<   2014年 05月 ( 19 )   > この月の画像一覧

人生はチョコレートの箱

高校生の時、(たぶん)保健体育の授業で、
「将来の計画表」みたいなものを書かされたのを覚えています。
何歳でどんな職について、何歳で結婚して、何歳で出産して・・・
と、夢や希望?を書いて提出するものでしたが、
当時、
高校を卒業しても、バレエを気がすむまで続けよう
と、非現実的な方向へ進路を定めていたわたしにとっては、
困惑しきりな課題でした。

だってバレエを続けるなら、経済的に進学は無理、
練習優先だから就職も無理、
かといってプロのダンサーになれるほどの才能はないことは、本人 重々承知いたしております・・・
ゆえに、特別な希望も計画もあるわけがなく。
何歳まで続けたら気がすむのかなんて、計画できるわけもなし!

ということで、結局、将来設計なんて立てられませんとだけ書いて、
白紙で提出いたしました(笑)。

なんとまあ、とも思いますが、
実のところ、今でも、人生に「思い通り」や「計画」という言葉はないと思っています。


時々、不妊治療をされている方や、帝王切開で出産した方が抱える心の闇を特集した番組を、
ちらりと見ることがあります。
周りからの偏見の言葉や、何気なく放ったひと言に深く傷ついた経験、
たぶん どんな人にでもあるのではないでしょうか。
わたしにだってあります。
「まだ子供できないの?」という言葉。
友達から送られてくる、子供の写真をつかった年賀状にさえ、気持がゆれることもあったし、
出産してからだって、
「一人っ子なの?かわいそうよ~」という言葉。
「結婚はまだ?」「(帝王切開したから)産みの苦しみを知らないのね」などなどの、
何気ない、悪気もない、あいさつ代わりに口にされる これらの言葉が、
どんなに人を傷つけることか。

もちろんそれは、
「子供がいないと、女としてダメですか?」という気持ちや、
「一人っ子じゃ本当にかわいそうなの?」という気持ちが、
わたしのほうにあったから、傷ついたわけですけれども。

特別 そうしたいわけじゃないけれど
周りに何か言われるのはイヤ

というような気持ちを手放したら、なにか言われてもまったく気にならなくなりました。

そもそも、
子供もそんなに好きではないし。
一人いれば十分だし。
というのが、わたしの本音です(笑)。それを素直にみとめただけ。




その一方、番組に寄せられる当事者の方の意見に、
「自分の思い通りにならない」ことに傷ついている
というものが多いことにも、わたしはちょっと驚かされます。


仕事を優先して生きてきたけれど、自分が計画していた年齢の通りに子供ができない。
思い描いていた出産(家族に見守られながらの自然分娩)ではなく、
急きょ、帝王切開になってしまったことによって、
その後の何もかもにけちをつけたくなる。


わからなくもないけれど、
そんなに、人生が思い通りになると信じていたなんて、すごいなぁと思う。

人生なんて、わからないことだらけです。
信じられないような出来事が、善きにつけ悪しけにつけ、起こることもある。
だからおもしろい!と言えるほど、強い性格ではないのが残念なのですが(笑)、
自分が思っていたよりもずっとずっと素敵なことが、やってくるときもあるでしょう。

とにかく、
より素晴らしくなるために、あらゆるものがやってくる ということだけ信じて、
全力でやってくる出来事に取り組めたらベスト!
取り組んでいるときには 素晴らしくなるだなんて思えない としても、
振り返った時にきっと意味があったと思えるはずだと、
なにも確固たる考えのなかった高校生の時よりは強く、今は思います。


タイトルは、映画「フォレスト・ガンプ」より。
いろんな種類のチョコレートが、きれいに詰められた、わくわくするような箱。
「(チョコレートの)中身は、食べてみるまでわからない」


半分受け身、半分行動的に。

夢や希望や期待も いっぱいありますが、
思い描いていたものがやってこなくても、がっかりすることはないのです。
自分が思っていることなんてちっぽけなこと。
もっと美味しいチョコレートが 箱にはいっぱい入っているのですから。
[PR]
by patofsilverbush | 2014-05-30 09:17 | 生活 | Trackback | Comments(2)

初!AKB

先日の教会でのバザーのこと。
青空のもと、屋台の美味しいものを食しているところへ、
「『恋するフォーチューンクッキー』を余興で踊るから、参加して」
と、お顔なじみになった方からのお誘いが。
なに、AKB!?
見たことないし、曲すらよく知らないし、個別認識なんて、元素記号くらいむずかしい・・・
なんてことが頭をよぎりましたが、
ええ、踊りましたとも!
始まる5分前に振りをおそわり、見よう見まねでAKB初体験です(笑)。


