バランスのとれるひと

「朝は、どんな朝でもよくないこと?」
『赤毛のアン』シリーズをはじめとしたモンゴメリの作品には、
素敵な言葉がたくさんあふれていて、
聖書の引用句も含め、折あるごとに心の中で引用してしまいます。

ポジティブな希望をいつも胸に抱くアンらしい冒頭の言葉。
嬉しいことが待っている日も、悲しいことがあった翌日でも、晴れても降っても霧の朝でも、
朝はいつも、まっさらな新しい一日の始まり。
アンの部屋と同じ、東窓のある部屋に移ったわたしも、朝、起きるとき、そんな言葉を心に呟きます。
日の出が遅くなり、気温が下がってくるこれからの季節は、
こんな励ましの言葉が「おはよう」代わりに必要~(笑)。
「今日はどんな素敵なことがおこるかしら」って。
素敵なこと、とはいっても、
何も特別なことがない一日だって、アンにかかればこうなります。
「あら、ふつうの日なんてものはないわよ。
どの日もどの日もほかの日にはないものをもってるんですもの」

いくつになってもそんな風に言える、ポジティブシンキングしかないようなイメージのアンですが
時にはストレスがたまってぐったりしてしまうようなこともあります。
小姑のようにいろいろな口出しをしてくる夫の親戚がやってきたとか、
今でいう「アラフォー」という年齢を、「重荷に感じ」る数日とか。

『あたしはどうしたのかしら?
誰も容赦しない怒りっぽい人間の一人になりかかっているのだろうか?
このごろ、すべてのことにいらいらする。
これまで気にならなかった夫のちょっとした癖が神経にさわりだした。
いつ果てるともない、単調な義務がつくづくいやになった・・・
家族の気まぐれを叶えてやるのがうんざりするほどいやになった。
かつては自分の家や家族のためにつくすことがひとつ残らず自分に喜びをあたえたものだった。
今では何をするにも気が乗らなくなり、
いつも足かせをはめたまま、誰かに追いつこうとする悪夢の中の者のような気分だった』


どうでしょう、「アン」のイメージからは程遠い、
でもこんな日は、どんな人にもあるものですよね。アンをして然り。
毎日毎日、上機嫌で生活できたらいいのだけれど!
「機嫌よくいることは大人のマナー」
大好きなスタイリストの大草直子さんがおっしゃっているこの言葉も大好きなのですが、
なかなかに難しい課題であることも、日々、痛感しております。

自分の感情に無理にふたをすることなく。
感情に任せることもなく。
そのバランスのとれた人というのはとても素敵です。


息子の些細なとげとげに、ついうっかり過剰に反応してしまう、
最近のわたしのこのご機嫌はどうでしょう!
ちょっと自分を甘やかしつつ(自分には甘い女・笑)、
少し感情のバランスを整えなければと思う、雨降りの朝です。

今日はどんな素敵なことがおこるかしら?
みなさまもよい一日をお過ごしくださいませ!











[PR]
トラックバックURL : https://ginnomori.exblog.jp/tb/27209340
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by patofsilverbush | 2018-11-09 09:36 | 子育て | Trackback | Comments(0)

日々のあれこれを綴ります


by anne
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る