♪ハッピーライフ ハッピーホーム~

モンゴメリの数ある長編・短編の中で、子供のころから一番好きなのは
『銀の森のパット』 及び 『パットお嬢さん』 です。
一番読んでるアン・シリーズより、好き。

どこが好きなのか、ちょっとうまく言えないのですが、
社交的で、向上心や野心があり、あかるいアンより、
内向的で、変化を嫌うパットと、性格が似ているせいかな、とも思います。

ストーリーも、アンよりさらに家庭内のことに限られているので、
「おもしろいよ!」とはお勧めはしませんが(笑)、ご興味のある方はぜひ。
新訳の文庫本も、出ています。


モンゴメリの多くの本に共通して、「家」(「家庭」ではなく、「家」そのもの)はストーリーの中で、
重要なモチーフとなっています。

グリーン・ゲイブルズをはじめ、パティの家や夢の家、イングル・サイドなど、
アンが住むことになる家々、
パットの住む「銀の森屋敷」、エミリーの住む「ニュームーン農場」などなど、
数々の魅力的な家の描写からもわかるように、
物語の中で家は、人格や感情を持つもの、世間の荒波から身を守ってくれるもの、
ときに家族の一員でさえあったりします。


モンゴメリ同様、子供のころから「家」というモチーフが大好きだったわたし。
自宅が好き、というより 
「こんな家に住みたいな~」という「夢の家」も、
「この家 大好き!」というよそ様のおうちもちゃんとあり(笑)、
だからますます、彼女の本には共感を覚えるのでした。


今住んでいる家は、住宅街のある一角に建てられた、十数軒の建売住宅の中の一軒です。
同じような感じの建物が並び、越してきたばかりのころは、
どれが自分の家だったか迷うほどでした(ほんとです!)。
今でも、迷って隣の家のインターフォンを鳴らしてしまう知人も数人・・・(ほんとです!)

両隣の家の内装も見学させてもらったあげく、今の家に決めたのですが、
それにしても特別な思い入れも、個性もない、
がらんとした室内にどんな風に家具を配置したものか、見当もつかないくらい、
わたしにとっては「ただの箱」でした。


住み始めて4,5年したころだったでしょうか。
いつものように家事をしながら、ふと、その自宅に対する愛しい気持ちがこみ上げてきました。

自分が夢見ていたような「素敵」な家では 全然ないけれど、
よく考えたらすごく住みやすい間取り、これと言って不満もなく、
それどころか わたし、けっこうあなたのこと好きかも!!
思わず、
「いつも守ってくれてるんだね、ありがとう」
と言ったら、
「そうだよ~、やっと気がついた(笑)」
と、声が聞こえた(ような気がした、と書くべき?)のです。

別に不思議体験でもなく、不思議ちゃんでもないわたし(だって言われたことないもん!)、
霊感もまったくありませんが、
なんだか素敵な気分になるようなアンテナは、非常に感度がいいようです(笑)。


ホラーストーリーでは邪悪な気配が漂う家、なんていうのは よく登場しますが、
その逆だって、もちろんあるわけで。
きっと、ここから離れる時がくるまで、しっかりわたしたちを守ってくれる。

みなさんも、自分のおうちとおしゃべりしてみてね。
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by patofsilverbush | 2013-09-18 11:23 | その他 | Trackback | Comments(0)

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