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新年

みなさま
新春のお喜びを申し上げます。

新しい年がやってきましたね。
年末年始を いかがお過ごしでしたか?

わたしはいつものように、仕事のあったパートナー氏を留守番に残し、
息子と二人で長野の両親宅で、 冬休みを過ごしてまいりました。


長野の家は、自分がずっと住んでいた実家、
というわけではなく、
大人になってから両親が引っ越した家です。

長野出身というわけでもないので、
夏休みや冬休み、
「長野に帰省するの?」と 誰かに聞かれると、なんとも説明が複雑な感じになり、
毎回、
帰省なのか?
と思うのですが(笑)、

さすがに10年以上も遊びに行っていると、
なんとなく、家にも慣れ
(初めのころは、夜、全然眠れなかった!場所がかわると眠れない、神経質なたちのワタクシです)
今頃、長野はどんなかな?と 
折に触れて思いだす、
ふるさとのような懐かしさも、漂ってまいりました。


息子は長野で生まれたので、
息子の帰省につきあっている、ともいえますね。


いわゆるニュータウン育ちで、今住んでいる場所も、
本来の実家からさほど離れているわけでもない、あまり変わりばえもしない住宅地。
「これ」といって特色のある場所に住んだことがなく、
実家から遠くはなれた地方へ引っ越しした経験もない わたしたち夫婦にとって、
「ふるさとへ帰りたいなぁ」と思うような経験も、
まったくしたことがありません。

ある意味では、「ふるさとみたいな」なつかしい場所ができたこと、
「長野に帰りたいな~」などと息子が言えるような、
長いお休みに「おじいちゃん・おばあちゃんちに行った!」感のある場所があって、
よかったなと思います。


母が嫌々ながらも、しぶしぶ練習している(笑)ピアノの音、
夏は 目の前に迫る、緑の山、一面の緑。
坂道をひたすら登って、「上の郵便局」まで手紙を出しに行くことや、
冬の まっしろな銀世界。
一緒に過ごす時間を積み重ねて、それらの些細な記憶も積み重なってゆく。


大きくなった時、
息子は、どんなふうに この時間を、あの場所を
思いだすのでしょうか。





今年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
by patofsilverbush | 2015-01-08 10:02 | 生活

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by anne