自分の意見を持つ

もともと、政治などまったく興味なかったわたしが、
まがりなりにも「台風がくるらしいから期日前投票してこよう!」なんて思うようになったのは、
受洗前にも、受洗後にも、
お勉強を教えていただいていたシスターのおかげです。
受洗前には「キリスト教とはなんぞや」を教えていただきましたが、
受洗してからも、聖書を読みつつ日々のあれやこれやを「わかちあう」時間を
継続して作っていただいていました。
聖書やキリストに関わらず、なんでも話題になるわたしたちの会話の中には
子育てや死、子供の頃の思い出、などなどが散りばめられ、
政治の話はそのひとつでもありました。

といっても、
シスターに教わったのは政治についてではなくて(笑)
知らないですましていることや、自分の意見がないということは、
それについて会話すらできない、
ということです。


興味をもって、ニュースを見ること
わからない、なりに、今起きていることについて、自分の考えを持つこと。
詳しく知りたければインターネットというものもある時代です。
物事について、
とにかく自分なりの意見を持つことの大切さを、わたしはシスターに教わりました。
あたりまえみたいなことだけれど、
自分に興味のないジャンルに関して、
人って「わからないから」という言い訳のもとに、
無知のままでいることが多いんじゃないかな。

ファウストじゃないけれど、この世の「すべて」を知ることはむずかしい。
けれど、
せめて自分の身の回りで起きていること、
自分に関係のあることくらいは、
自分の意見を持っていたい、と思うようになった。


民主国家といわれる日本だけれど、
上から与えられたものを「はい」と受け取るだけの国民性。
富国強兵・軍国主義も、
民主主義も、
自分たちで主張し、勝ち取ったことは、歴史上ないのではないでしょうか。
それが果たして、真の民主主義といえるのか・・・。


誰か、上に立つ人がどうにかしてくれる、
と思うのはやめて、まずは自分の意見を持つこと。
(そのためには、対象を「知ろう」とすること)
政治についても子育てについても、そして「自分」というものを知る上でも、
それが何より大切なことだと思うようになりました。
今だって、政治に詳しくなったわけではないけれど、
とりあえず、意見はもってる!ってことが、きっと大事!




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# by patofsilverbush | 2017-10-20 16:00 | | Trackback | Comments(0)

ヴィオロンか楽隊か、はたまた鹿か

地平線をたどって
一列の楽隊が ぐずぐず していた

そのために
三日もつづいて雨降りだ            尾形亀之助




ヴィオロンの溜息どころか、一列の楽隊の演奏も佳境に入ってまいりました。
もう雨降りも五日目ですよ、亀之助さん!

真っ赤に燃えたストーブの芯があたたかそうです。

しっとりと侘びた木々の葉や
香りたつ紅茶の きりりとした赤。
楽隊の奏でる音色と共に、今、深まりゆく秋の気配を
目で、耳で、全身で、感じとる雨の日。
やっぱりヴィオロンの震えるようなため息や 奥山になく鹿の声のほうが
秋のもの悲しさにはしっくりくるでしょうか(笑)。




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# by patofsilverbush | 2017-10-17 08:40 | Trackback | Comments(0)

冷たい雨ですので

長野から帰宅したのは夏のような強い日差しの中、
暑い暑いと言いながら駅からの道を歩いた、
あれはほんの1週間前。
「週末は寒くなりますよ」という予報に、翌日、念のためにとストーブを出し、
「もう出したの!?早くない?」と息子にびっくりされたのですが、
この週末から使い始めていますよ!出しておいて正解でした。

今朝の空気のなんて冷たいこと!
そしてもう4日目になるこの雨の、飽きもせずによく降り続くこと!
みなさま どうぞあたたかくして 体調にお気をつけてお過ごしくださいませね。
新しい1週間の始まり。
よいことがありますように!




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# by patofsilverbush | 2017-10-16 08:54 | 季節 | Trackback | Comments(0)

優雅さ

テレビに映った、ジムで運動している人々の映像を
「日々の鍛錬で、あんな動きができるなんてすごいなぁ」とぼんやり見ていましたが、
ふと気づきました。
バレエをやっていた頃は、
「日々の鍛錬」で今よりずっと柔軟性もあり、
今となっては考えられないような動きができていたけれど、
当時はもっともっと自由に体が動いたら!!!と思っていたのではなかったかと!

