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反抗期カウントダウン時期なのかしら?

休み時間には連れだってトイレに出かけ、
コイバナ(恋の話)に花を咲かせているらしい女子に比べ、
アホの一語に尽きる小学男児。
それでも、ザ・青春!な『コクリコ坂から』や 大ヒット上映中の『君の名は』をお友達とみてきたりと、
それなりに興味も出てきたようで、
ムズカシイ時期へのカウントダウンも始まっている気配がします。

ま、口答えなんかは、「いつまでイヤイヤ期?」というくらい、いつものことですが、
最近は、
なんとなく、イライラしやすいという自覚症状があるみたい。
「パパになんか言われると、イライラしちゃう」
え、でもそれも以前からでは・・・?とも思うのですが(笑)
本人にとっては、以前とは違う感覚があるのでしょうね。



我が家に限ってのことなのか、「父親と息子」というのがそういうものなのか、
男兄弟のいないわたしにはよくわかりませんが、
パートナー氏は 息子に対するスルースキルがまるで無し!
「いつまでイヤイヤ期?」と わたしならスルーするような
(ていうか、スルーしなくちゃ毎日やっていられません!)一言に、
いちいち目くじら立てています。
わたしの父も、息子に対しての言葉はひどいことがあり、
わたしたち姉妹が言われたことのないような口調で、息子に対して接するのを見ると、
同性同士、許せない何かが あるのかもしれません。


一方の息子のほうも、
あまりにも干渉されたり、上から押さえつけるように小言を言われたりすれば、
当然おもしろくはないわけで、
「口答えして、自分の意見を言う練習をしている」のだそうですよ(笑)。
おお、たくましく育てよ!



アンネが隠れ家で日記を書いて、死んでいったのは、ちょうど中学生くらい、
思春期真っ只中の時期です。



あなたがママより、パパに反抗したくなるように、
アンネはパパより、ママに反抗したくなっちゃう年頃だったの。
ママに何か言われて、パパもママの味方ばかりして、
それなのに 学校へ行ってお友達とも遊べない、
お部屋の外にも出られない、大きな声で「バカ!!!」と叫ぶこともできなかったとしたら、
どうだろう?

と聞くと、
それはたいへんシンドイことだと よくわかる様子。


アンネのママはどうだったかな?
アンネのためを思って言っているのに、アンネは口答えや反抗ばかり。
それでもママも、お買い物に行ったりすることもできないんだよね。
アンネもつらいけど、ママも同じように、つらいの。



せっかく、まだ気持ちを打ち明けてくれ、聞く耳を持ってくれる、素直な今だからこそ、
客観的に判断できる他者を例にとって、親の気持ちを説明してみたり。





パパもママも、悪気があって、いやがらせしようと思って、
うるさいことを言うわけじゃない。
大きくなって、なんでも自分でできるよ!と思ったり、
自分の思い通りにしたいこともあるし、
口出しされたくない気持ちも、よくわかるよ。
ママも、パパも!そうだったんだから。
でも、あなた一人で責任とれないことも、いっぱいあるでしょ。
なんでも一人でできるわけでもないし、子どもだからあぶないことも、いっぱいあるの。
あなたのことは、あなたが一番の責任者。
でも、その次にあなたについて責任があるのは、パパとママなのよ。



どこまで理解するかはわかりませんが、
せめても日々の対話の大切さは、信じていたいですよね(笑)。


成長の段階で必要な通過儀礼。
いざやってくれば、きっとカチンとくるであろう反抗期も、
陣痛の痛みを知らない出産と同じで、
楽しみでもあります(笑)。
と笑っていられるうちに笑っておこう(笑)。









by patofsilverbush | 2016-09-24 09:45 | 子育て

日々のあれこれを綴ります


by anne