引っ込み思案だし 出不精だし、
『若草物語』のジョーくらい非社交的だし、
みんなでワイワイ何かをするのも苦手だし、家に引きこもっているのも大好きですが、
息子が幼稚園に入るのをきっかけに、
「心をオープンに!」というテーマを、自分に課すことにしました。
心を閉じてしまって、一人の世界に閉じこもっていることのないように。
これから社会に出てゆく息子のためにも、めんどくさいけど(笑)頑張るか~と
わたしとしては一念発起です!

誘われたら参加してみる
という、ただそれだけのことですが、
少人数の幼稚園だったこともあり、みんな仲良しで、
いろんな話をしたり、素敵な出会いや楽しい経験、
その後の人生や生活が変わってしまったようなできごとも、
たくさんありました。



そんな、「外に出る」体験を経て、
今はまたちょっと違う心境になったかな。

心をオープンにしていれば、必要な経験はやってくる ということ。
やってくることを恐れず、オープンになろう。
たとえばぶっつけでAKBを踊ること(楽しかったですけど♡)。


受け身の姿勢のようですが、
「外に出ること」と「心がオープンである」ことの違いが、ようやく少しだけ、
わかってきたような気もします。
[PR]
by patofsilverbush | 2014-05-29 08:55 | | Trackback | Comments(0)

物を作るということ

今年はPTAのソーイング係になったので、
バザー用に、「フェルトで作るマスコット」の試作を始めました。
フェルトなんて触ったのは、小学生以来かな~。なんだか懐かしい素材です。

作ったものを販売することをすすめてくれたのは、ご近所に住む、
ソーイングがとっても上手な方でした。
ご一緒に、手作り作家さんたちのあつまるサークルの催す販売イベントに
数回、出品させていただいていました。
みんなプロ!?と思うほど上手で、物づくりが大好き!な方たちばかりだったのですが、
やはり商売、売れ筋のものと、いわゆる売れ筋でないものとはあり、
とても良心的な金額とはいえ、出品料もかかることですし、
「売れそうなものを、大量に作らないと、赤字になっちゃう!」的な心配が、
なんともわたしには向いていないなぁ・・・
と、一年ほどで、出品するのはやめにしました。

だってそんなことを考えていたら、作るのが楽しくないしね。
それに、ハンドメイドなのに、「売れそうなものをたくさん作る」ことも、
わたし的には好きではなかった。

今は年に2回、知り合いの方がひらかれるガレージセールに出させていただいているわけですが、
こじんまりとした、ご自宅のお店らしく、
のんびりと和気あいあいで、お友達とご一緒にお店を楽しんでいらっしゃる雰囲気が大好きで、
何より、
「好きなものを好きなように作ってok!」というのがね、
作り手としても楽しくて、
それを手にとっていただけたり、そのうえお金を払ってお求めいただけるなんて、
それはもう作り手冥利に尽きるわけです。

というところで、バザー。
こちらもやはり「売れそうなもの」(ポケモンとか、なんとかかんとかのキャラクター的な?)を
考えつつ、作らなくてはいけないわけで、
正直、う~ん・・・というところです。
が、やっぱり仕事ではないのだしね。
自分が楽しく作れそうなものを模索中。
わがままかなぁ。
どうでしょうか。
[PR]
by patofsilverbush | 2014-05-28 08:41 | 生活 | Trackback | Comments(0)

頼もしくなったね

今朝は土砂降りの雨。

ざあざあ降りの日にはいつも思うことですが、
こういうとき、免許を持っていれば、
子供やパートナー氏を、学校や駅まで送り迎えできるのになぁ。
と思いつつ、免許をとらないわたしって・・・。
ま、雨が降ったからって、自力でどこへでも行かれるような子になってくれないと、
困りますからね(笑)。

そういえば、母の友人が 50歳を過ぎてから免許を取ったのですが(すごい!)
教習所時代、
「今日は雨なのでキャンセルします」と電話をしたところ、
「雨の日こそ、車に乗りたくなるものですよ」
と言われたとか。
確かにそうですね!

