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こだわること、こだわらないこと

わたしの義母は、途中びっくりしたくらい、こだわりのない人です。
あ、途中、というのは
結婚してから今の今まで、知り合い、付き合ってきたその途中、ということです。
「こういう服装を好んでしている」
「こういう花が好き」
「こういうインテリアが好き」
とか、そういう義母の好みがまったくわからず、
母の日のたびに「うーん・・・」と思ったものでしたが、
今は母の日に特別に何か贈るということもせず(笑)。
いいか悪いか、義母がどう思ってるかはわかりませんが、
そういう、ちょっと距離感のある遠慮というものは、
あまり義母にはなくていいのかなとわたしは勝手に思えるようになりました。

というのは、私自身が、ちょっと人と距離を取ってしまうことが多いから。
義母のそういう、飾らない気取らない、やさしい人柄に、
いつしか憧れを抱くようにもなりました。
その憧れも、
「うわぁ・・・・」と遠くの神様みたいな人に神々しさを感じるような性質のものではなくて、
「お母さんみたいになれたらいいな」
と思うくらいのカジュアルさ。


だからといって、馴れ馴れしく口を出してくることはまったくなくて、
我が家のことは我が家のことで、
心に何があるにせよ
(なにかあるのかな?とこちらに感じさせることはみじんもないので
どんなふうに思っているのかはわたしにはわかりませんが)
いつも黙って見守っていてくれる。
義母としても、お母さんとしても、
なんていうか理想なのですよね。あたたかさと、放任してくれる、そのバランス。


趣味や食や好き嫌いや生き方に強いこだわりを持つって、
芯があってとてもかっこいいけれど、
本当に素敵なのは「現状に固執しない」ということなのかも。
デニムの色ではありませんが、
手放したいことのなかには、そういう、自分の持つ「なくてもいいこだわり」も含まれています。


感情であれ、肉体的な不調であれ、
自分のネガティブをけっして外へは見せない、芯の強さに裏打ちされたやさしさ。
そんな素敵な義母なのです。







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by patofsilverbush | 2019-06-01 11:42 | | Trackback | Comments(0)

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