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主の祈り 

天国、というと、どんな場所を想像しますか?

今年に入ってから、free birdsのアン・クラスは、
ずーっと8章で止まっています。

アンを引き取ることに決めたマリラ。
前日に聞いた、アンの神学への無関心っぷりに、
なにをおいてもまずは、「正しい」お祈りの仕方をアンに教えなければ!と決心します。

マリラが教えようとしているお祈りの文句は、
「主の祈り」と呼ばれるもの。
カトリックのミサの中でも、毎週唱えている、
イエスが弟子たちに教えたお祈りです。

『天におられる私たちの父よ、
み名が聖とされますように。み国がきますように。
み心が、天に行われる通り、地にも行われますように。
わたしたちの日ごとの糧を 今日もお与えください。
わたしたちの罪をお許しください、わたしたちも 人を許します。
わたしたちを誘惑に陥らせず、悪からお救い下さい』

死んでから魂が昇ってゆく、素晴らしい場所。が、天国。
というイメージですが、
このお祈りの中では、神様のいらっしゃる世界が、この地上からはじまってゆきますように、
と祈ります。
この、わたしたちが生きる現実の世界が、「天の国」のように素晴らしいものとなるために、
わたしたちを導き、わたしたちがこの場で何をなすべきか教えてください、
という祈り。
つまり、神頼み、他力本願の祈りではなく、
素晴らしい世界に、わたしたちがしてゆけるよう、一人一人ができることをしなければならない、
ということです。

キリスト教の勉強を始めたころ、このことを知って、
今までの「宗教=神頼み」と思っていた自分の浅はかさに愕然。

日ごとの糧は単に食べるものだけのことではなく、
私たちが幸福に日常を過ごすために必要な、すべてのこと・・・
平和や、笑い、睡眠、健康、希望や幸福など、あらゆることを含みます。

日本人に一番なじまないのは 「罪」という言葉かと思いますが、
これはいわゆる「犯罪」のことではなく(もちろん、犯罪はダメですが)、
ちょっとした嘘や、人を傷つけてしまった言葉、自分の心をごまかすこと、
みて見ぬふりをしてしまうなど、良心にそむいてすべきことを怠ってしまうこと、
などなど
日常的に「あ~やっちゃった!」と思うことをさします。

神様の前でいい格好をする必要はなく、
「あ~やっちゃった!失敗!」ということも
「子供を叱りすぎちゃった・・・」と落ち込む自分も
「いらいらして八つ当たりしたくなっちゃう!」なんていう日も、
神様はどんなわたしたちも、愛して、大丈夫だよと受け入れて下さる
だから 、
ありのままの自分が認められているように、
わたしたちも ありのままに相手を、
許すというより、受け入れられるといいですよね(ああ、難しい!)。

悪いことや、自分の欲に負けないように、
際限なく落ち込んでしまって、自分を過小評価してしまわないように、
自分のエゴを振りかざしたりしないように、
と、
最後は加護を願います。


ただ漠然と唱えてしまうと、ふうん・・・という祈りの言葉。
ひとつひとつ、そこには深い意味があり、
自分の心と照らし合わせると、
その意味はまた 祈る人一人ひとりによって まったく違ったものになってくるかもしれません。

わたしたちが幸福に生きるために必要なことは、
目に見える物質的なものだけではないんだなぁ
と、ミサの中で唱えるたびに、その言葉をかみしめるのです。

でも、日常の中で神様と親しく会話を交わすのには、
やはりアン式のお祈りが一番です。
感謝も喜びも、怒りも悲しみも悩みも、
あらゆる自分の感情を神様にお返しし、
神様がいいようにおはからい下さると信頼することが、一番のお祈りではないかと思います。

皆さんが考える天国のようにいい国、とは、
どんな場所でしょうか?
そのために、わたしたちはどんなことができるでしょうか?
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by patofsilverbush | 2014-02-28 15:53 | ferrbirds赤毛のアン | Trackback | Comments(0)

