ノアの箱舟

たまたま友人と聖書の話をしていた ちょうどその日、
息子が学校の図書室から 『ノアの箱舟』の絵本を借りてきました。
思考がシンクロしたようです。

ノアの箱舟は、聖書の中でもごくはじめの方、旧約の創世記にある話です。
神様が世界を作られて、間もないころのお話。

世界のさまざまなものを造られた神は、最後に、
そのお姿に似せて人間を造られ、こうおっしゃいました。
「海の魚、空のとり、家畜、地の獣、地を這うものをすべて支配させよう」
わたしはこの、支配という言葉を、「世話をさせよう」という意味だと、シスターから教わりました。

さて、このように創られた人間が、悪さばかりしているため、神は次第に、人間を造ったことを、
後悔するようになり、この地上から人間を滅ぼしてしまおうとお考えになりました。
そこで「神に従う無垢な人」であったノアに、
箱舟を作り、家族と、地上のすべての動物を一つがいずついれなさいとお命じになり、
地上に洪水を起こしたのです・・・


というのが、おおまかな話です。
息子も聖書で知っている話ではあったのですが「絵が見たかったから借りたの」ということ。
確かに、箱舟の中の様子が 細かに描かれています。

40日40夜 雨が降り続いた中で、ノアたちはいかにして、箱舟の中で暮らしていたのか?

モノトーンの絵の中の箱舟は、さまざまな動物でいっぱいです。
ノアたちの姿はなかなか描かれていません。
「どこにいるんだろうねぇ」とページを繰っていくと、ようやくノア一家が登場します。
彼らは箱舟の中を清潔に保つために、動物たちの世話にかかりきり、
休む間もなく働いていました!


「そっか~、そうだよね。動物だって、ご飯をたべたら うんちが出て(おっと失礼!)、
船の中が汚れちゃうもんね~」
このあたり、乗馬で馬に接する息子にも、よく理解できたようです(笑)。


当り前な話なのですが、聖書をさらっと読んでしまえば、
そんなことは想像もしなかった自分に気がつきました。

動物を支配するためではなく、動物の世話をするために創られた人間。
同じように神に創られた生き物として、人間には知恵があり、道具が使え、
他の動物にはできないことができるというのならば、
その与えられた能力は、保護し、慈しむためにあるのだということを、ちょっと心に留めておきたいな
と思わされた絵本でした。


そしてそれは、人間と動物というカテゴリーだけにとどまらず、
人間同士の間でも、同じことだと。

小さな子や、そうじゃなくても、他の人に、ちょっと寄り添える
気持ちや、時間の余裕を、いつも持てたらいいのだけれど!


150日以上も地の上を覆っていた水が引き始め、
やがて箱舟から出たノアたちに、神は
「二度と再び 地上のすべてのものを滅ぼすことはしない」と
約束をなさいました。
「雲の中に虹が現れると、わたし(神)は
神と地上のすべての生き物との間にたてた 永遠の契約に心を留める」

だから虹は、神様の祝福であり、
同時に、わたしたちが 誰かのために心を砕くことを忘れない、という、
神様との約束を、忘れないことでも あるのです。
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# by patofsilverbush | 2013-10-21 09:45 | 聖書 | Trackback | Comments(0)

王子様

今日は息子の習い事で、乗馬クラブへ行ってきました。

ワタシタチの世代、乗馬と言えばアンソニー(笑)、白馬の王子様!
我が王子は、通い始めて、もうじき一年になります。

一年生になり、何か習わせようかなぁ・・・と思った時、
学校に関係ないことがいいな、とまず思い、
動物が好きな息子を見て、乗馬に決めました。
学校でなにかあったとき、学校以外にも世界があるんだということを、知ってほしかった。
まあ、本人はそんなことは関係なく、ただただ楽しく通っているし、
それが一番だと思っています。


クラブは決して近くはないので、
お弁当を持って、電車に揺られて、レッスンおわって帰ってくるまで、半日がかり。
ちょっとした遠足です。
毎回 乗る馬はいろいろで、大きな子や、小さな子、サラブレッドや道産子の雑種や、
もういろいろです。
性格もいろいろ、乗り心地も、それぞれに違うらしい。


