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大人は子供の・・・・

吉本興業の一連の問題が世間を騒がせていた時分のこと。

反社会的勢力からの金銭の授受はなかった、としていた宮迫さんと田村さんの
「やはり受け取っていました、すみませんでした」という謝罪会見を見ていて、
「隠そうとしてごまかしても、かえって問題が大きくなるんだよ~。
先に正直に言ってしまえば、こんなに大問題にならなかったかもしれないね」
と息子に言ったところ、
わたしにとってはかなりショッキングな?答えが返ってきました。
「でもさ、“記憶にございません”っていってるじゃん、みんな」


公開中の映画のタイトルではありませんが、
悪いことをしても「記憶にございません」と言えば、なにもなかったことになる。
真相はわからずじまいで。
そんな大人の姿ばかりを見せられる子供たちの「道徳」観念は、どんなものになるのでしょうか。
道徳の授業を評価対象にしようなどと言う前に、
人としてのどんなあり方を、今、大人が子供たちに見せているのか、
情けなく思いました。


先の謝罪会見について、教育評論家の尾木ママが
「子供たちへの影響が心配です。
人を笑わせるお仕事の芸人さんが、泣きながら謝罪する姿をみせるなんて・・・」
と某番組でコメントしているのを拝見しましたが、
悪いことをしたら、
大人だって良心の呵責に苦しむし、泣いてでも謝る姿を見せてくれたほうが、
クールでセクシーで中身のないコメントをするよりずっといい。


環境問題を真にわが身のこと、そして、この先の未来に生きるすべての人々のことと捉え、
大人に対してあんなにも真摯に怒りをぶつける子供たちに対し、
世界のトップリーダーが見せる姿は、「大人」として本当に情けない。
もちろん、若くて口当たりのいい演説が得意の人気政治家が大臣に就任したというだけで、
内閣支持率が上がってしまうという、この国の大人たちも。


自己主張ばかりして他者と折り合おうとしない。
自分だけが得をしたい、という精神。
権力を持ったガキ大将たちが、
世界平和や、地球という惑星とともに生きるすべての生命の未来を、
引っ掻き回して台無しにしようとしている。

個々人が考えを発信できる今、この時代だからこそ、それは同時に
自分がいかに物事に取り組むか、
流されることなく個人の責任として考えなければいけない、
きっと今までより自由で、難しい時代なのだと思うのですが。
少なくとも、
アンテナにひっかっかる出来事を目や、耳にしたとき、
そのことについてほんの少しの時間でも、真剣に考えてみる、という習慣は、
子供には身につけてほしいなぁと思います。
ニュースを見たときに、政治だろうが世界情勢だろうが私の意見を述べる、ということだけは
ずっと習慣ですが、
そのことから一言二言でも意見交換するときもあるし、
まったく意見がかみ合わないこともある。
また、あってもいいとも思っています。
自分の考え方とは違う、と知ることも、お互い大切だし、
違う意見を言ってもいい、ということも大切。


中学生、もしかしたら高校生もそうかな、大人になってもおんなじか、
「学校」や「職場」という枠でくくられた世界で生活していると、極端に視野も価値観も狭くなりがちです。
基本的に自分を中心に世界は回っている!と思える年ごろだけれど、
周りにはたくさんの人がいて、
みんな生きていて、
この地球上で起こっていることで、自分のところに巡り巡ってこないものは何ひとつない。
どこで何が起こっていようと、無関係ではない。
ということに、
ちらっとでも思いを馳せてくれる瞬間があるといいと思っています。


♪大人 大人と いばるな大人
 大人子供のなれの果て

人形劇『プリンプリン物語』には珠玉の名曲がたくさんありますが、
この衝撃的な歌詞!
よく口ずさんでしまいますよ(笑)。
大人は子供のなれのはて、かぁ・・・
















# by patofsilverbush | 2019-09-27 10:45 | 生活

体育祭

みなさんは楽しい連休をお過ごしになられましたか?
お仕事の方もいらっしゃったでしょうか。
台風の影響、もしくはまた新たな台風の影響で、大変な思いをされている方も、
いらっしゃるかと思います。
一日も早く、日常生活がもどりますように、
心からお祈りしております。


そんなお天気のこのお休み中、息子の中学の体育祭がありました。
台風の影響で連休中の予報は雨。
当日の朝まで、開催か、延期かやきもきしましたが、とにかく無事に終わってよかった!

