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卒業シーズン

年に3回ほどまわってくる、通学路の朝の旗振り当番。
今年度の最後の順番で立っていると、
いつも おばあちゃんと一緒の6年生の男の子がやってきました。

お友達と一緒のときもあるのだけれど、
そんなときは おばあちゃんは後ろに付き添って。
うちの子も2年生の途中までは、「学校までついてきて~」のタイプだったので、
そのおばあちゃんとも顔なじみなのですが、
おばあちゃんであるだけに、親よりずっと、お孫さんへの心配りが細やかなのでしょうね^-^

入学してからしばらくの、「うちの子、大丈夫かしら?」という心配な時期も、
2年生にもなって親が送っていくって、他の子は一人でちゃんと行けてるけど?
という新たな心配?の時期も、
朝、通学路で会うとあいさつを交わし、
「大丈夫よ~」
「よそはよそ、うちはうち!」
と 明るく言ってくれた、
同じように学年が上がっても送り迎えしていた何人かの先輩ママたちに、
ずいぶん励まされたっけなぁ。
もちろん、そのおばあちゃんにも。


一学年上なので、息子が入学時には2年生だった彼も、来週には卒業です。
「いよいよですねぇ」
と声をおかけしたら、
「なんだかねぇ。心配だけど、送っていくのも最後だから淋しいわ」
と笑っておられました。

ご近所も6年生が多く、なんだか感慨深いねぇと言ったら、
「来年なんてすぐだよ!」とみんなに笑われてしまったけど、
実感としてはまだちょっと遠くてね。
幼稚園の頃は、よく家の前で、みんなで遊ばせたりしていたけれど、
そうか4月からは制服かぁ、と思うと、やっぱり急にお兄さん・お姉さん感が!
「そういえば越してきて、もう10年以上たつんだよね」
「10年分、年取ってるんだよね~こっちは!」
と、最後は自虐笑い話に(笑)。


最近、学校でも卒業式練習が続いているので、
息子が調子っぱずれの「仰げば尊し」を唐突に歌いだすことがありますが、
しみじみ、いい歌ですよね。
息子が通った幼稚園は少人数で、
同じ学年の卒園生は2人だけでした。
「親を泣かせてやるぞ」感のまったくない、シンプルな、子供主体の卒園式でしたが、
とはいえ、やはり厳かな、さわやかできりっとした旅立ちの空気があり、
例のシンプルな
♫いーつのーことーだかー おもいだしてごーらんー
という歌に、涙腺がやられました。
あの歌で泣かない人っている?



小学校に入学するときの「うちの子大丈夫かしら」的心配は、
過ぎてしまえばあっというまに、
中学入学を前に またもや新しく「うちの子大丈夫かしら」と思う。
とりあえず来年、いろいろ教えてくれる先輩方がいてよかったと思う、春今日この頃。









by patofsilverbush | 2017-03-11 13:46 | 子育て

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by anne