Aができれば、その先のBができるようになりたいと思い、
Bができるようになれば、今まで見えもしなかったCということも見えてくる。
どんなふうに「鍛え」ても、実は果てのないことなのです(笑)。


とはいえ・・・
もちろん、柔軟性と筋肉のバランスを兼ね備えたしなやかな身体があれば、
日々の動きはずっとスムーズに、
優雅に、美しくなるわけで。
ああ、鍛錬しようかなぁ!
などと 珍しく考えた、ある夕べでした。
とりあえず、麗しい叶姉妹のように椅子に腰かけてみようかと!
優雅な言動の人になろう!
と、目標宣言いたします(笑)。

突如寒くなりましたが・・・・
よい週末をお過ごしくださいませ。







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# by patofsilverbush | 2017-10-14 09:15 | 生活 | Trackback | Comments(0)

赤いリップ

廊下から居室へ顔をのぞかせたとき、
わたしの顔を見たとたん、涙を隠すために毛布に顔を隠した祖母は、
わたしのつけていた赤いリップに涙したのではないかと思うのです。

「やっぱり若い人は、赤い口紅つけてるのね」
寝ていた枕元に近寄ったとき、
そう言って私の顔を見つめたから。

グループホームで入居しているのは ご高齢の方ばかり、
介護士さんや調理師さんはいるものの、
もしかしたら華やかな色彩はあまりないものだったかもしれないし、
その赤いリップや、
着ていた紅葉のような茶オレンジ色のニットは、
祖母の目に、とても華やかに映ったのかもしれません。
そしてそれは、
ずっと東京で暮らしていた祖母が、
「こんな田舎」へ「連れてこられて」失くしてしまったと思っている、
若さや、なんでも自分でできる身体や、お買い物の楽しみなんかを
思い出させたのかもしれません。


毎日ご飯が食べられること、
誰かのためにちょっとしたことをしてあげられること
誰かが自分のために、何かしてくれること。
お天気がいいことや、いっぱいのお茶がしみじみ美味しいこと。
季節がうつろうこと。
幸せに生きることはとても簡単なことですが、
祖母にとっては「幸せ」な気持ちはもう、どこにあるかさえわからないみたい。
それは認知のせいではなくて、
いつも誇りであった若々しい外見が、高齢のせいで失われたと思っていること、
東京でない場所に住まざるを得ないことや
華やかな場所へお出かけすることのかなわない状況が、
ただただ許せなく、不幸なのだと思います。
そして「自分は不幸なのだ」と思っていたいのだと思います。


ハピネスは自分の心からしか生まれないので、
祖母が不幸を嘆いても、誰もなにもしてあげられない。
魔法使いではないので若返らせることはできないし、
どこかへ連れて行ってげることはできても、楽しいと思うかどうかは
祖母次第。
そして周りの人が何を「してあげ」ても、
祖母が楽しい、ありがとうと思うことはないのでした。
それが彼女が幸せでないことの、一番の理由なんじゃないかな。


祖母とはいえ、子供の頃から孫をかわいがるタイプの人ではなかったので、
わたしにとっては便宜上「おばあちゃん」とは呼んでいるものの、
だいぶん心の距離の遠い人です。
わたしが行くことで、喜ぶかどうかもよくわかりませんでしたが、
たぶん、喜んでくれたようなのでよかったと思います。
何もしてあげられませんが、
あかるい気分になってもらいたくて、意識してつけた赤いリップや明るい色の服が、
もしかしたらおもてなしになったかもしれません。






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# by patofsilverbush | 2017-10-13 15:17 | | Trackback | Comments(0)

遊ぶのは楽し♪

雨で始まった連休でしたが、きのうと今日は、
お日様に恵まれたお出かけ日和となりましたね。

我が家は夫の仕事がシフト制なので、
カレンダーの連休・祝日・土曜・日曜はまるで無関係。
学校通いの息子とは、連休はほぼ合わないので、
家族でお出かけってほとんど不可能です。

というわけで私と息子と二人で、長野の両親宅へ遊びに行ってきました。
新幹線に乗ってしまえば大宮から1時間。あっというまに信州へ♪

当地のグループホームに入居している祖母にも、久しぶりに会いに行ってきました。
認知症なので、わたしのことがわかるかな?と思いましたが、
顔を見た瞬間、
毛布に顔を埋めて涙を隠すほど、喜んでくれたようなのでよかったです。


きのうは木曽へ。
母が使っているのと同じ、漆器のどんぶりがほしいなぁと思っていたので、
お買い物できて満足♡
遊びに行くって楽しいですね!
帰宅するのもまた楽し。
珍しく遊びに出かけた連休でした。
みなさまはどんな週末をお過ごしでしたか??

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# by patofsilverbush | 2017-10-09 16:30 | 生活 | Trackback | Comments(0)

日々のあれこれを綴ります


by anne
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