みくにがきますように

ドラマ『glee』は、
オハイオにある、マッキンリー高校の グリー部の生徒が織りなす、
群像劇です。

「これほど多様な人が集まっているのは、校内でもこの部だけだ」
と、顧問のシュースター先生が言うように、
白人、黒人、ラテン系、アジア系、ユダヤ系と、
人種やルーツ、宗教観も さまざま。
障害者もいれば
ゲイやレズビアン、バイセクシャルもいます。
校内人気ランキングトップレベルの(高校は階級制らしい)
アメフト部や チア部と掛け持ちしているメンバーもいるし、
反対に「最下層」ダサダサなメンバーもいて、
そもそも、グリー部自体が ダサダサなのでした。


チーム名は「ニューディレクションズ」。
新しい方向性。




ステージで歌う歌の、ソロパートを取り合ったり、
彼氏を取り合ったり、
自己主張して、言いたいことははっきり言い、
相手を傷つけ、けんかを繰り返し・・・・
それでもみんなが「仲良し」(そうは見えなくても)なのは、
お互いがそれぞれに、
個性を理解し、認め、尊重し、
思いやりをもって 相手をいたわるから。
そういうことが、描きたいドラマなのだと思います。



アンもまず、マリラに教わった「主の祈り」。
クリスチャンの基本の祈りで、
神さまに祈りたい すべてのことが、
短い言葉の中に集約された、すばらしいこのお祈りの中に、
「み国が 来ますように。
 み心が 天に行われるとおり、地にも行われますように」
という一節があります。


み国、といえば、天国かな、と
単純にまず、そう感じますが、
じゃあ天国って、どんなところだろう?
と思ったとき、
わたしは、ニューディレクションのことを思い出します。



すべての人が同じ方向を向き、
同じように物事をとらえ、同じように行動する。

楽ちんだし とっても平和なような気もしますが、
それ以外のものを排除することは、とても狭量で、
自分だって、みんなと違えば 排除されかねない。
そんな場所は、やっぱり窮屈だと思うのです。
多様性は、美しいことです。


よい行いをして、死んだ後に天国に行っても、
この世で報われないのはつまらない、
という感想を、知人から聞いたことがあって、
もっともな感想だわ!と思いましたが(笑)、

本当は、
その、自分が生きている「この世」が、
神さまの国、理想の国となるような生き方を、わたしに教えてください
と祈る言葉。


悩んでも、傷ついたり傷つけあっても、
豊かな多様さが 共存できる、
そんな世界であってほしい。


伝統は美しいものですが、
そうではない、
おろかしい古い慣習や、物事のとらえ方、偏見とは、サヨナラしたいものです。


















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by patofsilverbush | 2015-12-08 09:25 | | Trackback | Comments(0)

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