職業病?

そのお仕事ならではの、ちょっと人と違うくせや観点が身についている、
というようなことが、みなさまにもおありではないかしら?
案外 自分では気がつかないものかもしれませんね。

わたしはよく、物をみるのと同じ目線で人を見ていることがあります。
ものすご~くかっこいい人がいたとしても、
「このフラワーベースのラインがきれい」と思うのと、
「きれいなボディラインだなぁ。きれいな顔だなぁ」と思うことはまったく同じ。
そこから「あら素敵♡」と発展することは、まずありません。
(絶対ない!とは言い切れないのも、恋なのですが)
それはたぶん、
自分のポジションが正しいのか、自分の身体がどう見えているのか、
常に鏡でチェックしているバレエのレッスンからくる 、癖なのかもしれません。
美人もイケメンも、綺麗なものなら見ていたくなる。
「好き」と思うのとは、全然 別のことです。

母は若かりし頃、幼稚園の先生をしていましたが、
先日 話していたところ、
「自分の孫は可愛い可愛い♡という気持より、
どの子も同じように、幼稚園の先生のようの目線で 孫も見てしまう」
と言われて、
ああそうか
と、すごく納得しました。


家族だから、という甘えよりも、
時に礼儀や常識を主張する母に、時々、
淋しさを感じることもあります。
息子に対しても、「甘やかしてくれる、なんでも言うこと聞いてくれるおばあちゃん」というより、
母よりも厳しい(?息子いわく)しつけをしてくれる存在でもあります。

でもそれは、たぶん母の職業目線からきていたのね!と、
初めて母の言動に納得がいったのでした。


親子でも、夫婦でも、友人でも、
人はそれぞれに生きてきた歴史、過ごしてきた過程があり、
その背景までは、どんなに親しくてもなかなか見えてこないものなのだと思いました。
見えない個人の歴史の違いで、
時に誤解してしまったり、
自分との考え方の違いに腹を立てたり、
してしまうのも、仕方のないことです。
「わかってほしい、察してくれよ」
と思うのは、それぞれの我がままでありエゴですね。
お互いを理解し、それぞれのあり方を認め合うには、たいへんなエネルギーを必要とする場合も、
あるかもしれません。

自分にも独特な目線があるように、
相手にもきっとある、独特な視点。
一口に「常識」だけでは片づけられない違いにまで目を向けられた時、
初めてその人らしさがわかるのかもしれません。

そういうのも、ある意味では職業病と言うのかしらね?
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by patofsilverbush | 2014-01-07 09:16 | | Trackback | Comments(0)

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