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ハイドン

『(友人に)ハイドンと聞くと どうしてもフッと笑ってしまうというのがいる。』

有名な作曲家だと、頭ではわかっているのに、
名前を聞くとまず おかしくなるという、そのご友人の
頭の中のハイドンは、

木綿の着物を裾短かに着て、前掛けをかけた、
「ハイどん」という丁稚どん。

『「ハイどん」
と呼ぶと、
「へーい」
実にいい返事が返ってくるような気がするというのである』   (『無名仮名人名簿』より)



向田邦子さんのエッセイがつぼにはまり、
笑いが止まらなくなってしまったところ、
「何笑ってるの?」と息子が。
「ハイドン。知ってる?」と、息も絶え絶えになって(つぼにはまってるから)聞くと、
「はいどん?知らない」と言ったあと、
「はいドン!」
と言った、その息子の、
「ドンマイ!」的ハイドンが、またまたつぼにはまってしまい、
未だに思いだすと、笑いがこみあげてしまいます。



向田邦子さんは、昭和56年、航空機事故で急逝された 脚本家です。
お正月になると必ず放映された、向田さんのドラマを、
毎年楽しみにしていた時期がありました。
昭和56年といえば、わたしはまだ8歳。
お正月のドラマを毎年見ていたのは、
中学生とか、高校生とか、はっきりしませんが、たぶんもっとあとのことですから
今思えば、
原案が向田邦子さん、ということだったのかもしれません。


田中裕子さんと、小林薫さんが、必ず毎回出演されていて、
演出はもちろん、久世光彦さん。
向田さんのドラマの妙味がわかるほど、わたしは大人ではなかったけれど、
とにかく毎年、お正月の楽しみのひとつであったことは確かで、
今、もう一度、
どんなドラマであったのか見てみたいと、心から思うのです。




向田さんの小説を、わたしは恐ろしくて読めません。
嫌いとも言えます。
世の中の、アングラ的「悪」を書いた小説は たくさんあるだろうし、
その手の小説は読みませんが、
向田さんのは、そういうのとは違う。
日常を暮らしている、ごく当たり前の生活を営んでいる人々の、
悪意だと意識すらしない、日常の中の 悪。
誰の心にも潜むもの、
それが「悪」かどうかも気づかないままに持っている、
個人のアングラを、向田さんはさらりと書いてしまう。
だから、恐ろしくて読めないのです。


その代わり、といってはなんですが、
そんな悪の部分も、
あるときは軽妙に、
あるときはしっとりと描いて、
清濁併せ持つのが人間だなと、愛しく思わせてくれるエッセイは、大好きです。

字がぎっしり書いてあるから、というより、
だから向田さんのエッセイは 読むのに時間がかかります。
そんなに小難しい 難解なことが書いてあるわけでもないのに、
エッセイの中の出来事を、
いちいち目の前に浮かべてしまう。
向田さんが、言葉では書かない感情を、感じ取ろうとしてしまう。



安全ピンで、けがをしたと書いてあります。
『 安全ピンはやっぱりピンなのだ。』
と書き、安全カミソリはカミソリなのだ、と続きます。
『 その気になれば自殺だって人殺しだって出来る凶器なのだ 』


一つの言葉の持つイメージと
その裏側にあるもの。
表側からは口当たり良く感じるものの持つ、本質。本当の姿。


『 私たちは安全という字がくっついていると、もうそれだけで安心してしまって、つい気がゆるんでしまう。
これで大丈夫だと安心してしまう。
その分だけアブないという気がする。
(中略)
安全ピンで怪我をしても、保障はしていただけない。使い方がよくないのですと叱られそうである。』


まるで原発事故のことのようです。



日常の中の、ささやかな怪我や、あるいは もう少し大きな交通事故の話を書きながら、
この「安全ピン」というエッセイは、
こんなふうに締めくくられています。


『 安全保障条約を結んでも、絶対安全ではないのだ。
安全地帯に立っているように、いつ玩具の兎のように跳ねとばされるか判らないのである 』

                   (『霊長類ヒト科 動物図鑑』より)



