カテゴリ:生活( 291 )

マイ時間割

わたしの仕事場は自宅なので、
刺繍のオーダーーをいただいたときなど、
いつまでも集中して刺していたい日には、ついつい家事がほったらかし・・・
ということに。

というわけで、いつの頃からか、時間割を決めるようになりました。

朝の家事は、9時までに片付けること。
お茶の時間は、10時と3時(笑)。


洗濯物を干して、
息子を学校へ送り出してから、
朝食の後片付けと、水回りの掃除、布巾類のお洗濯(時々 煮沸消毒)
はたきと掃除機をかけて、
トイレ掃除、
リビング、キッチン、廊下などの雑巾がけをさっくり、
という一連の流れを、9時まで、と決めて片づけてゆきます。

始めは、床の雑巾がけまでなんて むりむり!
だったのですが、
一度 時間をかけて拭いてしまえば、
翌日からはそんなに汚れもたまらないので さっと拭くだけ、
めいいっぱいかかっていた時間も、ルーティンワークにしてしまえば、
慣れて効率もよくなり、9時どころか8時半には終わってしまうこともあり、
窓ふきまでいけるかなぁ
なんて考えている今日この頃です。

日課にしていることが終わってしまえば、
あとは当日したいこと・・・
布団干しとか、衣替えとか、買い物とか、
刺繍とか、free birdsの資料作りとか、
にとりかかります。


家事は、しようと思えばいくらでもすることがあるので、
つい、だらだらと時間がかかってしまったり、
頑張って掃除した翌日は くたびれて何もしたくない~ なんてことになってしまうので、
限られた時間を有効に使うためにも、
マイ時間割を作るのはよい方法です。
「することはしました~!」という達成感も 味わえますしね ^_^


なんとなく、時間の使い方にメリハリがないなぁと感じていらっしゃる方、
自分のできるところから少しずつ、
ぜひお試しあれ!
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by patofsilverbush | 2014-07-12 09:31 | 生活 | Trackback | Comments(0)

お福分け

ちょうど あたしたちが柳風荘の庭の門をはいったとき、
あたしは小径のすぐそばの クローバーの小さな草むらに気がつきました。

ある衝動に駆られて あたしは身をかがめて よくよく見ました。

信じられて、ギルバート?
あたしのすぐ目の前に、
四つ葉のクローバーが三つもあったのよ!
これ以上にすばらしい前兆が あるでしょうか?


                                 『アンの幸福』より


わたしの唯一の特技は、四つ葉のクローバーを見つけること。

子供の頃は いちいち摘み取っては本に挟んでいましたが、
きりがないので
(今でも、昔の四つ葉が挟まっている本もあります(笑)。読みづらいことこの上なし!)
最近は心にとどめておくだけになりましたが、
これは写真にパチリ。

みなさまにも、
“すばらしい前兆”を お届けいたします!




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by patofsilverbush | 2014-07-07 08:23 | 生活 | Trackback | Comments(0)

本日のおやつ

明日はお客様がいらっしゃるのに、お茶菓子が何もない!
ということで、久しぶりにパウンドケーキを焼きました。

割としょっちゅう焼いているので、分量が実にいい加減です。

小麦粉100g
卵1個
砂糖50g
バター50g
ベーキングパウダー こさじ1

を基準に、
小麦粉の分量に応じて卵の数を増やしたり、もしくは豆乳で生地を緩めたり、
甘みがほしければお砂糖を増やしたり、
バナナやブルーベリーやさつまいもを入れてみたり、
バターを植物オイルに変えてみたり。
その日あるもの、その日の気分で、本当に適当です。
(そもそもお砂糖50gでは、普通の人には甘みが全然足りないかと思われますので、
参考になさらないで下さいね!)

