懐の深い彼女

渋い金色のビーズのクラッチバッグを持っています。
いったいいつ頃、なんのために買ったものなのかもおぼえていないけれど、
もうずいぶん長いこと、クロゼットのかごの中に入っています。
結婚式か、なにかのパーティーなどに持っていくような、
裏側はブロンズがかった金色のビーズだけ、
表側には大ぶりのフェイクダイヤのようなビジューが並んでいる、
本当に華やかなクラッチです。

ハンカチ、口紅、スマートフォン、うすっぺたな小銭入れ、
くらいは入りますが、
いくら小荷物派なわたしでも、なかなか持ち歩く機会もなく、
もちろんそんな華やかな場所へお出かけする機会もなく。
「クロゼットのかごの隙間からキラキラがちらっと見えるだけで、存在意義があるバック(笑)」
というのが、長年の彼女の位置づけでした。


今日、近所のお友達のところへちょっとお邪魔する際、
ふと思い立ってその彼女に登場してもらいました。
まさにハンカチ、スマートフォン、家の鍵、だけの、軽やかな荷物を入れるのに
ぴったり!
ミルク色のトレーナーにざっくりしたウールのスカート、足元はスニーカーという
まったくもってカジュアルな装いに、意外にも浮き過ぎない、
ちょっとした愛嬌や華やぎを添えてくれて、
楽しいお出かけに、さらに楽しい気分をプラスしてくれたのでした。


「わたし、意外と懐深いわよ」
とウィンクしている彼女の出番が、この先、増えそうな気がしております(笑)。
わたしの枠がちいそうございました。




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by patofsilverbush | 2018-12-18 15:24 | Trackback | Comments(0)

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