学生さんはたいへんね!
2015年 02月 10日
赤毛のアン・シリーズも、『炉辺荘のアン』あたりになると、
アンの話というより、
コミュニティーの話、アンの子供たちの話が中心となってゆきます。
あの空想好きの、事件を巻き起こす天才だったアンが、
自分の子供たちを どんなふうに育てているのかな?と思うのに、
意外と 子育ての奮闘ぶりは描かれていなくて、
以前はちょっと物足りないなぁ なんて思っていました。
息子が小学生になり、『炉辺荘』の子供たちと同じぐらいの年齢になってきたころから、
ああ、子供と親の分量って、
このくらいなんだぁ、
と実感しました。
学校で子供がどんなふうに過ごしているのか。
お友達と、何を話し、どんなふうに友情を深めているのか。
幼稚園の頃と違って、
学校の様子は、
子供が断片的にはなす言葉のきれはしからしか わかりません。
しかも、子供って 自分の興味のあることしか見てこないし!話題にしないしね!
子供世界で巻き起こること、子供が抱えている悩みを知って、
初めてアンはびっくりしたりもするのですが、
まさにそんな感じ。
話してくれることがすべてではないし、親に話さない方がいい・話したくない
と思うことも、子供なりにあるわけで。
きのう息子と、学校の話をしていたら、
「もうはっきり言っちゃうけどね、
○○くんと××くんは、いつもケンカになっちゃって、
そのたびに先生が、事情を知っている人から話を聞いたりするんだけど、
それに巻き込まれるのがイヤなんだよ~。
悪口を言ってました、とか、言うのもイヤだし、
めんどくさいんだもん」
と。
う~ん、そりゃ、大人だってイヤだよ。
「人の喧嘩に巻き込まれて、
どっちの方が悪いとかで、嫌な思いをするのはいやだから、
喧嘩しないでほしいし、悪口も言い合わないでほしい。
それでも喧嘩したいなら、巻き込まないでほしい
って、言ってみたら?
我慢して巻き込まれていないで、自分の気持ちは言ってもいいんだよ。」
と提案してみたら、
「え~、そんなこと言ってもいいの?」と。
「巻き込まれないように、知らないふりしちゃう時もあるけど」
まあ、君子あやうきには近寄らず、とも言いますね。
悪くない人が、困ったはめに陥るのを、黙って見過ごさない限り、それもあり。
たくさんの人がいる中で、
どういうふうにしたらいいのか、
体験から学んでいくものなのだけれど、
そしてそれは 大人だって同じなんだけれど、
大人はある程度、自分で状況を選ぶこともできる場合もあるわけで。
「学生さんはたいへんだねぇ」
「うん、たいへんだよ」
と、大人と小学3年生、
どちらが大人だかわからないような、話の締めくくりとなりました。
ちょっとずつ、いろんな体験をしているんだね!
アンの話というより、
コミュニティーの話、アンの子供たちの話が中心となってゆきます。
あの空想好きの、事件を巻き起こす天才だったアンが、
自分の子供たちを どんなふうに育てているのかな?と思うのに、
意外と 子育ての奮闘ぶりは描かれていなくて、
以前はちょっと物足りないなぁ なんて思っていました。
息子が小学生になり、『炉辺荘』の子供たちと同じぐらいの年齢になってきたころから、
ああ、子供と親の分量って、
このくらいなんだぁ、
と実感しました。
学校で子供がどんなふうに過ごしているのか。
お友達と、何を話し、どんなふうに友情を深めているのか。
幼稚園の頃と違って、
学校の様子は、
子供が断片的にはなす言葉のきれはしからしか わかりません。
しかも、子供って 自分の興味のあることしか見てこないし!話題にしないしね!
子供世界で巻き起こること、子供が抱えている悩みを知って、
初めてアンはびっくりしたりもするのですが、
まさにそんな感じ。
話してくれることがすべてではないし、親に話さない方がいい・話したくない
と思うことも、子供なりにあるわけで。
きのう息子と、学校の話をしていたら、
「もうはっきり言っちゃうけどね、
○○くんと××くんは、いつもケンカになっちゃって、
そのたびに先生が、事情を知っている人から話を聞いたりするんだけど、
それに巻き込まれるのがイヤなんだよ~。
悪口を言ってました、とか、言うのもイヤだし、
めんどくさいんだもん」
と。
う~ん、そりゃ、大人だってイヤだよ。
「人の喧嘩に巻き込まれて、
どっちの方が悪いとかで、嫌な思いをするのはいやだから、
喧嘩しないでほしいし、悪口も言い合わないでほしい。
それでも喧嘩したいなら、巻き込まないでほしい
って、言ってみたら?
我慢して巻き込まれていないで、自分の気持ちは言ってもいいんだよ。」
と提案してみたら、
「え~、そんなこと言ってもいいの?」と。
「巻き込まれないように、知らないふりしちゃう時もあるけど」
まあ、君子あやうきには近寄らず、とも言いますね。
悪くない人が、困ったはめに陥るのを、黙って見過ごさない限り、それもあり。
たくさんの人がいる中で、
どういうふうにしたらいいのか、
体験から学んでいくものなのだけれど、
そしてそれは 大人だって同じなんだけれど、
大人はある程度、自分で状況を選ぶこともできる場合もあるわけで。
「学生さんはたいへんだねぇ」
「うん、たいへんだよ」
と、大人と小学3年生、
どちらが大人だかわからないような、話の締めくくりとなりました。
ちょっとずつ、いろんな体験をしているんだね!
by patofsilverbush
| 2015-02-10 09:45
| 子育て