さて今日は、
お砂糖壺をあけたら、お砂糖がもう残りわずか。
ストックの入れ物をのぞいたら、お砂糖のストックもない!ということが判明!
むーん・・・困った。
バナナもレーズンも蜂蜜も、甘みを足せそうなものが、何一つないし。
と冷蔵庫を探したら、黒蜜を発見しました!
アンの時代には、お砂糖の代わりにモラセスというものも使われていましたが、
日本で同じレシピで作るときには、黒蜜で代用する、と書いてあったっけ。
栗餡があったな、あれも入れて・・・。

と、ささっと混ぜて、型に入れたら、あとはオーブンさんにお願いして。
出来上がりがこちら。

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味見をしたら、全然甘くないの、これが(笑)。
パウンドケーキというより、スコーンみたい。
ただ、食べていると、栗のほっくりした甘味と、黒蜜のこっくり感が そこはかとなく漂って、
これはこれでありかなぁ、
食べるときに、蜂蜜とかジャムとか生クリームとか、添えてあったらいいかもしれない
という出来でした。

果たしてこれを、お客様にお出しできるのか?
生クリームでも買ってこようかな(笑)。
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by patofsilverbush | 2014-06-30 13:35 | 生活 | Trackback | Comments(0)

一年たちました

こんにちは!
いつも読んで下さる方、コメント下さる方、感想下さる方・・・
本当にありがとうございます。

ブログを始めて、今月で一年たちました。

だいたいいつも家にいる主婦のわたし。
みんながうわぁ~と思うような
華やかなこと、スリリングなこと、あっと驚くことなど ほとんどない日常生活です。

わたしにとっては大切なことだけれど、
それにしても 小さな、よくあるような、特別なことなどのない
生活の中のささやかなできごとを、つらつらと書き綴ってゆくのは、
個人的には楽しいことですが、
本当に個人的だなぁ・・・と、時々呆れもするくらいなのです。

思っていることがうまく表現できなかったり、人見知りだったりするので、
ゆっくり時間をとって、自分の気持ちを言葉にしていくのが、
好きだし、相にも合っているようです。

そんなわたしのゆるゆるな日常に共感してくださったり、
読むとのんびるする~と言って下さったりする方が いて下さることは、本当に本当に、
嬉しいことでした。

pc操作が苦手なので、始めるときは四苦八苦でしたが、
日常のできごとを綴れば、
実際にはなかなか会えない方にも 「元気に過ごしてるのね~」と思ってもらえたり、
悩んでいれば「元気?」と声をかけて下さる方もありで、
いろいろな方との遠い距離を ちょっと縮めてもくれる、楽しいツールにもなりました。

どうぞこれからも、お時間あるときに、
お茶を飲みながら のんびり読んでいただけると嬉しいです。
あははと思ったら コメントくだされば なお嬉しいです(笑)。
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by patofsilverbush | 2014-06-27 16:13 | 生活 | Trackback | Comments(0)

ピアノの音

ご近所のおじょうちゃんがピアノを習っているので、
窓を全開にしているこんな季節には、ときどき、
ピアノの音が漂ってきます。
何の曲、というより、指を使うための練習曲、
バイエルとかブルグミュラーとか、そんな感じの。

母がピアノを習っているので、夏休みや冬休み、長野に滞在中は、
毎日?夜になると聴く練習曲の数々。
リズミカルな曲のはずなのに、つっかえつっかえの母の練習曲を聴きながら、
息子は就寝時間となります。

だからね、自宅でそんな音楽が流れてくると、なんだか懐かしい。

両親がすんでいる長野の家は、そもそも実家ではなく、
十数年前に両親が引っ越した家です。

古い古い家なので、個室という感じは全然なく、
ピアノのあるところは、テレビの置いてある居間と一続き。
「うーん、あ 間違えた」とかなんとか、ぶつぶつ言いながらピアノをひく母と、
その向こうでは ピアノの音にめげずにテレビを見ている父(笑)。
そんな人の気配をめいいっぱい感じながら、息子を寝かせるために本を読んでいると、
「夏休みだなぁ(あるいは、冬休みだなぁ)」と実感するのです。

この曲は好き、ふ~ん、そこが難しそうだね
と、時々、母の手元を見ながら 
「そうなのよ~。今、(練習曲のほかに)この曲をやっているんだけどね、
これがまた できないのよ~」という母の話をふんふん聴いているのですが、
レッスンを見学に行って、
先生がお手本にちょっと弾いたりするのを聴くと、びっくりします。
練習曲なのに、ただの練習曲ではなく、ちゃんとひとつの“音楽”になって、何かを表現していることに!
先生ってすごい!