お知らせ 来月のfree birds

こんにちは。
来月のfree birds日程のお知らせです。

3月13日(木)
10:00~ストレッチ・クラス
12:30~アン・クラス

参加費500円

お昼を挟んでご参加下さる方は、
お手数ですがお弁当をご持参下さいませ。

ストレッチはいつも通り、身体をゆるやかに伸ばすことと、
軽いバーレッスン。
同じ動きを繰り返すことで、身体と脳の回路がつながってゆきます。

アンは、ちっとも進まない(笑)第8章の続きから。

時間を取って、ふだんは意識しない、
もしくはさっと通り過ぎてしまうだけの 心と身体の動きに、
ご一緒に目を向けてみませんか?
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by patofsilverbush | 2014-02-28 15:09 | Trackback | Comments(0)

春ひと日

おはようございます!
今日は4月なみのあたたかさになるそうです。

洗濯物を干していたら、雲雀の歌声が聞こえました。
春だなぁ。すてき。
いろいろあっても、うきうきと心が弾みます。


明日からはまた寒くなるようですが、
今日の春を楽しみましょう。

素敵な一日となりますように。
楽しい一日をお過ごしくださいませ。
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by patofsilverbush | 2014-02-28 08:33 | 季節 | Trackback | Comments(0)

本日のジャム

ちくちくの合間に、ジャム作り。

今日は冷凍してあった、自家製ブルーベリーで。
皮むきもなくて、らくちんです。

母が作る
アンズやいちじく。
秋につくった林檎。

ヨーグルトやスコーンに欠かせない、毎朝のお楽しみです。

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by patofsilverbush | 2014-02-27 14:01 | 生活 | Trackback | Comments(0)

ニンニ

テレビで柳沢慎吾さんがお話しているのを、見ていた息子が一言。
「この人、しゃべりすぎじゃない?」

ええ!? あんたがそれを言う?
同じくらい、しゃべってるよ、と言っても、まさか と信じません。
自覚のなさに 母、驚愕!



ムーミン・シリーズの短編『ムーミン谷の仲間たち』の中に、
『目に見えない子』というお話があります。

一緒に住んでいたおばさんに、毎日毎日「冷たい皮肉」を言われて、
だんだん姿が見えなくなってしまった、ニンニという女の子が、
ムーミン家に連れられてきます。
やさしいムーミン一家と暮らすうちに、足の先から、スカート、首に付けた鈴・・・と、
だんだん見えるようになってきたニンニですが、お顔がなかなか見えてきません。
飛んだり跳ねたり笑ったりもしない、自分から遊びを楽しむ心のないニンニに、
ムーミントロールとミィはがっかり。
「この子は遊ぶこともできないんだ」
「この人はおこることもできないんだわ」

ムーミンほど優しくないミィは、
「あんたには命ってもんがないの?鼻をぴしゃんとぶたれたいの?」
などと言ったあげくに、
そんなことを言われてさえ無反応な彼女に、
「たたかうってことをおぼえないうちは、あんたには自分のお顔は持てません」
と言い放ちます。
うーん、シビア!


子どもの素顔をそのまま愛すること、見守ること、時に成長を促すこと。
ムーミンママの優しさと、ミィの厳しさは、両方とも必要なことなのですが、
そのバランスを取るのは容易ではありません。
途方に暮れることも、泣きたくなることも、しばしば。

ニンニが自分で覚えなければならないこともあり、それを教えてあげることは、誰にもできないからです。
自分に必要なことはなにか、自覚すること
頑張る力
頑張り通す力
心意気というような気持ちは、理屈や説明では教えられない。


どうしたらいいのか思い迷うと、この話を思い出します。
この言い方では、お顔が見えなくなってしまうだろうか?と。


物語の最後。
ママにいたずらをしかけようと思ったパパから、ママを守るべく、
ニンニはパパをのしっぽに噛みつきました。
小さな、怒った顔が見えたのです!

