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バック・トゥ・ザ・フューチャー

うそかまことか、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場するビフ・タネンは、
かのトランプさんがモデルだとか?

去年だったか、大統領選挙が まだ野次馬的興味本位で報道されていたとき、
そんな話題を目にしたことを
息子が見ていた『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』で思い出しました。

シリーズ1で、両親の若かりし頃にタイムスリップしてしまった主人公・マーティー。
うっかり自分の母親に出会ってしまったことから、彼女に恋され、
さえない父親と彼女を結婚させるべく、大奮闘したのち、
もといた(未来の)世界へと戻っていきます。
ところが、さらに未来へと旅立った親友の科学者(タイムマシーンの生みの親)ドクが、
未来で大変なことが待ち受けている!!!
と言って、マーティーを呼びに来たことから、
シリーズ2では再び、タイムトラベルをすることに。


さらに続くシリーズ3への布石ともいうべき シリーズ2は、
未来へ、現代へ、さらに再び過去へと、時代があっちこっちへ飛んで忙しい。
息子は訳が分からなくなったようです(笑)。


いつの時代へ行っても、マーティー親子の邪魔をする嫌われ役・ビフ。
シリーズ2でももちろん登場し、悪役っぷりに拍車がかかっているのですが、
「大変なことが起きている」と行った未来は、
2015年。
昨年、「マーティーとドクがやってきた“未来”になった!」と 話題になりましたね。
その2015年でマーティーが行った出来事から、
その後、帰っていった“現代”が、元の世界とは似ても似つかない大変なことになってしまっている。
カジノ王で大富豪となったビフに支配された街は、
荒廃した犯罪都市となっていたのです。


カジノ王の大富豪。
たしかにトランプさんをほうふつとさせる。
2015年でマーティーが不正を働き、会社を首になる、というシーンがあるのですが、
会社の社長から送られてきたファックスにある言葉が
トランプさんの出演していたテレビ番組での決め台詞 「おまえはくびだ!」であるにいたっては、
(社長さんはビフではないものの)
たしかにトランプさんを意識したものであるのかな
と思わずにはいられません。
アメリカ人なら、映画公開時にピンときた、笑えるポイントなのかしら。


ともあれ。
ビフが支配する荒廃した犯罪都市。

マーティーたちがやってきた“未来”が2015年だったことや、
大統領選の結果を考えると、
その後の展開が恐ろしくなってしまう。

去年、映画の中に登場した“未来の様子”が、どのくらい現実になっているのか、
なんて報道をみたけれど、
未来を予見していた映画だった、なんてことに、
ならないでほしいと願うばかりです。








by patofsilverbush | 2016-11-16 08:53 | 本・映画

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by anne