お勉強
2016年 10月 17日
世の中には本がたくさんありますが、
時に「くそみたいな本」にも出会ってしまうのは、残念な事実です。
『glee』の口の悪い部員・サンタナのように、汚い表現でまことにすみませんが、
そんな表現がぴったりな本、というのも、また残念な事実です。
どんな本が「くそみたい」なのかは、人それぞれちがいますが、
わたし個人としては、
児童書の棚にたくさん並んでいる怖い本の中の、
ただ「恐怖」をあおる為だけの本が、たとえばそれです。
人の気持ちの中のネガティブな部分だけを、ことさらに強調した本は、
見るだけで気持ちが悪く、
児童書の棚に並べてあるのは、正直言って、
児童書の棚に児童ポルノが並べてあるのと同じくらい、倫理的にどうかと思う。
息子が誕生日プレゼントに「買って」と持ってきたのが、
まさにそんな本の中の1冊でした。
ちょっと迷いました。
それはだめ。
というのは、簡単。買ってあげなければいい。
「それは、なんら あなたのためにならない」
という理由も、きちんと説明できます。
ただ、そう説明したところで、「ふうん、そうか」と素直に納得するとも思えない。
人の心を刺激する本って、怖いもの見たさもあり、スリリングでもあり、
大人だって読んだり見たり、しているではないですか?
ダメと言われればなおさら、見たくなるのもまた心なのですよね。
というわけで、買いました。
いっさい意見することなく。
なんだか怖いらしくて、ちょっと読んではギャグマンガで中和している(苦笑)。
「ママもちょっと読んでみなよ~」と持ってきたので、一話目を読んでみましたが、
まさに私の中の「くそ」でした(笑)
怖い、といより、人を不快な気持ちにさせる本、なんだよね、要するに。
お風呂読書タイムで黙々と読んでいましたが、
読み終わって
「はぁああああああああ・・・・・・・・・」
と、私の顔を眺め、深いため息をつき・・・
「この本、(担任の)先生に上げる(←怖い本がお好きらしい)」
と一言。
「はぁああああああ・・・・」
「大丈夫、そのうち忘れてしまうからね」
という慰めの言葉しかありませんでしたが、
読ませて良かったのかは気にかかるところでもあります。
不快なもの、想像以上に嫌なものも、現実にはある、
ということを知るのも、また成長過程で必要かなぁ、
とも思うのですが、
できれば見せないでおきたい、まだ、見せないでおきたい、
とも、母はやはり思う。
自分で選んだ結果を受け止める、というお勉強を、息子はしたのじゃないかしら。
「あなたには十分に考えて選ぶ余地があった
その責任はおとりなさい。
その代わりに、この教訓を生かして大きな間違いをしないようになさいね」という温かさと厳しさ。
人を成長させるために必要なのは、
温かさと厳しさだとおっしゃる渡辺和子さんのご本を、母さん熟読し、熟考せねばな!
時に「くそみたいな本」にも出会ってしまうのは、残念な事実です。
『glee』の口の悪い部員・サンタナのように、汚い表現でまことにすみませんが、
そんな表現がぴったりな本、というのも、また残念な事実です。
どんな本が「くそみたい」なのかは、人それぞれちがいますが、
わたし個人としては、
児童書の棚にたくさん並んでいる怖い本の中の、
ただ「恐怖」をあおる為だけの本が、たとえばそれです。
人の気持ちの中のネガティブな部分だけを、ことさらに強調した本は、
見るだけで気持ちが悪く、
児童書の棚に並べてあるのは、正直言って、
児童書の棚に児童ポルノが並べてあるのと同じくらい、倫理的にどうかと思う。
息子が誕生日プレゼントに「買って」と持ってきたのが、
まさにそんな本の中の1冊でした。
ちょっと迷いました。
それはだめ。
というのは、簡単。買ってあげなければいい。
「それは、なんら あなたのためにならない」
という理由も、きちんと説明できます。
ただ、そう説明したところで、「ふうん、そうか」と素直に納得するとも思えない。
人の心を刺激する本って、怖いもの見たさもあり、スリリングでもあり、
大人だって読んだり見たり、しているではないですか?
ダメと言われればなおさら、見たくなるのもまた心なのですよね。
というわけで、買いました。
いっさい意見することなく。
なんだか怖いらしくて、ちょっと読んではギャグマンガで中和している(苦笑)。
「ママもちょっと読んでみなよ~」と持ってきたので、一話目を読んでみましたが、
まさに私の中の「くそ」でした(笑)
怖い、といより、人を不快な気持ちにさせる本、なんだよね、要するに。
お風呂読書タイムで黙々と読んでいましたが、
読み終わって
「はぁああああああああ・・・・・・・・・」
と、私の顔を眺め、深いため息をつき・・・
「この本、(担任の)先生に上げる(←怖い本がお好きらしい)」
と一言。
「はぁああああああ・・・・」
「大丈夫、そのうち忘れてしまうからね」
という慰めの言葉しかありませんでしたが、
読ませて良かったのかは気にかかるところでもあります。
不快なもの、想像以上に嫌なものも、現実にはある、
ということを知るのも、また成長過程で必要かなぁ、
とも思うのですが、
できれば見せないでおきたい、まだ、見せないでおきたい、
とも、母はやはり思う。
自分で選んだ結果を受け止める、というお勉強を、息子はしたのじゃないかしら。
「あなたには十分に考えて選ぶ余地があった
その責任はおとりなさい。
その代わりに、この教訓を生かして大きな間違いをしないようになさいね」という温かさと厳しさ。
人を成長させるために必要なのは、
温かさと厳しさだとおっしゃる渡辺和子さんのご本を、母さん熟読し、熟考せねばな!
by patofsilverbush
| 2016-10-17 10:01
| 子育て