今日はジュビリーちゃん。先生曰く「優等生」ということですが、
レッスンを見ていても、なんだかよくわかる、端正な動き方。

久しぶりに、馬場のそぐそばで見学しましたが、ずいぶん上手に、
落ち着いて乗れるようになったんだな~。
と、初めて体験したとき、びびってなかなか騎乗できなかったことを、
なつかしく思い出しました。
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# by patofsilverbush | 2013-10-19 15:43 | 子育て | Trackback | Comments(0)

自然のチカラ

おはようございます。

台風の被害が徐々に、徐々に明らかになり、
心が痛くなります。

水害や竜巻、台風などなど、今年は本当に自然災害が続発しています。
つくづく、地球は生きているなぁ と
実感する出来事が続きますね。

人間が発明し、開発した無生物と違い、
それ自体が命を持っている星に住んでいることを、わたしたちはつい、忘れてしまいがちです。
ロボットのように操作できない。思い通りにも、予想通りにもならない。

考えてみれば、この地球上の何億という命を、地球はその豊かなエネルギーで
支えてくれているのですよね。
その大きなエネルギーは、ちっぽけな人間の予測をはるかに超える、
大きなものであることを、
わたしたちは こんな出来事から知ることができるはずなのです。


いつもいつも、忘れてしまうこと。
でもこんなふうに、心を痛めるできごとがあったとき、
そのことをしっかり考えなければならないと思うのです。

誰にでも起こりうる、他人事ではない出来事です。
わたしたち 一人ひとりに。


皆さまのお家は大丈夫でしたでしょうか?

突然にいろいろなものをなくされた方を思うと、
言葉がありません。
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# by patofsilverbush | 2013-10-19 09:01 | 生活 | Trackback | Comments(0)

人生を決める出来事(free birds2)

昨日午後は、いつものように『赤毛のアン』を読みました。
第5章では、アンの生い立ちが語られます。

「孤児院から引き取られた少女」というイメージの強いアンですが、
孤児院にいたのは、グリーン・ゲイブルズへ来る直前の4か月間ほど。
それまでは、生後3カ月で両親をなくしたあと、アンは一般家庭で育ちました。

引き取り手のいなかった赤ちゃんのアンを、仕方なく引き取ったのは、
アンの両親宅へ、通いでお掃除仕事をしに来ていた女性です。
もちろん、愛娘のように可愛がるために引き取ったわけではありません。

大酒のみの夫がいて、貧乏な一家。
暗澹たるシチュエーションです。
アンは自分より小さな子4人の世話をして育ちました。


その夫が死んだあと、アンの子守のうまさを見て、別の女性がアンを引き取ります。
こちらも子守のお手伝いさんがわりで、アンは3組の双子の世話に明け暮れていたようです。

自分が子供を持ってみると、本当になんて恵まれない生い立ちなのだろうと、
しみじみかわいそうでなりません。

アンを引き取らず、孤児院へ送り返すつもりでいたマリラの心が、揺らぎ始めます・・・・。


人生の中で、大きな出来事だったなぁ、と思う出来事って、
実は意外とシンプルにやってきたりしませんか?
わたしの場合はそうでした。
結婚を決めたとき、家を買って引っ越した時、子供ができたとき、神様と出逢った時・・・・
いろんな場面場面で、
どうしよう?よくかんがえなきゃ!ちょっと待って、これは大事な決断だから!
と、思い悩んで一大決心した覚えはほとんどなくて、
なんだか自然な流れにのっかって、今の生活があるような気がします。


きっとマリラもそう。
男の子を引き取ろうと決めたのは、一大決心であったはずなのに、
自分ではどうしてかわからないうちに、この子を引き取ってみたら、どうだろうか?
なんて考え始めている。
マシュウにいたっては、まさに自然な流れにのっかって、引き取りたい気満々です(笑)。