母の本棚にあった、向田さんのエッセイ。
小学校の高学年や、中学生になって読んでも、やっぱり妙味はわからなかったけれど、
なぜだか惹きつけられるものがあった。
向田さんが飛行機事故で亡くなったときのニュースに、8歳児が受けた衝撃は、
今でも覚えています。



総理大臣が語る、口当たりのいい安全保障のうらがわにある、
言論の自由を統制しようとすること、
国家のためならば 一個人の犠牲はやむを得ない
といった空気感を、
沢山の人が感じています。





















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by patofsilverbush | 2015-08-31 11:31 | | Trackback | Comments(0)

秋深し・・・?

今週はずっと、肌寒い日が続いています。
まだ 8月だってこと、まだ 夏休み中だってこと、
忘れてしまいそうなくらい、
一挙に秋が、やってきたというより、深まった という感じ。


暑いのが苦手なわたしにとっては適温なのですが、
夜や明け方など、タオルケットではとてもとても・・・。
せっかく夏仕様にした寝室ですが、
う~ん・・・と悩みつつ、結局出したキルトが大活躍!
ベッドメイクはめんどくさいのですが(綺麗にできない)、
うん、パッチワーク可愛いな♡と寝室に行くたびに、ちょっとにまにま してしまう。


ちなみに。キルトは、作ったものではなく、買ったものです(笑)。
プリンス・エドワード島に行った時、思い切って!
今なら選ばないであろう、グリーン×赤ベースのクリスマス・カラーなのですが、
旅の思い出もあいまって、なおさら にまにま してしまうわけです。




先週だったか、
久しぶりに寅さん映画を見たら、
寅屋のお茶の間のちゃぶ台の上に、ふかし芋の入った菓子鉢がのっていました。
切り口が斜めになっていて、
休憩中やおやつに、誰でもちょっと手を伸ばして食べられるように、
みかんなんかとならんでいる、そのお芋をみたら、
ああ、懐かしい。昭和の風景だなぁ。
なんて思いました。


ここ何年か、宅配で頼んでいたお野菜。
無農薬・減農薬の野菜が数種類 ワンセットになって、週に一度届くのです。
その時その季節に畑で採れるお野菜は、
味も濃く、
今、なにが旬なのかもちゃんとわかるし、
スーパーではあまり見かけないもの、自分では選ばないようなものも入っており、
毎週、何が届くかなと楽しみでもありましたが、

反面、
冬になると届くネギや 葉ネギや 春菊といった、
香りの強い野菜は
パートナー氏の苦手なものばかり・・・ということもあったりで、

長野に行って留守になるついでに、
いったん 注文をストップしてみました。



帰宅後の買い物は、
地元の農家さんが作る野菜を売っている、直売場で。
農薬の有無は無関係なのですが、
たぶん、農協を通してスーパーで売れれているものよりは、
農薬量は少ないはず。

久しぶりに、何を買おうかなぁ・・・と売り場をうろうろして、
食べたい野菜を選ぶのは、楽しいな!
という 当り前のことに、あらためてウキウキしております。


あら♡と
うかうか手が伸びてしまったお芋は、
肌寒くなったせいばかりではなく、
懐かしい昭和の風景、
子どもの頃の空気感を、
思いだしたせいも、あるに違いない。

同じふかし芋でも、
息子の目に映るのは、
平成の風景なんでしょうね。


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by patofsilverbush | 2015-08-29 09:01 | 生活 | Trackback | Comments(0)

レイトショーで休憩時間

きのう、パートナー氏の実家にお邪魔したところ、
お義母さんに「楽しい夏休みの思い出に」と、
息子が映画代をいただきました。

土曜日にお友達と、ディズニーランドに行く♪
という、中学生のいとこちゃんに合わせて、
お心遣い下さったようで、感謝です016.gif

「今から行ったらいいじゃない!」とのお言葉に、
さっそく近所のショッピングセンターの映画館へ急行しましたが、
お昼過ぎの買いもの客で、すでに駐車場は満車・・・。

とりあえず帰宅しましたが、
晩御飯を食べたところで、突如、レイトショーを思い立ちました。

こんな時に便利なインターネットで、
開演時間をチェックし、
「パパと行っといで~」と送り出して、
わたくしめは、しばしの休憩時間。

久しぶりに、し~~~ん・・・とした部屋で、
集中して本を読んだり、のんびりお風呂に浸かったり。
静かって、もうそれだけで幸せ!!


