「平凡な主婦」

何人かの女性たちを主人公に、それぞれの生き方を描く・・・
みたいなドラマに 
「退屈な日常を送る 平凡な専業主婦」 
って、よく出てきますよね~。

夫は仕事で帰宅が遅かったり、
もはや高校生くらいになった子供たちからも 相手にされず、
ご飯を作っては「いらない」と言われて、
「わたしの人生、なんなの・・・」と落ち込む主婦が、
仕事を始めて 生き生きと自分らしさを取り戻す。


う~ん・・・。
主婦の仕事って、
そんなに退屈そうかしら?
最近、あんまりドラマ見ないけれど、
こんな設定、もうないのかな?それともまだ、
相も変わらず “主婦” ってそんな扱い?


誰が食べてくれなくても、自分が美味しい(と思う)ご飯を食べたいし、
お部屋がきれいに片付いていたら、気持ちがいいし。
それって、そんなに「つまらない」ことだろうか。





「心を打ち明けない 誰かから話を聞き出すのは、
女の人がいい。
(ムーミンママでもいいけれど)もっと暇な女の人がいい」

トランクに秘密を抱えて ムーミン谷にやってきた、
“謎の逃亡者?”風の トフスランとビフスラン。
トランクの中身をめぐって、氷のばけもの・モランを恐れる二人に、
どんな事情があるのか
興味津々のムーミンに、
スナフキンがこんなアドバイスをするシーンが、
アニメの中にありました。


ゆっくり やさしく
相手の心に寄り添えるだけの、
時間と心に ゆとりのある人。



主婦の最大の仕事って、本当はそれだと、
わたしは思うのです。
家の中を清潔に、居心地よく 整えることや
食事を作ることや
洗濯することって、
それを完璧にこなすこととよりも、
みんなが、気持ちよく生活できて、
家でリラックスして、また外の世界に向かってゆけるようにするための、
方法のひとつなんだと思います。


疲れちゃって 嫌になっちゃったら、
適当にさぼったってよくて、
一番大事なのは、
リラックスして、楽しそうで、機嫌よくいる!ってことなんじゃ、ないのかなぁ。


それって、すごく難しいことです。
お給料をもらって、
仕事として拘束されているその時間を「誰のために」使えばいいってわけじゃなく、
素としての自分が、楽しんでいること。
それと同時に、
家族に気持ちよく過ごしてもらうために、
時には自分の感情をそっとおさめることも、大切な場合もある。
(時には、ね)


自分で書いていて、
自分の日々の生活っぷりに、ああ・・・とため息が出ますが、
「平凡な主婦」を極めようと思ったら、
それはもう、残りの生涯をかけての大仕事になりそうです。




毎日 日替わりでおもしろい事件が起こり、
刺激的な同業者がいたり、
時にイベントやパーティーに出席し・・・
なんて仕事もあるでしょうけれど、
「仕事」というのはたいはんが、
それぞれにルーティンワークや、日々こなす細かな作業でできているものではないでしょうか。
主婦の仕事も 同じなんだけどな。



「社会とつながっている実感が得られない」
という表現もあるけれど、
テレビもインターネットもあるし、ニュースなんていくらでも見られます。
情報だって入りたい放題!
むしろ、そのいらない情報に、
どれだけ振り回されないように生きていくのかが 難しいくらい。
自分はどんな「社会」とつながりたいのか、
真剣に考える必要も ありますね。


どんなことでも、どんな仕事でも、
その作業が好き。
あるいは、
好き!とまでは言わないけれど、興味をもって取り組む。
という気持ちが
毎日を楽しく、新鮮にしてくれます。


おおざっぱな目で見れば、誰でも
「平凡な主婦」「平凡な会社員」「平凡な清掃員」うんぬんに
なるけれど、
「平凡な日常」の中にも、
きらきらしたことは たくさん詰まってるし、
どんな仕事も、自分の取り組み方ひとつで
「つまらないルーティーンワーク」にもなれば 「プロフェッショナル!」にもなれる。
誇りを持つ、なんて言い方は、
おおげさなようですが、
どんなことにでも当てはまることです。




今日も、大切に一日を過ごしましょう。










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by patofsilverbush | 2015-12-18 10:57 | 生活 | Trackback | Comments(0)

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