その人の心を動かす出来事。
それはその人だけのタイミングで、訪れるものなんですよね。

ついつい焦ってしまう、わたしの心を、私自身どうにかしないといけません。

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by patofsilverbush | 2014-02-27 09:21 | 子育て | Trackback | Comments(0)

指の力(free birds

先日のfree birdsご参加くださりありがとうございました。

午前中のストレッチでは、みなさま、ご自分の身体の動きをすごく意識して下さり、
教える立場とは言えゆるゆるなわたしは、
すごいな~!
と感動しきりです。

ふだん使っていない筋肉を使っているので、翌日、軽い筋肉痛にはなったりもしますが、
筋トレをする!身体を鍛える!
というよりは、
ふだん無意識に縮んでしまっている身体を、きもちよく伸ばしてあげたり、
自分の癖に気付くことで、日常生活の中で気をつけられることもある ということに、
気づけたらいいなと思います。

痩せるための運動、というより、
身体の声を聞くのが目的。

身体を、思ったとおり、自由に動かせるのは、気持がいいこと。
そのためのストレッチであり、
そのためには、
多少筋肉を鍛えることも、必要です。



ところで先日は、足の指について盛り上がりまして。

足を投げ出して座って、
まず 足の指をきゅぅっと縮めたり、伸ばしたり、開いたり・・・
していくのですが、
「指が自由自在には動かない!」という話になり。

最近、浮足といって、靴の中で指が浮いている状態の方がとても多い、
という話を聞いたことがあります。
指でぎゅっと地面をつかんでいないために、安定が悪くなり、
バランスを保とうとして前かがみになってしまったり(→猫背に)、
足腰に負担がかかってしまったり(→腰痛に)、
という方が、増えているのだそうです。

原因はハイヒールだそうですが、
そうでなくても、
確かにあまり意識しない部分ではありますよね。

指で地面をつかむように立つ・歩くこと、と、
骨盤を立てると、自然と姿勢が良くなること。
身体は、一部分がそれぞれ独立しているわけではなく、全身つながって機能しているんだと、
みなさんのお話の中から、体感いたしました。

足指じゃんけん、おためしあれ!
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by patofsilverbush | 2014-02-26 12:14 | freebirdsストレッチ | Trackback | Comments(0)

アンの花飾り

粗末なつんつるてんのお洋服を着て、
孤児院からグリーンゲイブルズへやってきたアン。
新しい服を作ってくれたマリラですが、
期待していたような、憧れのパフスリーブではなく、
フリルも何もないシンプルなドレスに アンはがっかり。
新しく用意してくれた帽子にも飾りっけはなく、
アンは道端でつんだ花を「ごてごてと」帽子に飾り付けて、
初めての日曜学校へ行ってしまいます。


女の子なら、なんだかわかりますよね、その気持ち。
作者のモードは、
みんなが前髪を切り下げているのに、自分ひとりだけ おうちの人が許してくれず、
うらやましくも憧れていたそうです。

そのアンの花飾りをイメージして、
思い切り華やかなお花を刺繍してみました。
アンが好きなピンクのバラや、マーガレット、谷間の百合(すずらん)、バターカップ、
水仙に勿忘草に、ブラックアイドスーザン・・・
モンゴメリ小説に登場する、数々のお花を散りばめて。

暖かくなってきました。
花粉に負けず、木の芽時の体調を整えられたらと思います。
皆さまも、どうぞご自愛くださいませ。


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by patofsilverbush | 2014-02-26 11:44 | ferrbirds赤毛のアン | Trackback | Comments(0)

秘密の花園

刺繍にとりかかると、ついつい熱中してしまいます。
エコノミー症候群になるのでは!?と本気で心配になり(笑)、
きのうはしぶしぶ、庭木の剪定をば。
さっさとやっていれば、そんなに大変なことにはならないはずなのに、
ほったらかしてあるので、いざ始めるとなるともう・・・!
手が引っかき傷だらけです。

今日は久しぶりに近所をお散歩しました。

雪はもうほとんどないのですが、
日陰の畑はこの通り、とても綺麗!