さて。
今朝はたまたまパートナー氏が家にいたので、
やや風邪気味な息子のために、学校まで車に乗せてやって、とお願いしたのですが、
当の本人は、
「え~、いいよ。一人で行けますよ」と。
「すごい雨だけど、大丈夫?」
「大丈夫だよ、男の子なんだから」

え~、男の子って・・・なんだか頼もしい!

一年生のときは、「いやだな~なんでママは免許持ってないの~」とぐだぐだ言われたものですが、
三年生ともなると、お兄さんになるものなんだなあ。

無免許の母のおかげで、どこへ行くにも歩いて駅へ、その先は電車で
外出するのが当り前の我が息子。
母のおかげでたくましく育つことでしょう(笑)。













[PR]
by patofsilverbush | 2014-05-21 09:17 | 子育て | Trackback | Comments(0)

ありがとうございます!

先日のガレージセール、
足をお運びくださったみなさま、ありがとうございました。

18,19日と二日間の開催でしたが、
お天気にも恵まれ、
地図を片手に、オープンガーデンを楽しまれたいる方をたくさんお見かけしました。

作ったものを手に取って頂ける幸せ、
薔薇の花になって歌いたいような気分です!


『摘めるうちに薔薇を摘め』
あちこちのお庭から、薔薇の花がこぼれんばかり。

本当に、
どうもありがとうございました。
[PR]
by patofsilverbush | 2014-05-21 08:54 | その他 | Trackback | Comments(0)

素敵な目覚め・・・のはずですが

今朝、
かなり早い時刻に、小鳥の歌声で目を覚ましました。

どこかすぐ近くにいるらしく、
声高らかに、
15分ほどもさえずっていました。

全世界に向かって、はるかかなたの妖精の国の物語をうたっているよう!

なんて、まだ眠たい頭で ぼんやりとその歌声をきいていたのですが。

息子いわく。
「朝早く、鳥に起こされてさ~
うるさいなぁと思って、ママが窓を閉めてくれないかな~って思ってたんだ~」

うーん、目が覚めてることには気がついていたのですが、
そんなことを考えていたとは・・・。

アンデルセンにも、宮沢賢治にもなれそうもないわ~。
残念!
[PR]
by patofsilverbush | 2014-05-20 09:00 | 生活 | Trackback | Comments(0)

聖イシドロ農夫

カトリックには、聖人方を記念する日がたくさんあります。


明日15日は聖イシドロ農夫の記念日。
わたしの守護聖人になっていただいた方です。

カトリックでは洗礼の時に、洗礼名をつけます。
諸聖人や天使からお名前をいただいて、特別の加護と守護とを願うのです。
ふだん、そんな横文字の名前で呼び合うわけではないのですが(笑)、
「どんな名前にする?」とシスターに聞かれた時、
なんだかロマンチック!と、アンのように わくわくしたものでした。

しかし・・・
どんな名前と言われても、諸聖人方のお話を聞くにつけ、
自分とはなんの関係もないような、深く、敬虔な信仰をお持ちの方々ばかり。
信仰とはなにかしらと、右も左もさっぱりわからない求道者には、どの方の人生もピンと来ずで。

「誕生日に近い聖人、とかでもいいのよ」
とシスターに教えていただいて、調べている中で出会ったのが、聖イシドロ農夫でした。

古い古い時代の聖人で、もうカトリックの暦にすら、載っていないような方。
シスターにも神父様にも、
「聞いたことないなぁ、どんな人なの?」と聞かれました(笑)。
わざわざ農夫と書かれているのは、もう一人、農夫ではない聖イシドロという方がいらっしゃるからです。
文字通りの農夫、生涯、同じ主人に仕えた小作人だったそうです。

仕事をしないでお祈りをしているので、他の小作人が怒ったところ、
天使がイシドロさんの代わりに働いていたとか、
他の小作人より収穫が多かったとか、
冬、空腹に鳴く小鳥たちのために、
運んでいた荷袋をあけて 小麦やトウモロコシを与えたけれど、
加工場に着いたときには 袋はいっぱいになっていた、とか、
小さな奇跡のエピソードが残されていますが、
わたしが心ひかれたのは、その人生がごくふつうの、ありふれたものであった ということです。

生涯貧しくとも、幸福で、働き、愛を与え、
満ち足りた気持ちのうちに平和な生涯を過ごした方。

多くの人がそうであるように。

何かがなければ幸せではない わけではなく、
何があったからといって幸せ というわけでもなく、
幸せには 目に見える形はなくて、本当に、その人の心の中でしか、感じられないもの。
特別なものばかりを、いつもいつもを求めるのではなく
日常の中で、自分が持っているものに感謝と幸せを感じていられるように、
聖イシドロのお名前をいただきました。


