ヒーローに叱られたい!?

あまりドラマは見ない方ですが、
今季は『HERO』を 毎回 楽しみに見ています。
木村拓也さん演じる公利生検事の「ヒーロー」っぷりもかっこいいし、
くすりと笑えるコメディタッチなところがね、息子も大好きで、録画したものを繰り返しみています(笑)。

ヒーローといえば、悪い人たちをやっつける、正義の味方!
ということで、
古今東西、戦隊物のヒーローは男の子の憧れですよね。

『HERO』の公利生さんは、ちょっと違う。
武器も暴力も使わないし、「悪いことをした人」たちを、やっつけもしない。

ただ、真摯にその人に向き合おうとしてくれる。

効率やスピードが求められる社会の中で、
「どうでもよいこと」だとみんなが感じる、その人の性格や暮らしぶり、小さな疑問を、
いちいち時間をかけて、丁寧に知ろうとする姿勢は、
事務官の麻木さんの言葉を借りれば、「仕事が遅い」となるわけです。

誰に、どんなふうに言われても、
人と向き合うことだけが真実だという 信念を曲げない強さ。
与えられた権力を振りかざしたり、事実を自分に都合のよいように捻じ曲げたり しない強さ。

偏見や思いこみに縛られることなく、
他人のことを知ろうとするのは、疲れるし、時間もかかることです。


きのうテレビで
「誰かに叱られたい人が増えている」という番組をちょっと見ました。

大人になってまで叱られるのは、わたしはイヤですが(笑)、
うわべだけの共感や、失敗したことをそのままにされるのではなく、
叱られることで、自分が成長したい と感じている人が たくさんいるようでした。

人を叱るのはエネルギーがいります。
叱られるのもイヤだけど、
人がイヤだなぁと思うことを言わなきゃいけないなんて、本当はもっとイヤ。
疲れるし(笑)。
わたしに毎日のように叱られている息子。
一緒にその番組を見ながら、
「そうだよね~、叱られると、イヤなんだけど、なんだかスッキリするんだよね~」と共感!
ええ!?そうなの?
いい子になってくれれば、母は楽ちんなんですけど!!!

「叱られたい」というのは、きっと表面だけのことで、
本当の気持ちは みんな、
もっと真剣に自分と向き合ってほしい、
話を聞いてほしい、
真剣に、自分のことを考えてほしい

思っているんじゃないのかなぁ・・・と、なんとなく感じました。

大人二人で暮らすのと違って、
子供がいると、
笑うこと・叱ること・・・感情の振れ幅が大きくなり、エネルギーも使うようになった。
その分、真剣に小さな子と向き合うことで、
少しずつ、変わっていく自分というものを 感じたりもします。


人との関係が希薄になっている と言われ続けている昨今。
人と関わるのは面倒くさい。
イヤなことを言われて傷ついたり、相手を傷つけたりしたくないから、
当たり障りのないことしか言わない。
表面上、うまくやっていればいい。
というような風潮が続いていたけれど、
それでは人は成長しない
ということに、本当はみんな 気付いているのかもしれません。
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by patofsilverbush | 2014-09-20 11:08 | 生活 | Trackback | Comments(0)

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