美しきかな人生、で、あってほしいな。
と思っていると、きっと良いものがやってくるのだけれど、
それが自分の欲しがっている形で、欲しいときにやってくるとは限らない。
むしろ、その時その場では、それが良いものなのかどうかも気がつかない。
ということが、わたしの人生のあり方のようです。

あとでふりかえったときに
ああ、まさに今の私にぴったりなものを頂いたんだな と、つくづくと感謝の気持ちが湧いてくる・・・
自分で思っている「良いもの」が、いかに限定的で、ちっぽけなものかという気もします。

「愛は静かにやってくる」という、G線上のアリアに歌詞をのせた、
白鳥英美子さんの美しい歌があります。
劇的なことがまれに起こったりもするけれど、
静かにやってくる、人生のあれこれに、心を澄ませていたいと 
自然な流れを信頼して、その時その時でベストを尽くせたらいいと、いつも思います。
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# by patofsilverbush | 2013-10-18 14:38 | ferrbirds赤毛のアン | Trackback | Comments(0)

重力にさからいましょう!(free birds1)

きのうはfree birdsでした。
いらして下さったみなさま ありがとうございました。
いつも楽しくストレッチさせていただいてます。

地球には重力がある・・・なんてことを、ふだんは意識していませんが、
アンチ・エイジングな話題になると、身体のいろんな部分が「下がって」いる!なんて、
にわかに気になったりしますよね。

クラシック・バレエは、そもそも、重力にさからって、
妖精のような軽やかさを出すために、トゥシューズが開発されたほどです。
つま先で立つためには、必要な筋肉を作り、訓練することも大切ですが、
なによりもまず、身体全体を意識して上に引き上げることが重要です。

頭のてっぺんから 蜘蛛の糸がのびていて、天へと引っ張られている感じ。

日常の中でもつねにそれを意識していると、
背筋もよくなり、足腰への負担も軽減されます。

寒くなり、ついつい背中を丸めてしまいそうな季節になりますが、
せっかくコートを着るのなら、さっそうと、格好良く歩きたいですものね。



午後、ベランダへ出たら、美しい雲が見えました。
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# by patofsilverbush | 2013-10-18 08:11 | freebirdsストレッチ | Trackback | Comments(0)

四苦八苦!

本日は台風のため、臨時休校。
やっと3連休が終わったと思ったら・・・ふぅ~。

そばでガチャガチャされているせいなのか、
気が乗らないだけなのか、
今日はどうも、刺繍がうまくいきません。

一枚のキッチンクロス相手に、
まず、刺す図案が決まらない。
刺し始めてもどうにも気に入らず、やり直すこと3度。
刺繍は、刺すより ほどくほうが、ずっとたいへんで面倒くさい。

「刺繍なんて、テレビを見ながらできるから、いいよね~」
とある日、言われたことがあります。

まあ、テレビを見ながらでもできますが、
出来上がりは絶対キレイじゃない。
イライラしていたり、焦っていたり、心ここにあらずで刺すと、たいてい、針目が荒れています。
何をするんでも、心模様はきちんと結果に表れるんじゃないかなぁ。


頭の中で明確なイメージがあるときや、絶対これが作りたい!と決まっているときは楽しいのですが、
あ~何か作りたいなぁ、でもなにがいいのかよくわからない

と 自分の中で迷いがあるときは、刺し始めてもなかなか気分があがってきません。

やっぱり意思って大事なのだな。

がんばっても、自分のイメージしたものと、出来上がりが違うこともあります。

ベストを尽くして自分で作っているのに、自分の好みじゃないなんて
いやはや。
と思うこともありますが、
不思議と、そんな作品ほど、気にいって下さる方が現れるものだったりもします。


秋になって、冬がもうすぐくるから、
いつもの色味を抑えた刺繍より、少しだけ強い色を使ってみたい。


今日はもう一息
がんばってみようかな。

心を落ち着かせる 小さな花を 刺してみようかな。
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# by patofsilverbush | 2013-10-16 15:55 | Trackback | Comments(0)

日々のあれこれを綴ります


by anne
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