絵画展と洋館と

昨年、学校で描いた絵を 世界児童画展に出品していただいた息子。
入賞をいただいた絵が ようやく展示されているということで
いなげのギャラリーまで見に行ってまいりました。
自分の子供の絵が展示されるなんて、なかなか無い経験ですものね~。
ぜひ、足を運ばねば!


入賞以外にも、大きな賞をいただいた、千葉県の子供たちの絵が
ずらりと展示された会場。
生き生きとした表情をとらえた絵や、
楽しい夢のような絵、
校庭の隅に咲く花を描いたやさしい視点などなど、
驚くほど素晴らしい絵にびっくりいたしました。

中学生の絵も展示されていたけれど、
個人的には、小学生の絵の方がずっとおもしろかった。
洗練されてはいないけれど、
すっとシンプルで、技巧的でなくて、素直な絵に惹かれます。


ふだんちーっちゃく絵を描くくせのあるうちの子ですが、
(ビビりな性格そのままに、ダイナミックさは小さなころからまるでなし!
繊細な絵、ともいえるのか??)
めずらしく大きなゴーヤが描いてありました。
「すごーいめんどくさくて、途中でいやになった」そうですが、
がんばって描いたことが伝わる、息子らしい やわらかな絵で、かわいかったです♫

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さて、
ギャラリーのお隣には素敵な洋館があり、こちらも見学。
明治の実業家・神谷伝兵衛なる人が、稲毛に建てた別荘とのことですが、
わたくし、お名前も存じ上げず(^^;)。
「日本で初めて、本格的にワインを作った方で、
浅草寺のすぐ横に、神谷バーというバーが、今でもあるんですよ」
と 係りの方が説明してくださいましたが、
お酒をたしなまないわたくし、ふ~んと、イマイチ ぴんと来ず。
ところが。
「デンキブランというお酒を造ったり・・・・」
ん?デンキブランとな?

敬意に満ちたパロディにあふれる、森美登美彦さんの愉快な小説
『夜は短し歩けよ乙女』の中で、
主人公の一人である “黒髪の乙女” が、酒豪の大金持ちと飲み比べするお酒が、
にせ電気ブランであった!
あのデンキブランか!
と、
突如、私の中でつながる小説と現実(笑)。

「牛久シャトーというワインの工場がありまして・・・」
え、牛久シャトー?
茨城県・牛久市にある、お城のように素敵なワイン工場。
茨城に祖父母が住んでいたため、子供の頃、行ったような記憶があります~

と、私の中でつながる思い出と現実(笑)。

なんだか突然、見知らぬ伝兵衛さんが、身近な方に思われてまいりました(笑)。




明治時代の洋館って、本当に素敵ですね。
寄木細工の床や、木枠の窓。
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シャンデリア。




モダンで、ハイカラで、同時にレトロで、洗練されていて。
二階は純和風だけれど、
窓がやっぱり素晴らしい。

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和洋折衷の感じもセンスがよくて、
贅をつくしたセンスの良さに うっとりします。


ワイン王?らしく、天井や欄間に葡萄の模様。
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床の間の柱も 立派な葡萄の木でした。

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お住いの頃は、目の前に広がるのは松林。
その向こうはすぐ海岸であったとか。
今、目の前は国道ですが、
道路から階段を上がった高台にあるため、道路の喧騒は遮られ、
窓からは木々の緑が、日差しにつかれた目にも優しく 風に揺られていました。
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戦時中は、この洋館を目印に敵機が飛んだとか。
戦後はアメリカの軍人一家が、3家族、順に住まいにしたとか。
いろいろなことを経験してきた家の、
長い歴史。
今は静かにたたずんでいる。


家の中の空気も、静かで、ゆっくりしているように感じました。



絵画と、洋館。
美しいものに触れた 夏の一日。


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by patofsilverbush | 2016-08-04 11:05 | 生活 | Trackback | Comments(0)

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