いつもならとっくにベッドに入っている、9時半過ぎに、
「おもしろかった~」と、楽しそうに帰ってきました。
夜遊びも、夏休みならでは。
休み中も、なるべく生活のリズムはくずさないよう、心がけてはいますが、
たまには、
こんなのも 子どもはわくわくしますよね。
(ふだん夜に出かけたりしない、ヘルシー生活だから、大人のわたしだってわくわくします)



義母は子育てに関して、口を挟むことなく、
いつもあたたかく見守ってくれますが、
こんなふうに適当に甘やかしてくれるのも、
また素敵な「おばあちゃん」であるなぁ と、
おばあちゃん・おじいちゃんっ子であったわたしは、懐かしく、ほっと心がなごむのです。


自分や、パートナー氏以外にも、
誰か息子のことを可愛がってくれる人がいるって、
嬉しい、ありがたいことですよね。


いつもありがとうございます。









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by patofsilverbush | 2015-08-27 13:58 | 子育て | Trackback | Comments(0)

目線

長野のスーパーマーケットには、
『ビタミンちくわ』
なるものが売っています。

見た目はごく普通の 太めの焼きちくわですが、
ちくわとは、陳列棚も違うし、あきらかに別物商品扱い。
紀文とか、有名メーカーの商品もあるのですが、
千葉には売っていない、ビタミン入り(らしい)ちくわに、
「なぜ、ちくわにビタミンを?」と 初めて見たときは びっくりしましたっけ。


わたしの親戚はみんな関東地方に住んでいるので、
両親が引っ越すまで、修学旅行以外で新幹線に乗ったことも、
ほとんどなかったのですが、

母の荷物持ちで スーパーに行くと、
きのこの種類が異様に多かったり、
鯉のぶつ切りがあったり、
いろんな種類の 果汁100%リンゴジュースの瓶がならんでいたりで、
千葉ではなかなかお目にかからない食材に、
「買い物」というより、「へ~」と
興味津々で、売り場をうろうろしてしまいます。


旅番組をみながら、
「ここに住んだら、どうかな」と、想像してみる癖があります。
たいがい どこの国でも、
都会より、田舎
南国より、北国 の景色に 心ひかれます。
プリンス・エドワード島以外で、
ここに住んでみたいなぁ~と テレビを見ながら妄想したのは、
アイルランドの キルケニーという小さな街。
相性なのかな、なんだかテレビ越しにでも、ピンとくる場所は、あるものなのですね。


旅行で訪れるのとは違う、
生活の場としての、どこか。
そこで生活している自分たちを想像してみると、おもしろい。
そして今住んでいる、この場所も、
ときどき、旅人の目、
特に、外国人になったつもりで眺めてみると、
全然知らない、初めての場所のように思えてくるから 不思議です。

そこにいると、当り前のこととしか思わない光景
気づかない風景が、
自分の目線を変えると、見えてくるのかも しれません。



みなさまがお住まいの地域、
またはご実家のあるところは、
どんなところでしょうか?












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by patofsilverbush | 2015-08-25 10:17 | 生活 | Trackback | Comments(0)

今が一番

子どもの「一番かわいいとき」って、何歳くらいでしょうか?

ぷくぷく太った赤ちゃんの時?
あんよが上手になったばかりの時?
かたことのおしゃべりが できるようになった時でしょうか?