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日は暖かいのですが、風が冷たく、
『秘密の花園』のワンシーンを思い出しました。


インドで生まれ育ったイギリス人少女メアリーは、両親をコレラで亡くし、
伯父さんと暮らすために、イギリスの古いお屋敷へ連れてこられました。
百に近いお部屋がある、大きな屋敷に住んでいるのは、
留守がちで人嫌いの伯父さんだけ。
メアリーは女中のマーサに、
伯父さんが鍵をかけてしまった秘密のお庭が、園庭の中にあるはずだと聞かされます。
そのお庭はどこにあるのだろう?
どんなお庭なのかしら?

メアリーがミッセルスウェイトのお屋敷へやってきたのは、
冬の終わり。
暑いインドからやってきたメアリーの目には、枯れた荒野は
何もない退屈な原っぱに見えます。
遊ぶ人もなく、部屋にいてもすることのないメアリーは、
仕方なく庭へ出てゆきます。
「ヒースの上を吹いてくるあらっぽい新鮮な空気をいっぱい吸い込むと、
彼女の肺の中には、そのやせたからだ全体が丈夫になるようなものがみなぎって、
その頬にはいくぶん赤い色がさし、曇った眼の色も明るくなるのだった」

やせっぽちで、いじわるそうな顔つきをした、感じの悪い少女メアリーは、
やがて訪れる春とともに、
心も顔つきも、変化してゆきます。

冬から、輝かしい春へと季節が移り変わってゆく物語。
清々しい荒野からの風に、読んでいるほうの心も、軽くなってゆくみたい。

春はもうじき。
待ち遠しいですね。

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by patofsilverbush | 2014-02-20 14:06 | 本・映画 | Trackback | Comments(0)

久しぶりに・・・

先日、
母と電話している最中に、
久しぶりに窓辺のオルゴールが鳴りだしました。

ソファーに寝転がっているパートナー氏とおしゃべりしている息子がいて、
テレビはつけっぱなしで、
電話ごしに、大雪の近況報告で盛り上がっている母とわたし。

いろ~んな音がしている中で、
オルゴールの音までくわわって。

メロディを奏でる、というほど鳴るわけではないのですが、
その音に息子も振り向いてながめていたくらい。

なんだか騒々しいけれど 楽しい一家だんらんに、天使か妖精が喜んだようです♪


写真は
全然関係ないけれど、落花生ちゃんたち。
皮むきの手伝いをしてくれた息子と、「かわいいね~」と盛り上がったので、
記念にパチリ。
なんの記念?
一緒にのんびり、皮むきをした午後の、やさしい記念です。


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by patofsilverbush | 2014-02-19 09:13 | その他 | Trackback | Comments(0)

気配

ふだんはガスストーブを使っていますが、
一人でいるときには、石油ストーブをつけています。

オール電化、いいなぁ。
と思っていましたが、実のところ、
ガスの調理台も、石油ストーブも大好きなのでした。
かまどがあって、荒神様を祀っていた名残ですかね(って、いつの時代の話やら?)。

ファンやモーターなど、機械的な音が全然しないので、
部屋がものすごく静かです。

遠距離婚約時代をすごしていたアンは、ギルバートに長い手紙を書き送っています。
「小さな、むっくりこえた、卵型の薪ストーブ」の前に座り、
「小さな炉辺に足を乗せ、膝の上であなたへの手紙を書いています」


テレビもラジオもCDデッキもない時代、
部屋の中に聴こえるものといえば、薪のはぜる音だけ、
だからこそアンは、こう続けるのでしょう。
「今夜は雪になりそうです。あたしは雪になりそうな晩が好きです。
風が吹き荒み、あたしの居心地よい部屋をいっそう居心地よくしています」


部屋の中が静かだと、外の気配に敏感になりますね。
風の音。晴れや雨や雪、天候によって変わってゆく空気の肌触り。



どうせストーブをつけているので、午前中は小豆を煮ていました。
おなべの中から、ことこと かすかに聞こえてくる音。
お豆の気配に少しだけ心を配りながら、手紙ではなく刺繍の続きを。

静寂は最良の友です。

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そろそろお湯が湧く気配。
お茶の時間にいたしましょう。
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by patofsilverbush | 2014-02-17 14:53 | 季節 | Trackback | Comments(0)

日々のあれこれを綴ります


by anne
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