おいておくと・・・

何も気づかなかった目が、突然ひらいたかのように
それまで気がつかなかったことに 突然気づくようになる「時」がある__

夏目漱石の「こころ」の中に、そんな言葉がありますが、
誰でも同じように、
今まで気づかなかったことに、はたと気づくこと、
気づいてしまったら見過ごしにはできないことが、
あるのかもしれません。

ここ何年かかかってようやく、自分の中にある、いろんな感情の
おおもとの原因に突き当たっており、
それに伴って新たに、いろいろな感情が湧き上がっております。
怒りや悲しみも多く、
そんなふうに感じる自分がいやだなぁと思ったりもしましたが、
ああ、
事実を受け入れるための、プロセスの一環なんだなと思うと、
気が楽です。

というのも、本当のところでは、
怒りを感じてはいても、「許せない」感情ではないので。

「あったものを無かったことにはできない」ように、
傷ついたことを、なかったことにしようと思うのが間違いでした。
傷はついている。
その傷をつけた原因について、怒りや悲しみを覚えたとしても、
「ああ、傷がついてるわ、こんなところに」
と受け入れる過程の中の、怒りや悲しみなので、
まず、このマイナスな感情を受け入れないことには、
傷も治らない。

怒ってはいても、許している自分もいるのだと思えれば、
それほどマイナスな感情ではないという気もします。
混乱して、いろんな感情が混とんとしている中にある、
一時的な怒りなんだと知ること。


いつも自分の気持ちを分析しているわけではありませんが、
わからない、理解できないことは、
とりあえず置いておく。
放置してあるけれど、心のどこかにあるのは知っている、
という状態でいると、
いつか答えらしきものがわかる時が来る。しかも突然。
というのは、興味深いことです。






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by patofsilverbush | 2017-07-17 10:10 | | Trackback | Comments(0)

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