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息子もお片づけ

春休みに突入しました。

「休みに入ったら、この惨劇のお部屋を綺麗に片しましょう!」
といっていた 息子の部屋の片づけも、
あっさり一日で、無事 終了しました。
よかった~。


彼の部屋を作ったのは、一年ほど前です。
3年生になるし、そろそろ自分の荷物を、自分のお部屋にしまおうね~
わ~い、ぼくの部屋だぁ~
という感じで、
学習机やベッドなどは、まだ買わないまま、
彼の服やらおもちゃやらを 片付けたのですが、
この一年、
彼はその部屋を ほとんど使いませんでした。
なぜなら、2階に一人で行くのが怖いから(笑)。
宿題や勉強も、ダイニングテーブルでしていますし、
遊ぶのもリビング、
寝る時も まだ一緒で、まあ、監督しやすい子供ではありますね(笑)。


「あなたの持ち物は、あなたの部屋に 片付けなさい」というと、
部屋に持っていって、そのまま床に放置(なぜなら、片付ける間も、怖いから。おいおい)
→ 部屋が大惨事
になり、
片づけ方を教えるという点からいっても、これは失敗!

というわけで、
服をしまっているたんすを リビングの続き間に移動。
服以外にも、
よく読む本や、小さなカード・文房具類は、たんすの飾り戸に収納。
習い事で使う、合気道やお習字のバッグも、たんすの横の押し入れに 
専用のかごをおき、そこに収納。
リビングのすみっこに置いてあった、ミニカーがいっぱい詰まって、ふたも閉まらず、
重すぎて持ち上げることもできなかったキャンバスの収納ケースも撤去。
もっと小さな箱4つ分に分けて、使用頻度や種類別などに分けて収納することにしました。
(これは息子が、自分で使いやすいようにわけてもらった)
リビングに置いておいていいのは 箱2つまで、
残り2つは、使ったら たんすの上に片付けることが、お約束。


「これは思い出の物~!これも~!」と、
もう使わないおもちゃや、工作で作ってほったらかしのものを処分するのは、
大人より大変でしたが、
まあまあ頑張って あまりにも要らないものだけは処分し、
2階は ふだんほとんど使わないおもちゃや、本だけをしまう部屋となりました。

「もとの場所にもどす」
この手間をめんどくさがって、一応、片づけ・・・てはあるものの、
バッグから何かが飛び出している、とか
引き出しをあけたら 開けっぱなしである、とか
いちいちイライラしますが、
とりあえず、
“自分で管理すべきもの” の数はぐっと減らし、
“それぞれの物のおうち” は決めたので
少しはお片づけ上手になるかしら・・・。


一年前と少し違うのは、
彼に、「これは自分の持ち物である」という自覚が芽生えていることで。
お兄ちゃんになったんだなぁ と ちょっとだけ 感慨深い。

その時々の ハードルの上げ下げは、
年齢に応じて、というより、
その子自身の成長や 感性に応じて、というのが、あっているような気がします。
うーんと低いハードルに設定することもあれば、
これは大人と同じことを求めても、彼なら大丈夫、
と思われることまで、
生活の中のハードルは、場所や物事によって、高さはばらばらです。

それが人間ってもんですよね。


その、ああ、この高さなのね!を、おもしろがって探せる、
こころのゆとりを、いつも持っていたいものです。









by patofsilverbush | 2015-03-27 10:34 | 子育て

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by anne