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相手と気を合わす

息子が習っている合気道は、試合がありません。
勝ち負けという思想はなく、戦わないのが、ベストな方法、
という、「戦わない武道」。
素敵ですね。
相手の呼吸と 自分の呼吸を合わせること。
周りの世界と 自分の気を合わせること。
自然の気配と 自分を調和させること。

相手をよく観察し、かつ、相手の在り方を尊重しなければ できないことです。
自分の意思だけを主張していては、お互いの気を合わせることは不可能です。

今朝は息子が、掃除を手伝ってくれました。
といっても、おしゃべりしたくて、
掃除機をかけるわたしのあとを、くっついてきただけなのですが、
何も言わなくても、
掃除機を動かしにくいところは 運んでくれたり、持ち上げてくれたり。

あ、これって、合気道だよね。

合気道の型をやっているわけじゃないけれど、
相手を観察し、相手が動きいいように、合わせてくれる。
道場じゃなくても、
学校でも 職場でも、できることです。

相手を大事にすること。
理解できない・・・と思っても、そういう相手を、そのまま受け入れようと思うこと。
でも、意見が違えば、自分の気持ちははっきり言うこと。
自分も大切にすること。


お掃除しながら、そんな話。
でも、実践できているときに話すのが、
一番 理解しやすいんじゃないかな、
なんて思って。


と、子どもに言って聞かせるふりをしながら、
実は、どちらかというと、自分に言って聞かせていることで。
こうやって、「教わっている」立場の人に、教えられてゆくんですよね。
謙虚でなければ 教えられないなぁ。
謙虚でなければ 何も学べないなぁ。
と、日々、反省です。











# by patofsilverbush | 2015-04-25 11:33 | 子育て

いい人じゃなくても、いっかな~

ストレスが溜まると、愚痴をこぼしたり、
誰かに話を聞いてもらったりしたくなるのが 女性の性。

楽しい愚痴もあれば、深刻に悩んでいることもあり、
一口に「愚痴をこぼす」といっても その局面はいろいろですが、
ひとつ言えることは、
みんな、自分をよく思いたい、正当化したいし、評価してもらいたい、
という気持ちが、根底にあることです。

人間なので、それは当り前の感情なのですが、
愚痴をこぼしたり、
あるいは、誰かの愚痴を聞きながら
そんなに取り繕わなくてもいいのに、
と、ちょっと思います。

わたしも悪い、けど、相手の在り方はどうかと思う。とか。
わたしは平和主義、だけど、なめられるのは困る。とおっしゃる方も、いらっしゃいました。


できれば自分は、人からいい人だと思ってもらいたいし、
自分自身も、常識的な、まあまあ良い人間だと思ってる。
人から誤解されないように、自分が「いい人」であることは、さりげなくアピールしておきたい。


そんな気持ちがあって、無意識のうちに、
自分をかばう、正当化する発言を付け加えてしまうけれど、
ときどき、それって偽善だよなぁ と
我ながら思います。

だって、そうはいっても、
相手の在り方を否定しているのも、自分なんだものね。

その気持ちが悪いわけじゃない。
ネガティブな感情を抱いてしまうことは、そんなに悪いことじゃ、ないのにね。
どうしていい人ぶろうとしてしまうんだろうって。


だからといって、「いい人」だと思われるのは、わたしは嫌いかも。
わざわざつっぱろうとは思わないけれど、
自分の気持ちに沿わないのに、「いい人」らしく振舞いたくはない。
疲れちゃうしねぇ。


いい人ぶろうとしても、無理ですね。
わたしが向かいたい道は「いい人」方面ではないようです。


もうひとつ。
自分も含め、
我が強い人ほど、我が強い時ほど、
気持ちにゆとりがなくなり、
自分を正当化したくなり、
相手の在り方を責めたくなり、
その結果、
誰かと衝突して ストレスが溜まりやすくなる、
という傾向にあるということは、
肝に銘じておきたいなと思います。