よその子供ちゃんをみていると、
幼稚園に入る前、
おしゃべりもできるようになって、自分のしたいことも 自分にわかってきて、
ママの言うことなんか、さっぱり聞かなくなる、
いわゆる悪魔の2~3歳児あたりが、
おもしろいなぁ~なんて、
四苦八苦しているお母さんをしり目に思ってしまいます。


自己主張の嵐や、
大人にとっては奇想天外な理屈を繰り出したり、(子どもの言い分は、だからおもしろい)
人目を気にせず、
自分の感情のままに、笑ったり泣いたり怒ったりできること。
人生の中で、そうそうないですよね。


もちろん、あくまで、おもしろがれるのは、
距離を置いた よその子供ちゃんだから(笑)。
おばあちゃんのように無責任に 「可愛いわぁ」などと言っていられるので、
やっぱり、当のママにとっては、
一番大変な時期ですよね~。

自分の時間はないし、とにかく自分のことは後回し。
早く大きくなってくれ~と、泣きながら思う、
心のゆとりなど、これっぽっちもない時です。





振り返ってみたら、かわいかったと思えます!
今、そんな大変な時期にいらっしゃるお母様、ほんとですよ。
振り返れば、そんな時期も楽しいのです。可愛いのです。

二度と帰って来ないひととき、泣きながらも、
どうぞ大切になさってくださいね。






わたしにとっては息子は、
いつも
「今が一番、かわいい時」です。
いくつになっても、それなりに大変なことはあるけれど、
その年ならではの可愛さはある。


この夏、小学4年生の息子、
幼稚園の年中さんの姪っ子ちゃん、
もうじき2歳の甥っ子ちゃんを 眺めていて、
みんなそれぞれ、「今が一番、可愛い時」であるのだなぁと思いました。


ずっとずっと、「今が一番可愛い」と思えるように、
子どもの在り方を見てゆける、
そんなゆとりのある、親になりたいものです。













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by patofsilverbush | 2015-08-24 10:37 | 子育て | Trackback | Comments(0)

おすすめ♡

長野から帰宅する際、かなりばたばたしていたので、
ゆっくりお土産を選ぶ間もなかったのですが、

とりあえず 大急ぎで、目についたものを
考える間もなく、必要分(であろうと思われた数)購入し、
(帰宅後、これだけしか買ってなかったのか・・・と 我ながら がっかり)

ふと、あたりを見回すと、すぐそばのお店に美味しそうなものが!

じゃ~ん、こちらの栗むしようかんです♡ ↓



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パッケージのみの写真で スミマセン。
昨夜食してしまいました(笑)。


なにしろ 
焦げ茶に金字の、シンプルなこのパッケージの 洒落てること!
そして おいてあった見本の、美味しそうなこと!

かなり小ぶりでしたが、
淡い栗色の、むっちりとした、あまり甘くなさそうな、品のいいその佇まいに、
「これは絶対食べたい!!!!」と、
衝動買いしたのでした。


“兎角美味”(とにかくびみ)と銘打ってある通り、
栗餡の上品な甘さに、家族一同、「うまい!」
「もっとちょうだい」
「いや、もう無いから・・・」
もう一口、頂きたいんですけど・・・というところで無くなってしまうサイズ感も、たまりません(笑)。

小布施堂は、
小布施にある、栗のお菓子の名店。
息子が好きなので、いつも買う定番の落雁や きんとん風のものなどもございます。


長野にお越しの際は、ぜひご賞味あれ!





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by patofsilverbush | 2015-08-24 09:54 | 生活 | Trackback | Comments(0)

おまもり

体調を整えるのも、
心を整えるのも、
なんとなく、プロセスは一緒のような気がします。

ゆっくり休んで、ストレスを取り除くこと。

お薬を飲むことも必要かもしれませんが、
身体や、心のなかに溜まってしまっているものを、とにかく外に排出すること。
ライフスタイルを見直して、
「溜まってしまう生活環境」そのものを、変える必要も、あるかもしれません。


自分の体は、自分が食べた物で できていると知ること。
きちんとした(豪華という意味ではなくて)食事を、ちゃんと取って、
よく眠ること。


心の方は、目に見えないだけに、
そのプロセスは、ちょっとめんどうくさく感じます。


あることがあって、
まず初めに 腹立たしいと思った。
相手の発した言葉に対し、自分なりに思うところがあり、
「もう~聞いて!!!」と、誰かに話を聞いてもらいたいほど興奮しているうちは、
自分の言動を 肯定してもらいたい、
自分の方が傷ついたし、正しかったと言ってもらいたい エゴの気持ちが、
強かったように思います。


