どっちがいいかな

聖書に、ザアカイという人が登場します。
徴税人という、
ローマ帝国に支配され、苦しい生活を送っている同胞のユダヤ人から税金をとりたてつつ、
ついでに私腹を肥やしていた 嫌われ者で、「罪深い」人です。

そのザアカイさん、あちこちで病人を癒す不思議なわざをおこなっていて大評判のイエスさまが
近くを通りかかったもので、
「どんな人か見よう」としますが、大勢の人が周りを取り巻いていて見えません。
そこで先回りをして、少し先の木まで走って行き、よじのぼりました。

大人なのに、おもしろいですよね。息子も好きで、
「ああ、ザアカイさんね!」 とまるで知り合いの話をするかのように、覚えています。

さて、木のそばを通りかかったイエス様は、ザアカイさんを見上げて、
降りてきなさい と声をかけました。
「今夜はあなたのうちに泊まりたいから」

そばにいた人は、あんな罪深い男のところに泊まるなんて 
と(たぶん)眉をひそめて言い合いましたが、
ザアカイさんは喜んでイエス様を自宅へと案内し、
      
        「わたしは財産の半分を貧しい人に施します。
        また、誰かから何かをだまし取っていたら、4倍にして返します」 (ルカ19章)

と言いました。

日々の自分の行いを省みて、もっと心清らかに生きていきたい
と感じていたのでしょうね。
こうしたいなぁ、
と漠然と考えていることがあっても、なかなか実行に移せなかったりすることがよくありますが、
そのことを心にとどめておくと、いつか善い機会が訪れるものです。
イエス様はその機会を、ザアカイさんに下さったのです。
それはイエス様が折に触れて言われるように、
「わたしが救ったのではない。
あなたの信仰が、あなたを救ったのだ」ということなのでしょう。

何かを求める心を持ち続ければ、必ず善いことがおこる。
そのことを信じなさい。


この個所を読んだ時に、シスターが、
「よかったわね~。きっと家族も喜んだでしょう」とおっしゃったのですが、その後、

「だいたい、家族はいたのかしらね?」
「それに、奥さんが喜んだかはわからないですよ。
“あなた、急になんてことを言い出すのっ!?”と怒ったかもしれない」


なんて話になり、シスター大爆笑でした。

だって昔話には、そんなパターンが多くないですか?
意地悪じいさんには、もっとよくばりな意地悪ばあさんがくっついていること。

やっぱり聖書は日常生活。
「けちんぼの奥さんがいるのと、
まったく孤独な独り者、
どっちの方がいいか、パパに聞いておいて」とシスターがおっしゃるので、
パートナー氏に聞いてみたところ、
「うーん・・・一人の方がましかなぁ」という答え。

みなさんはいかがですか?
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by patofsilverbush | 2014-06-26 09:43 | 聖書 | Trackback | Comments(0)

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