息子の通う中学はわりとマンモス校で、とにかく大人数。
男女別で行われる100M走はまだしも、
学年全員が走るレク走など、
走っても走ってもまだあんなに順番待ちの子がいるわ~
ぞろぞろぞろぞろ出てくるわ出てくるわ
と、なんだか中原中也の詩を思い出して、笑ってしまうくらい。

1年生はまだ小柄で、遠目から見ても体つきも幼くあどけないけれど、
3年生ともなると男子は迫力ある!
応援の声も低くなり、部活動も本格化しているので、リレーなんてちゃんと陸上競技です。
たまたま隣で見ていた知り合いのお母さんと
「反抗期の子供たちに、よくこれだけのことをやらせられるよね」
と感心してしまったけれど、
自分たちもこんなだったのかなぁと、ふと自分の中学のころを思い出したりしました。

こんなに力いっぱい体育祭をがんばるのは、
もしかして中学生までかもしれませんものね。


お昼は親と一緒に、という学校の方針も、去年は
「え、中学生にもなって!」とびっくりしましたが、
周りをみると、みんなおうちの人と楽しげにお昼を食べては、
午前中の競技について話したり、笑ったりしていて、
「思春期の子たちなのに、みんなちゃんと親と仲よさそうだよね」
と夫が、午前中のわたしとお友達と同じような感想をぽつり。
食べ終われば子供たちは みんなさっさとお友達とどこかへ行ってしまうのですが(笑)
それにしても心和むお昼の光景でした。


小学生のころは、中学年くらいまであまり「競争心」のなかった息子。
徒競走も 後ろの子をちらちら振り返りながら
ゴール前でスピードを落として「待ってる」みたいなところがありましたが、
今年は100M1位でゴール!ちゃんとゴールラインまで全力疾走していました(笑)。
なんでも「女子にがんばって!と言われた」とか。
う~ん、さすが思春期(笑)。いいですね、青春ですね!(笑)


騎馬戦も組体操も、
わたしが中学生の時分、
「女子」が胸を熱くしながら「好きな男子」に熱視線を送った競技はなくなってしまいましたが、
今の子供たちもそれなりに、
きっと熱視線を送っているのでしょう。
親からは見えない、子供たちの体育祭。







# by patofsilverbush | 2019-09-23 19:30 | 子育て

元気のお薬

ドラマ『これは経費で落ちません』を、毎週楽しく見ています。
主人公は経理部で働くOLさん。

経理なんて、数字に極端に弱く、
常にどんぶり勘定の私とはまったく無縁の世界ですが
多部未華子さんが凛と、時にかわいく演じていらっしゃる主人公がかわいくて!

先日の放送の中で、
主人公・森若さんと同じ経理部の後輩、まゆちゃんのお金の使い方が、
女子更衣室での話題になっていました。
その月、6万円という大金を、
大好きなビジュアル系?芸能人の等身大パネル(笑)につぎ込んだまゆちゃん。
え!
使いすぎ!
コスパが悪い!
と、その場にいた誰もが突っ込みを入れるのですが、
「彼はわたしの生命維持装置!!」
と まゆちゃんはスパスパと切り返します。
「等身大パネルなんて、ほぼ同棲ですよ!(←おもしろすぎる)
(彼を想うだけで)お肌もつやつやになるし、明日も仕事がんばろうって思えるし、全然コスパ悪くない!」と。

なんだかわかる~(笑)!
何が自分の生きるエネルギーになっているかは、
まったく人それぞれですよね~。
オシャレすることが楽しみだったり、
美味しいものを食べるのが楽しみだったり、
車や音楽やアイドルやスポーツや・・・
身体のことだけでなく、
心にエネルギーをくれるものって、本当に大切です。
「そこにいくらお金をかけるか」ではなくて、その情熱。これが好き好き!という情熱が。
そしてまゆちゃんの場合、それは生命維持装置なので(笑)
自分のお給料の中での必要経費ということになるわけです。


わたしの元気のお薬は、やっぱりいつでもSMAP。
中居君ファンですが、これはもう中居君ひとりではなくて、
やっぱりSMAPでないと!というときがある(笑)。
生命維持装置、というのは言いえて妙だなぁと、
ドラマを観ながらひとり まゆちゃんに共感したのでした。







# by patofsilverbush | 2019-09-19 09:15 |

ハートのいうことをきく

仕事や、やらなければいけない必要性も義務も一切ない、
たとえば趣味のサークル活動や習い事みたいなものが
「何度か参加してみたけど、さほど楽しくなかった」とき、
すぐにやめられる派ですか?
ちょっと続けてみる派ですか?

