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悲しいときに

すごく楽しいことがあったり、
一方で、
すごく悲しいことがあったり。


十字架にかかったイエス様の小さな像が、我が家の窓辺においてあります。
「キリスト教」という言葉を聞いて、多くの方がまっさきに思い浮かべるイメージであろう、
あのお姿。
シスターにいただいたものですが、
わたしははじめ、あのお姿が、とても痛々しくて苦手でした。
だってそうでしょう?
手や足に釘を打たれることを考えただけでも、痛々しくて身ぶるいしてしまいます。

「でもね、自分がつらいとき、十字架にかかったイエス様をみると、
ああ、イエス様も苦しまれたのだな
と思えば、
つらい思いをしているのはわたしだけじゃないって、耐える勇気がいただけるのよ」

と、シスターがおっしゃって、うーんそうか、
と思ったものでした。


悲しみに触れた時、
涙や、憤り、寂しさ、苦しさ、痛み、疑いのなかにあって、
耐える勇気や、
いつもわたしたちに愛をそそいで下さる方がいる、
わたしたちは「ご大切に」されているのだと 信じられる強い気持ちを、
どうぞお与えください。
と、
何かあった時には、やっぱり十字架にかかったイエス様に目をやる自分がいます。


悲しみのさなかにあるすべての方の心の中に、
光が届きますように。
by patofsilverbush | 2014-05-10 10:26 |

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