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ものの作り方

子どもにものを教えるのって、難しいですよね!
私と夫とでは、「ものの作り方」はまったく違うので、
彼が息子に「作り方」を教えていると、わたしがイライラしてしまうことも、よくあります(笑)。

息子が作りたい「工作」てきなものって、まさにわたしの苦手分野なので、
たいて夫に丸投げするのですが、
プラモデルを作ってきた夫は基本、「設計図ありき」なタイプ。


「まず、完成図を書いて、設計図を作って、必要なものを用意してから」
「ここはもっとこうしないと、最終的にこうなっちゃうよ」
「もっときちんと作ろう」
といった感じで、
「作るなら“きちんと”作って、“きちんとした作品”にしよう」派。
息子が彼流に楽しく、途中まで作ったものでも、
ダメだししてやり直しをさせます。


きちんといいものを作りたい、というより、
思いついたことが 形になるのが楽しい!タイプの息子は、その“きちんと”にイライラ。


一方、息子と同じで、思いついたらとりあえずやってみたい
うまくいかなかったら、その都度工夫すればいい派のわたしも、
そばで聞いていると、ついイライラ(笑)。
「あなたの工作じゃなくて、○○(息子)の作品ですよ」
と つい口を出してしまいます(息子もイライラして、不機嫌になってくるから)。
インスピレーションや、「何か作ってるわくわく感」がそがれてしまうし、
息子が「モノづくり」そのものを楽しんでいるなら、
出来栄えなんて二の次では??

そういう点、夫と、我が母は似ているので、
その、ただ「楽しい」感じに水を差されたり、相手のやり方を指図されて
イライラする息子の気持ちが、よくわかってしまうのです。



わたしは基本的には、息子の工作はほったらかし。
「できた!」と持ってきたものに対しても、
「ふ~ん、素晴らしい!」と感想を述べて、ちょっと「もっとこうしたら?」「次回はここを工夫すれば?」と言うだけです。
確かにそれだと、
「新しいやり方」も覚えないし、作品自体もなかなかグレードアップしないのも、事実。


どうせ作るなら、作品の質を向上させるべき?
それとも、そんなことは興味があればあとからついてくることで、
ただ「楽しい」気持ちがあればいい?


永遠に相いれない部分であるなぁ
と、秘かにイライラしつつ、
ま、バランスを取りつつ いいものを楽しく作れるようになったらいいかな!
と 虫のいい期待もする母です(笑)。







by patofsilverbush | 2016-11-21 10:41 | 子育て

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by anne