実家にいるときは、自分の部屋にいたり、母が練習している時間は家にいなかったりで、
母のピアノを聴くことはほとんどありませんでした。


まるで遠い昔の、「おばあちゃんちの夏休みの思い出」みたいな気がしているけれど、
その夏休みまであとひと月。
つっかえつっかえのピアノを聴ける日も、もう間近です(笑)。
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by patofsilverbush | 2014-06-25 09:45 | 生活 | Trackback | Comments(0)

ドロンワーク

久々に、ちょっと手の込んだ刺繍にとりかかっています。

ホワイトワークと呼ばれる、白糸一色で刺した刺繍が一番好きですが、
(赤糸一色ならレッドワーク、黒ならブラックワーク、青ならブラックワーク・・・)
中でも好きなのは、このドロンワーク、
生地の織糸を抜いて、残った糸をかがって模様を作るワークです。

まず、横糸を抜いて・・・↓

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残った縦糸を、今回は3本ずつ、束ねてヘム(ふち)かがりをします。
ローラやアンたち、昔の女の子たちがしていた、
“ナプキンやハンカチのふちかがり”は、布端をこのヘム・ステッチでかがること。
上下にヘム・ステッチをかけたら、
よくみかける はしごレースになります。
わたしは細めに糸を抜いた、細いはしごレースも好き。
この手のハンカチをみると、手に取らずにはいられません(自分でできるのに、つい・・・)


さて、はしごレースのままでも可愛いのですが、
今回は別糸で、残った糸をからげるようにして、かがってゆきます。
いろんなかがりかたがあって、布地にレースをはめ込んだようになります。
今回は ダブルツイステッドかがり ↓

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左から右にかがりステッチをすすめてゆきます。
右側はまだ、はしごレース ↓

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図案を描く というより、とにかく同じステッチを繰り返す
(布端となる部分にぐるっとボタンホールステッチをほどこし、
そのステッチのきわで布をカットする、カットワークなど)
「ちょっと時間のかかる」ワークは、とにかく根気がものを言います。
じっくり、「やらなきゃ終わらない」のでね。
早く終わらそうなんて邪念が入ると、とたんにステッチも雑になるので、
丁寧に、集中して。


家事をするとき、この
「ひとつひとつ片付ける」感覚は、けっこう大切だなあと感じます。
あれもこれも、やらなきゃいけないことがある!なんて思うときほど、
ひとつひとつ、片付けていこう と思う、その気持ちは、
このワークで養われたかもしれません。
忙しいときほど、丁寧に片付ける。急がば回れってことですね。
焦る気持ちを 「ひとつひとつ終わらせよう」と思ったり、口に出したりすることで、
落ち着いた気持ちになれる、わたしにとっては深呼吸のような言葉です。


とはいえ、やっぱり仕上げるまでにはちょっと時間がかかるので、
そんなにしょっちゅうするワークではないのですが、不思議と、
定期的にやりたくなる時期があるようで。

時間にゆとりを持った生活を しなさいよ
と、自分に言いたくなるのかもしれません。
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by patofsilverbush | 2014-06-24 08:49 | 生活 | Trackback | Comments(0)

ありがたき幸せ!

毎週金曜日に、カトリックのシスターに教えをいただいて、2年半ほどになります。
洗礼を受けるまでは、「キリスト教とはなんぞや?イエス・キリストってどういう人なの?」
という受洗のための、基本的なことを教わりましたが、もともとは、
受洗のためではなく、
欧米の児童文学にたくさん登場する、日常的なキリスト教というのを体感してみたかったのと、
『赤毛のアン』に出てくる聖書の言葉が、聖書のどんなところに出てくるのか知りたかったことが
きっかけです。

ちなみに、受洗のためのお勉強とはいえ、勉強したから洗礼を受けなければいけないわけではありません。
むしろ、自分は本当に洗礼を受けたいのか?を知るために、学ぶという感じでした。


今はその聖書を読んで、読んだ個所について思うこと、
日常の中でそれと関連した体験をシェアする時間になっていて、
お勉強というよりは、わたしにとって、
子育てで行き詰った時に悩みを相談できたり、日常の中で思ったことを素直に話せる、
貴重な時間となっています。

というわけで、聖書を読んでいるのは 時間にしてほんの数分(笑)。
いつも讃美歌を歌ったあと、
一週間にあったできごとから話が始まり、
お互いの体験に大笑いしたり、悩みを受け止めていただいたり、
「福音的アドバイス」をいただいたり、○○党や○○首相の悪口を言ったりしています。