そんな地味な(笑)生涯ですので、その聖性を認められ、列聖されたのも、
死後500年近くたってから。
何か偉大なことを成し遂げた方だけではない、
そんな日常の中の信仰を、神さまは見ていて下さるのだなぁと思います。

それにしても、アンよろしく、なにか素敵な名前にしたいわ~
と思っていたのに、イシドロなどという固い感じの、きわめて男性的なイメージの名前・・・。
「“マリア”をつけると、やわらかい感じになるんじゃない?」というシスター方のアドバイスを受け、
最終的にマリア・イシドロとなりましたが、
実は、
イシドロさんの奥さんのお名前が、マリアさん。
こちらも信仰の深い方で、列福されており、
ともに聖性が認められている唯一のご夫婦なのだそうです。

マリアはもちろん、マリアさまのマリアでもありますので、
総勢3名の方に守護されているという、なんとも贅沢な名前となったのでした。
[PR]
by patofsilverbush | 2014-05-14 11:07 | その他 | Trackback | Comments(0)

ちょっとお知らせ

18日に
知り合いの方がご自宅で開かれるガレージセールに 
作ったものを出させて頂きます。

周辺ではオ-プンガーデンが開催されておりますので、
もしお時間ありましたら、
地図を片手に、美しいお庭を探して歩かれる休日を お楽しみくださいませね!
[PR]
by patofsilverbush | 2014-05-14 10:15 | 生活 | Trackback | Comments(0)

悲しいときに

すごく楽しいことがあったり、
一方で、
すごく悲しいことがあったり。


十字架にかかったイエス様の小さな像が、我が家の窓辺においてあります。
「キリスト教」という言葉を聞いて、多くの方がまっさきに思い浮かべるイメージであろう、
あのお姿。
シスターにいただいたものですが、
わたしははじめ、あのお姿が、とても痛々しくて苦手でした。
だってそうでしょう?
手や足に釘を打たれることを考えただけでも、痛々しくて身ぶるいしてしまいます。

「でもね、自分がつらいとき、十字架にかかったイエス様をみると、
ああ、イエス様も苦しまれたのだな
と思えば、
つらい思いをしているのはわたしだけじゃないって、耐える勇気がいただけるのよ」

と、シスターがおっしゃって、うーんそうか、
と思ったものでした。


悲しみに触れた時、
涙や、憤り、寂しさ、苦しさ、痛み、疑いのなかにあって、
耐える勇気や、
いつもわたしたちに愛をそそいで下さる方がいる、
わたしたちは「ご大切に」されているのだと 信じられる強い気持ちを、
どうぞお与えください。
と、
何かあった時には、やっぱり十字架にかかったイエス様に目をやる自分がいます。


悲しみのさなかにあるすべての方の心の中に、
光が届きますように。
[PR]
by patofsilverbush | 2014-05-10 10:26 | | Trackback | Comments(0)

五月の朝の

「おはようございます。
今日もよいおてんき」


映画『めがね』の中で、
一人で宿に泊まっている主人公(小林聡美さん)が 朝、ふっと目覚めると、
布団のそばににこにこ笑った謎の女性(もたいまさこさん)が座っています。
何が何だか分からずにいる主人公に、
すごく爽やかに挨拶するときの、その女性のセリフ。

おはようございます、今日もよいお天気。


五月は誕生月ということもあって、一年で一番好きな月です。

そして毎年、萩原朔太郎の詩を思い出します。


       
        旅上   
                      萩原朔太郎

   ふらんすへ行きたしと思へども
   ふらんすはあまりに遠し
   せめては新しき背廣をきて
   きままなる旅にいでてみん。
   汽車が山道をゆくとき
   みづいろの窓によりかかって
   われひとりうれしきことをおもはむ
   五月の朝のしののめ
   うら若草のもえいづる心まかせに



いつもこんな気分で、
軽やかに出かけていかれたらいいなぁと思うのです。

実際にどこかへ出かけるときにも、
物理的・具体的な「場所」ではなく、
心の中の、新しい場所へ 出かけるときにも。

ひとり うれしきことを思いながら。
[PR]
by patofsilverbush | 2014-05-08 09:08 | 季節 | Trackback | Comments(0)

日々のあれこれを綴ります


by anne
プロフィールを見る
画像一覧