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母は強しと言いますが・・・?

実を申せば、子供というものは大嫌いでございました(笑)。

「かわいい~♥」と思ったこともないし、
うるさいしーめんどくさいしー小生意気だったりして、
何を話せばいいのやら?
という感じで、できれば敬遠したかった!


いやぁ、今も、特別好きってわけではありませんが、
自分に子供がいたりすると、
なんだかもう、自分ちの子も、よその子も、
同じような感覚になる。
近所のおばちゃん的感覚ですよね。


ずいぶん前、息子が幼稚園のときのこと。

通っていた小さな園は、送迎バスなどないので、
毎日徒歩15分ほどの送り迎えをしておりましたが、
その日は、
たぶん、息子の態度があまりにもひどくて、カチンときたんですよね、
よく覚えていませんが(笑)。
帰り道を、ずっとお説教しながら歩いていたのです。

我が家の近くまで来たとき、
道端のミラー(車や歩行者を確認するための)に、
何かを投げつけている、中学生の男の子が2人。

石みたいに、すごく硬いものではなくって、
たまたま降った雪だったか、土塊だったような気がします。

ただ、柔らかいもの、というかんじではなくて。

息子を怒っていた勢いで、つい、
「やめなさい!割れたら弁償できるの!?」
と 雷を落とし(笑)
まさか誰にも 何も言われやしないと 完全に油断していたらしい彼らは、
びっくりしたような顔をしていましたが、
とりあえずその場は、投げるのはやめにしてくれました。

こちらは鼻息荒く、そのまま家に帰りましたが、

翌日、幼稚園の先生にそんな話をしたら、
「まぁ。最近、こわいから気をつけてください~」
と やんわり呆れられました(笑)。


まぁ、普通のご機嫌であったなら、
あぶないから やめてね~
くらいの注意しかしなかったと思うので、
かんぜんにおばちゃんの八つ当たりで、申し訳なかったのですが


そんなふうに、
お店で走り回っている子どもとかに、
「あぶないから やめようね」
と注意するようになったのは、自分が子供と生活するようになってからです。



そして、
不器用ながらも一生懸命なにかしようと、伝えようとしている姿をみて、
ぎゅぅっとしたくなるようになったのも、
子どもと生活するようになってからのことです。




by patofsilverbush | 2016-02-29 13:43 | 子育て

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by anne