年齢がこんなに離れた人と、こんなに多岐にわたって じっくり話し合える機会もそうないことです。

そのシスターがよくおっしゃるのが、「ありがたき幸せ」という言葉。
ガンを患っていらっしゃるシスターは、排尿機能に障害があり、
「(御不浄に)行きたい という感覚がわからないのよ」と尿漏れパッドを使っているのですが、
どういうわけか、私とのお勉強中になると、
「行くべきところへ行きたく」なるらしいのです。

「この時間だけなのよ、行きたい感覚がわかるのは。どうしてかしらねぇ」
「なにしろ ありがたいことですねぇ、出るべきものが出るのは」
「ほんとよねぇ、ありがたき幸せ」
というやりとりを、毎週繰り返していますが、
本当に、人間の身体というのは、黙って毎日 微妙な微調整をしてくれて、
日々の暮らしを支えてくれているのだなあ!
と、シスターといると感じます。
大切にしてあげなければ!!!


健康をいただいていること、
夫がいて、子供がいて、
いるから幸せ、ということではなく、いることを幸せだと感じられて
(どんな生活でも、それを自分がが幸せだと感じられるということ)
毎日ご飯が食べられて、眠る場所があって、
笑えることがたくさんあって、
本当に「ありがたき幸せ」だなあと思うのです。

ああ、ありがたき幸せ。
神に感謝!
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by patofsilverbush | 2014-06-23 10:06 | 生活 | Trackback | Comments(0)

ごはん

うちの子はおにぎりが大好きです。
「もうお腹いっぱい~」と ご飯を残したとしても、
そのご飯をまるめて小さなおにぎりにすれば、ペロリと食べてしまいます。
何も入っていない、塩むすびでも大丈夫。


佐藤初女さんの代名詞といえば、やはり
見るからに美味しそうな おむすびでしょう。
まあるい形で、ぴったりと海苔にくるまれていて、タオルに包まれている、
やさしいおむすびです。

食べるものをきちんと食べていれば、
何か困難なことが起きても乗り越えられるのではないかしら
と、初女さんは語ります。
コンビニのお弁当や インスタント食品ではなく、
きちんと手を使って、心をこめて作られた食事をとっていれば、大丈夫、と。



曽野綾子さんの小説の中に、
「おにぎりは ある程度の力で握られていないと、食べたとき 力が入らないんだ」
というセリフがありましたっけ。
「コンビニにで型に入れて作ったのは、おにぎりとは言わない」


『かもめ食堂』では、フィンランドで食堂を営むサチエのメイン料理は、
日本の家庭料理と おにぎりです。
映画をみたあとで、必ずおにぎりが食べたくなるのですが、
全然 注文が入らないのに、なぜおにぎりにこだわるのかと聞かれて、サチエは答えます。
「だって おにぎりは日本のソウルフードでしょう?」
そうよね、おにぎりを食べたことのない人は、いないかもしれない。

食というのは不思議です。
お腹が満ちればそれでいい ということではなくて、
やっぱり 食材や作った人のエネルギーや気持ちがこもっていないと、
心までは満ち足りないのかもしれない。

お料理は得意でも好きでもなく、いつも同じようなメニューを、
やっつけ仕事のように作っていますし、
「ママのお料理美味しい~~!!!!」と息子が感激のあまり涙を流してくれることも、
残念ながら、もちろんありません(笑)。
「ママがご飯作らなかったらどう?」と、ある日 息子に聞いてみました。
「スーパーのお惣菜もあるし、
毎日 外食したりするのはどう?お寿司もラーメンも好きでしょう。
ピザもあるし、時にはマックもいいね」
けっこう喜ぶかと思ったのですが、意外にも ヤダと言われました。
「飽きちゃうじゃん、そんなの」

そうか、そう思うものなんだ。

このところ夕飯のメニューが給食とかぶることが多いのですが(ごめん!)、
台所でばたばたと調理する母のところへやってきて、
まな板の上からニンジンやキャベツやキュウリをつまみ食いしたり、
ときどき包丁で野菜を切ってみたり、
鍋をかきまぜたり、
クリエイティブなお手伝い・味見をしたり・・・
する毎日も含めて、「食事」ということなのかもしれませんね。

ときどき、小さな紙切れに書いた「お手紙」をくれる息子。
学校のプリントの裏だったり、メモ用紙だったりと、書くならもうちょっといい紙に書いてくれよ
と思うのですが、
いつも必ず、
「毎日 ごはんをつくってくれて ありがとう」
と書いてあるのでした。
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by patofsilverbush | 2014-06-20 09:17 | 生活 | Trackback | Comments(0)

じんばり

おはようございます。
みなさんの朝ご飯は、ご飯ですか?パンですか?
あるいはその日の気分や体調、時間の都合により、メニューが変わったりするのかな?