そこで、「ふんっ!なにさっ!」と思って、おしまい!
にするなら、
話は早いのですが、
ゆっくり考えてみると、
起きた出来事そのものではなく、

そのとき、相手が発した その言葉から、
もっと心の深い部分で、
自分の中に 長年ひっかかっていたものが、浮かび上がってくるのがやっかいです。



澄んではいないけれど、それなりに穏やかな水面を保っていた池が、
わーんとかき回されて、
底の方に沈んでいた いろいろなものが湧きあがってくる。



考えないようにしようと思ってきたこと、
そういうものなんだと思いこんできたことが、
実はそうではなかったと、突然 わかったりする。

自分のことだけではなく、同時に、
その言葉を発した、相手のことも、ちょっと分かってしまう。
これまで生きてきた中で、誰かにされたことを、相手もまた、
私に対して繰り返しているだけなのでした。



ただ怒って 終わりにすればすんだものが、
怒るだけでは、何ら解決しないということに、気がついてしまうのです。



さて、その先、どうするか__?


相手を変えようとしたり、
変わらない相手に対して、
また腹を立てるのも 愚かしいこと。


自分が、どんな風に変わればいいのか。
同じことを繰り返さないために、わたしは どう変わればいいの・・・?



身体の健康を考えるのと同じように、
心のメンテナンスのためにも、
変えるべきところは、自分が変えていいのだと、
頭ではなんとなく思っていたことを、
実践するところに、入ったみたい。



今までの習慣を変えるのは、
食であれ、時間の使い方であれ、自分の在り方であれ、
なかなかむつかしい、一朝一夕には、いかないものですね。

やっぱりそこに、
誰かへの、同時に、自分への、
愛情をもっていたいと思う。


映画『ナルニア国物語3』で、
自分の容姿に自信が持てず、もっと綺麗な人になりたいと思うルーシーに、
(おそらく、神の化身である)アスランが言います。



「自分の価値を信じなさい」



私にとっては、御守りのような言葉でしたし、
きっと、
誰にとっても、
御守りのような言葉だと思うのです。



この数年かけて、じっくりしてきた 心のメンテナンス。
さらに深くメンテナンスできる、チャンスがやってきたようです。











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by patofsilverbush | 2015-08-23 09:42 | | Trackback | Comments(0)

秋の気配

晴れた昼間、
田んぼのそばをとおたら、香ばしいお米の匂いがしました。


日本人でよかった!と思う、食いしん坊な瞬間(笑)。
作った方のご苦労と丹精、天候の恵に 
感謝する 収穫月も、もう目の前です。


虫の音が 耳に心地よい夜となってきました。


暑いよぅ とぼやいている間にも、
季節は移り変わってゆくんですね。


夏休みも、残すところあと1週間。
静かで、ピースフルなおひとり様時間を渇望しつつ、
子どもと一緒に過ごせる幼いひと時を、イライラしつつも、楽しもうと思います(笑)。
ガンバレわたし!ガンバレみんな!


みなさまも引き続き、よい休日をお過ごしくださいませね。









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by patofsilverbush | 2015-08-23 08:36 | 季節 | Trackback | Comments(0)

こうのとり

今日はパートナー氏のお休みを利用して、
午前中、コウノトリの観察小屋へ行ってきました。

我が家のある千葉県N市は、その豊かな自然を保全し、
野生のコウノトリの住むビオトープを整備しようと取り組み中。

せっかく地域に、そんなおもしろそうなところがあるのに、
行ってみない手はありません。
以前から気になっていたので行ってみたら、
意外にも我が家から車で15分ほどの近さでした(笑)。

受付で名前を記入し、ゲージの見える観察スペースに入れば、
もう目の前にはコウノトリ!

