プレゼンス

先日、小学校の旗ふり当番がまわってきました。
通学路に、黄色い旗を持って立ち、道路を横切る子供たちの安全を見守るという、
あれです。
三か月に一回くらいのペースでまわってきます。

あいさつは不思議ですね。
なんとなく、元気になれる。
入学当時、なかなか一人で学校へ行かれなかった息子と、かなり長いこと一緒に登校しましたが、
学年に関係なく、
朝、学校近くまで送っていくというお母さんやお父さんも、結構いたりして、
顔なじみになり、
「おはようございます」とあいさつするだけで、
ちょっと元気をもらえて、
わたしも学校というものに馴染んでいったような気がします。

さて、旗振り登板・・・じゃなくて、当番。
(つい野球用語に変換してしまいましたが、まさしく登板かもね)
子供たちの登校時間に合わせて、約30分ほど、通学路に立ち、
子供たちにあいさつしながら、車に気を配ります。
私の担当する場所は、あまり交通量は多くはないので、
ちょっと気を配りつつも、あいさつメインかも。

声をかけると、あいさつを返してくれる子、
自分の方からあいさつしてくれる子、
大きな声の子、小さな声の子、
顔を見てくれる子も、恥ずかしくてそっぽを向きながらあいさつしてくれる子も、
いろ~んな子がいて。
もちろん、ジョギングやウォーキングをしてる方、犬の散歩の方にもご挨拶して、
めんどくさいものの、やってしまえばなんとも清々しい気分になるものなのですが、

立っている私の姿が見えないように、
あいさつしている声も聴こえないかのように、
見事にスルーしてゆく子も、何人かはいます。
あまりの見事なスルーっぷりに、「私は透明人間か!?」と思うくらい。
他人だし、知らない人だから、自分には関係ないと思うのかな。
恥ずかしくてあいさつできない子や、ちらっと顔を見るけど、目をそらしちゃう。
そんな子の気配や仕草は、可愛く思えるのですが、
正直言って、誰かが自分に向けてあいさつしている言葉を
まったく無視できる、ということ、
わたしにはよく理解できません。

当番になった保護者の方の中には、
あいさつしない子には、顔を覗き込んで、しつこくあいさつしちゃう!
というツワモノもいますが(笑)、
親の目が無いところで、自分の子供がどんなふうな態度で 人と接しているのか、
いろんな子を見るにつけ、ちょっと心配になり、気になるところではあります。


子供世界に限ったことではなくて、
駅やスーパーや公園など、たまたまその場に居合わせた人との、
ちょっとした挨拶ややりとり、思いやりや、心づかいが、
その日の気分をあげてくれることもあるし、
反対に、
知らんぷりすること、心づかいのなさにがっかりしたり、悲しくなったりすることも、
よくあることですね。

サッカー選手が、見ていないはずのにチームメイトにもパスを出せるのは、
ピッチのどこに、誰がいるのか、
その存在をいつも気にかけているからではないでしょうか。
困った時にパスを出せる誰かがいること、
自分がパスの受け手になる時もあるでしょう。
自分以外の誰かの、存在そのものを、いつも心にかけ、感じ取っていること。

好き・嫌いとか、
知りあいか・そうじゃないか
とかは別として、
それとももういっそ、親切にする・しないということもさておき、
世界には、自分以外にも人はいる
ということは、最低限、心にとめて生活したいなぁ、と思います。
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by patofsilverbush | 2014-11-19 09:55 | 生活 | Trackback | Comments(0)

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