「いい人」でいることと、
我を無くすこと、は、似ているようで、実は全然違うことです。
柔らかな、自然体の自分でいること。
理解はできないけれど、受け入れようと思う姿勢や、
ソフトで、ゆとりがあることで、
自分をある種のストレスから、守ることは、できるような気がします。






























# by patofsilverbush | 2015-04-24 10:16 |

庭仕事

ゴールデンウィークを前に、初夏の日差しがやってきました。

きのうは一日 庭仕事。
新しく買ったローズマリーやチェリーセージの苗を、植木鉢に植えて。
庭で細々と生息していたタイムも鉢植えに。
今年はベランダをハーブ園にするのだ♡

建売りで、似たような家が何棟かある中で、
なぜ このおうちを選んだのかと言えば、
細長いけれど、庭のスペースが他のあいていた家より、比較的 広かったこと、
キッチンに窓があったこと、
そして、
ベランダが広くて、お隣のおうちと並んでいないこと!
(ベランダに出たら、あら こんにちは・・・ってことがない)

夏場の日当たりは庭よりいいし、
この広いスペースを生かして ベランダガーデンにしたい、
テーブルなんか置いて、お茶を飲んだりね・・・きゃ♡
と 引っ越し当初から思っていたのに、なかなか手が回らずに はや十年。
夏の2階の暑さ対策も兼ね(灼熱地獄ですよね、2階って!)、
素敵なベランダになるよう、今年は植物を育ててゆきたいと思います。

毎年恒例、ふうせんかずらの種もまいたし、
熱くなりすぎる前の、清々しい陽気を楽しみたいね。




# by patofsilverbush | 2015-04-24 09:38 | 季節

忘れたころに

忘れたころに_d0314849_10530954.jpg
数年前に植えた、わすれなぐさ。

大好きな花で、以前は毎年、苗を買ってきては植えていたのですが、
こぼれ種で翌年も咲く・・・予定が、まったく芽も出ず!

やっぱり日当たり不足ということもあって、
丈夫なカモミールでさえ、こぼれ種で増えたりしないので、
ここ2~3年は、植えていなかったのに。

今日、庭に出てみたら、
小径のレンガの隙間から 花が咲いてた!

ちっちゃいけど、可愛い。
しかも こんなにたってから!?
嬉しいサプライズでした。

わたしを 忘れないで
の、忘れな草。
あいにくの曇り空だけど、青空から こぼれ落ちてきたみたいです。





# by patofsilverbush | 2015-04-21 10:59 | 季節

4年生

新学年が始まって、最初の授業参観と懇談会がありました。

毎年、PTAの係決め、ゆううつだわぁ。と思うのですが
(うちの学校、毎年、全員、何かしらの係をしなければならないのですが、
今はどこの学校もそんなものなのかな?)
今年はあっさり決まってよかった!と ちょっと一息。

今年の担任の先生は、
「教員生活3年め」の若い女の先生。
今まで、年配のベテラン先生にしか教わったことがないので、新鮮です。
どんな先生かな。

4年生になると、「高学年」の仲間入り。
ということで、
高学年の自覚を促すような指導をしていきたい ということでしたが、
ま、それはそれ。
やっぱり年齢にはとらわれず、息子自身の成長にあわせて、
わたしも対応をしてゆきたいなと思っています。

子供みたい、にみえるけど、
彼なりに、成長している。
その、ちょっとした変化を見逃さないように、注意深くありたい。

とはいっても、
実はそんなに丁寧に見ているわけでもなく、
子ども同士のつきあいに関しては、けっこう放任ですがね(笑)。

今までが、世界は自分を中心にまわっている ような、子どもらしい年齢であるとしたら、
そろそろ、
世の中には 自分と他者がいることに気づき、
自分と他者を比較する
違うものは排除したい
と思うような、年齢にはいってくるのかな。

学校だけがすべてである、というような、狭い価値観の中に
閉じ込められがちになってしまうけれど、
だからこそ、
学校なんて、たいしたことないよ、と
言ってあげられたら と思います。








# by patofsilverbush | 2015-04-20 10:48 | 子育て

日々のあれこれを綴ります


by anne