美しいもの

休日の朝、たまたまつけたテレビを見ていたら
アントワープに住む一家のおうちにお邪魔するという場面がうつり、
ヨーロッパらしい美しい街並みにひかれて
いつもは見ないその番組を、なんとなく眺めていました。

一家のお父さんが小さな息子を連れて大聖堂へ絵を見に行く。
聖堂の前にはかのネロとパトラッシュの像があって、
中へ入ると、
そこに、
ネロが一目見たいと憧れた、ルーベンスの『キリスト降架』がかかっています。

『パトラッシュの犬』のラストを見て、涙をこらえられる人は超人的!と思うのだけれど、

その絵を見た瞬間、
あのアニメのラストシーンや、
イエス様の生涯のことや、
聖堂の美しさや、
絵の持つ圧倒的なエネルギーそのものが、一時に押し寄せてきて、
気がつくと涙がこぼれていました。


「泣かせてやろう」という小細工なんかなしに、
人の心を根底から揺さぶるもの。

家人は誰もおらず、
ひとり静かに圧倒された、日曜日の朝のできごとです。






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by patofsilverbush | 2017-12-20 15:02 | 生活 | Trackback | Comments(0)

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