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イクメンですかね?

我がパートナー氏は イクメンですね。
・・・と、よく言われます。

仕事がなければ 習い事の送り迎えもしてくれるし、
日中 家にいる時間もあれば 宿題もみてくれることもあるし、
「パパ、やさしいよね~」というように見えるらしいのですが、
実際にみていると、
パパと息子の仲は 実に微妙です!

ひとりっ子なせいなのか、男女の違いなのかはわかりませんが、
そもそもママっ子である息子にとって、
パパは「ママを取りあうライバル」であるらしい。
もっともっと小さい頃は、会話すらさせてもらえなかったくらい、
パートナー氏との会話の最中に割り込んできたものでした。
休日に3人で出かけようものなら、
「ぼくはママと歩くから、パパは一人で歩いてね」と 私から離れず、
ウィンドウショッピングさえゆっくりできない私のストレスは たまる一方。
そのくせ 自分が欲しいものがあるときには、パパにおねだりするので、
パパもマジギレになり、楽しいはずの家族の休日が、一挙 険悪な雰囲気に!!
ということも、しばしばでした(泣)。


週末も仕事になることもあるパートナー氏なので、毎週毎週というわけではないけれど、
たまにやってくる家族の休日は、
わたしにとってはちょっとした憂鬱の種なのです。


ふだんの息子の様子を知らないパートナー氏は、
私の目から見ると、「待つ」ということができないように思えます。
育児における時間の半分くらいは、「待つ」ことではないでしょうか。

モンテッソーリの幼稚園に通っていて、目からウロコ!と思ったことは、
「子供が何かに集中しているときは、それをやらせてあげたほうがいい」ということでした。
「本当はその時間にしなければならないことは、子供自身だってちゃんと知っているのです。
でも、今はこの作業に集中したい!と子供自身が思っているときには、
待ってあげれば、
子供はすっきりした気持ちで、スムーズに次の作業に入れるのです」

さすがに集団生活を学ぶ小学校では、このやり方は通用しませんでしたが
(入学して2年くらいは、ちょっと苦労しましたが)
それでも、大人だって、気持はわかりますよね。「ここまでやっちゃいたい!」みたいなこと。

「やろうと思っている時に片付けなさいって言われると、ムカつく!」なんて、
よく子供がお母さんに反抗したりしますが、
パートナー氏が息子にしているのが、まさにそれ。
息子のタイミングみたいなものを 想像せず、待ってあげず、
口答えする言葉尻のいちいちに腹を立てては 上から押さえつけるような叱り方をしたり、
息子なりに頑張っていることは認めずに、
さらに頑張ることを要求したり・・・。
あまり息子のことを、観察しないで怒っているようです。

すごくやさしい人なのですが、
男同士だからなのか、息子にはいちいち、
時に理不尽に厳しいなと、聞いていて感じることも、しばしばあるし、
そのたびに 泣いたり、ふてくされたりしながら息子が訴えてくるパパの悪口を、
聞いてやるほうの身にもなってくれ~ T.T

従わせたい欲求、従いたくない欲求、
ということなのでしょうか、
男同士は大変です。
by patofsilverbush | 2014-10-26 10:20 | 子育て

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