですが、基本的には個人個人の意思が尊重されます。
そんな素晴らしい環境で2年を過ごしたあとで、
それとは正反対の、
集団生活・時間ごとにみんなで同じ作業(勉強ですね)をしなければいけない
小学校ライフが始まった時には、
ずいぶん息子も、その違いにとまどったようでした。
そんな中で 月に一度
慣れ親しんだ場所、
大好きな自分のことをよくわかってくれている先生や、
きょうだいみたいに仲良しなお友達がいる園に行かれることは、
息子にとっても最高のストレス発散になっていたように感じます。
久しぶりに、園への道を歩きながら(まあ、家にいてもそうですが)
息子とはずいぶん いろんな話をしているなぁと思いました。
基本的にはハッピーちゃんなので、他愛もない話ばかりなのですが、
時に悩み事や、お友達のことなど。
最近は、今までにない、自分にも目新しい感情が芽生えてきたこともあって、
どうしたらいのかな~なんて話してくれたり、
小さな秘密をおしえてくれたり。
「長靴の(すねにあたる部分の)、足がかゆい~」と言うので、
「靴に当たるからかな?長いズボンをはいてくればよかったね」と返したところ、
「仕方ないよ」
と 息子らしい、あっさりした返事。思わず笑ったら、
「あっさりしすぎだった?」 と自分でも笑っていました。
園に着くと、在園生らしい小さな子に、
先生が傘の閉じ方・たたみ方を 丁寧におしえていらっしゃる最中で。
ああ、懐かしい!
うちの子も、よくああやって教えてもらっていたっけ!
当り前のような顔をして傘を閉じて、たたんでいる息子を見て、
大きくなったもんだ・・・
と、朝からしみじみしてしまいました。
ちょっとずつだけど、確実に、羽ばたきの練習をしているのを感じます。
まだもうちょっと、素直になんでも話してくれそうだけれど、
本当に、あともうちょっとの時間なんだろうなぁ。
そう思うと、適当にあしらっている日常の、何気ない瞬間が、
とても貴重なものに思えてきました。
by patofsilverbush
| 2014-06-07 10:23
| 子育て