わたしは続けてみちゃう派なのですが、
このことについてはいつも自分で自分が疑問なのです。
なんのために続けようとしてしまうのか??

最近、ある会に幾度か参加してみたのですが・・・

「まったく興味がわかなくてつまらない」のならば、
いくらわたしでもすぐにやめると思うのですが、

「その活動自体は好きだけれど、自分のできないことや、実力以上のことを求められる」とか
「楽しく参加する会であるはずが、実力以上の力を求められる」等々、
自分の精一杯の参加以上のアクションを求められたりすることもあり、
なんだか行くのがちょっと憂鬱になってしまった。

求めてくる方に悪気は全くないのですが、
これがわたしの精一杯です!あなたの求めるレベルに達してません!
と思うことや(そもそも、「好き」だけど「得意」ではない自覚もあるので)
仕事でも義務でもないのに、必要性を求められることに
軽いストレスを感じ、
行くのをやめようか・・・と思っているところ。

なのですが。
問題はここ!

ちょっと嫌なことがあったくらいでなんでもすぐにやめるのって、どうなの?
ここを乗り越えて、新しく得るものがあるのではないだろうか?

と、なんとなく思ってしまうところが、
わたしの悩みどころなのです。

楽しくないなら、「そんなことに参加している時間がもったいない」のか。
本当に得るものはあるのか。
いやいや、楽しくない事から得るものなんてないのか。
小さなチャレンジは豊かな人生に必要な事なのか。
でもそもそも仕事でもない、楽しみのための行為なのに?

などなど。
つい、そうやってぐるぐる考えてしまうバカバカしいバカ真面目さ!

楽しくないならやめちゃえばいいじゃ~ん!
と誰かにあっさり言ってもらいたいと思う(笑)。

本当は、じつは
楽しくないならやめなさいよ
と心が言っていることは、知っているのです。
心がそう言っているのに、つい頭で考えてしまうのは、どうしてなのでしょうね。
頭は余計なことしか教えないなぁ!とつくづく思います。

こうやって書いているうちに、
よし、行くのはやめよう!と決められました(笑)。









# by patofsilverbush | 2019-09-06 20:05 |

おやすみの日

専業主婦として毎日家にいたときには、
「お休み~♡」と呼べるのがいつなのか、ちょっとわからなかった。
子供の学校が休みである、隔週の土曜日と、日曜日が「おやすみ」なのか
(朝寝坊はできるので、これは休日感があるが、一日、息子のおしゃべりに付き合うのはうるさい)
はたまた不規則な夫の仕事が休みの日が「おやすみ」なのか。
後者は、夫という運転手がいるため、お昼にちょっとご飯を食べに行ったりできるので、
こちらもそれなりに「主婦お休み感」はあるような。
とはいえ、夫が家にいるとなんとなく個人的な外出はしにくいような気もしていたので、
しいて言えば
子供は学校、夫は朝から仕事、
という「日中、誰もいない」奇跡の一日が、一番「お休み~」気分が高かったような気がします。

週四日とはいえ、仕事をしに行くようになった今は、
これはもうはっきり、自分がお休みの日が「お休み~♡♡♡!!!」であるので、
もう前日からウキウキが止まりません。

ま、このひと月、慣れない環境に対応(できてはいないが)しようとするのに手いっぱいで
とてもお休みを満喫できるには至らず^^;
死んだように疲れを取るのが「おやすみ」の過ごし方というのが現状です(苦笑)。



ゆっくり朝食をとって、紅茶を楽しむ
というのが、休日のささやかなお楽しみ♪
熱中症対策や体のリセット対策も兼ね、
仕事の朝は白湯、職場に持っていくマイボトルの中は麦茶と決めているのですが、
お休みの日は、大好きな紅茶をゆっくり。
そんな楽しみがあると、「お休み」気分がより特別なものに♡

もうちょっと仕事に慣れたら、お休みの日にしてみたいこともあるのですが、
とりあえず、暑い季節が過ぎるまでは、おやすみはのんびりと家で。
やっぱり家にいるのが好きなんだな、と改めて思ってみたりできるのも、
「おやすみ」の日のよいところなのですね。









# by patofsilverbush | 2019-08-29 14:16 | 生活

日々のあれこれを綴ります


by anne