日本における野生のコウノトリは、
明治以降の、狩猟と環境の変化により数を減らし、
1971年に絶滅したそうですが、
それ以前には、ごく身近な鳥だったそうです。

アンデルセンの童話の、赤ちゃんを運んでくるコウノトリのお話や、
愛読する 梨木果歩さんの『エストニア紀行』にも登場する、
お馴染の鳥(?)でありながら、
もちろん、
実物にお目にかかったのは初めてのことで、
思わず「わぁ!」と声をあげてしまいました。


この夏休みの始めには、
3羽の子どもたちが放鳥されました。
一羽はおとなりの茨城県に、
二羽は遠く、宮城県まで、
文字通り羽を伸ばしているそう。

『エストニア紀行』を読むと、
コウノトリは エストニア人にはとても親しみのある鳥で、
“大雑把に言って、2千羽くらいがアフリカから渡ってくる” そうです。

大きなものでは500キロにもなる巣が、車窓からはいくつも見え、
電柱に作られると、停電したりしてしまうので、
冬の間に巣を撤去し、
「お移りいただきたい作戦」として、電柱のとなりにポールを立てたり、
でもそれがうまくいかなくて、巣のある電柱の隣に、ポールが所在無げに立っていたり、
という対策をとっている、
とあります。


『コウノトリも大事だし、電気も必要、という
人間らしい葛藤がよく出ている。
迷惑だから撤去すればいい、という発想に終わらないところがいい』
と、梨木さんは書いています。

さらに読むと、

「コウノトリは人間の生活する近くに住みたがるんですよね」
という、
エストニア在住の、日本人ガイドさんの話。


巣ばかり目にはいるのに、肝心のコウノトリはいっこうに姿が見えない、
きのうまではそこら辺にいたのに、おかしいな
という、地元の運転手さんの言葉を受け、
「じゃあ昨夜、一斉に渡ってしまった、とか」と言った梨木さんの冗談に、
ガイドさんは
「早すぎます、ありえません。そんなに早く渡ってもらっては 困ります」
と真顔で言います。


『「コウノトリが渡るときって、もういよいよエストニアが
暗い冬に入るって時なんです。」』



人間の身近に暮らし、
渡りのタイミングで、季節の移ろいを人に感じさせてくれる鳥。


いつか、そんな光景が、日本にも戻ってくるといい。

うちの息子ほどの背丈もある、大きな鳥。
この田舎の、のんびりした空に、大きな羽を広げる姿を想像してみました。

















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by patofsilverbush | 2015-08-21 14:51 | 生活 | Trackback | Comments(0)

お洗濯で リラックス

蒸し暑く、
ちょっと掃除機をかけただけでも 朝から滝のような汗をかく毎日。
というわけで、手抜きをしつつある家事ですが、

きのうは思いきって大物のお洗濯を決行!
新しいシーツとまくらカヴァー、タオルケット。
出しっぱなしだった羽根布団のカヴァーも、はずして洗濯。

本当は 長野に行く前にやろうと思っていたのに、
思いのほか早い出発に間に合わなかった それらのことを、
ようやく片付けました・・・・
我が家のベッドルームも、ようやく夏仕様に(笑)。
今さら?


ちょっと落ち込むことがあって、
腹立ちとか 悲しみとか、
デトックスしてもしても、追いつかないほど、
いろんな感情が溢れてくる、この数日。
料理中に 小さな火傷を繰り返したりしていましたが、


真っ白な、少しざらざらする、
太陽の匂いのする まっさらな麻のシーツにごろっと横になったら、

「寝転がると同時に、干し草の上に寝転んだような、
そんな懐かしい匂いに包まれていく」

と書いてあった、お店の製品紹介の一文を 思いだしました。


ハイジのベッドみたいですね。
本当に、そんな気分でした。


長い間留守にしていて、ほったらかしにしていた家の中も、
ようやく少しずつ 片付いてきて、

やっぱり自宅が一番だなぁ と
夏仕様の寝室で 久しぶりにリラックスできた夜でした。



ホワイトタイガーの赤ちゃんが、とにかくたくさん、庭にいる
宿に泊まっている、
夢を見ました(笑)。














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by patofsilverbush | 2015-08-20 09:39 | 生活 | Trackback | Comments(0)

日々のあれこれを綴ります


by anne
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