我が家の朝食はパンです。
パートナー氏は朝はいないか 食べないかなので
(というか、家にいても朝ごはんの時間はたいてい、まだ寝ていますがね)
息子と2人分の朝食を準備。
といっても、もともと食の細い息子。
朝もそんなにたくさん食べるわけではないので、決まったものを、決まった手順で準備するだけの
ちっとも心のこもっていない、ルーティンワークです(笑)。

トースト、紅茶、ヨーグルトに蜂蜜かジャム、または果物をいれたもの。
前日のスープが残っていれば、それを出したり。
おかずにちょこっと、ソーセージとかベーコンとかと、温野菜を添えて出すくらいなのですが、
最近の息子のお気に入りで、よくリクエストされるのが
「じんばり」です。


わたしは、食べ物について書かれた本が大好きです。

稀代のくいしんぼう・内田百閒が、
「段々 食ベルモノガ無クナ」ってきた昭和19年の夏の初め、
「セメテ 記憶ノ中カラ ウマイ物・食ベタイ物ノ 名前ダケデモ 探シ出シテ見ヨウト思イ」
その 美味いもの・食べたいものの品目をずらりと書きならべた目録が
その名も 『御馳走帖』 という、
ステキなタイトルの随筆集に収録されています。

その『御馳走帖』にも登場するのが「じんばり」。
なんということもない、油揚げを焼いて、おしょうゆをたらした、
ただそれだけのものです(笑)。

「じゆん、じゆん、じゆんと焼けて、まだ煙の出てゐるのをお皿に移して、
すぐに醤油をかけると、ばりばりと跳ねる。
その味を、名前も顔も忘れた友達に教はつて、
今でも私の御馳走の一つである」


パリパリとした歯触りと、焦げてお醤油のしみたところが なんとも香ばしくて、
たしかに美味しい。
これでネギなんか散らせばいいのかもしれませんが、
ま、子供のリクエストなのでね。シンプルさが一番好まれるようです。

ちょっと細切りにして、フライパンに油もひかずに投入できる、このメニュー、
忙しい朝にはぴったりなのでした。

え?パンに、油揚げ、しかもお醤油味は、合うのかって?
まあまあ、細かいことは抜きにして(笑)。
日本人なので、どんな時でもお醤油味は、心が落ち着くのではないでしょうか。
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by patofsilverbush | 2014-06-18 09:16 | 生活 | Trackback | Comments(0)

母の心

佐藤初女さんは、青森・岩木山のふもとで、「森のイスキア」という施設を開設しています。

はじめて初女さんの名前を知ったのは、
妊娠中に読んでいた、高山なおみさんのエッセイでした。
わたしはクリスチャンではなく (クリスチャンになろうとは 思いもしていなかった!)、
初女さんがクリスチャンであることも、
それどころか、どういう“活動”をされているのかも知らなくて、
ただ、「美味しいおにぎりを作るおばあちゃん」ということだけは、
そのエッセイの中で印象的に心に残ったので、

数年後、本屋で初女さんのエッセイをたまたま見かけたとき、
あ、おにぎりの人だ!とすぐに思い出しました。

初女さんの“活動”を説明するのは難しい。
心をこめて作った手料理と、
アドバイスすることもなく、ただ話を「聞く」ことで、
「森のイスキア」を訪れるたくさんの方たちの心に、
寄り添い続けている。
ちょっと聞くと、なにそれ?と思われるかもしれませんが、
心になにか重いものを抱いているけれど、日常の中でうまく吐き出せないこと、
ため込んでしまって苦しくなっていること、
誰に話していいのかわからないこと・・・は、誰にでもあるのではないかしら?
それを、そのぐちゃぐちゃした気持ちを、
ただひたすらに聞いてくれる人は、周りを見回しても、案外いないものです。

初女さんは、「母の心」で、話を聴くといいとエッセイに書かれています。

『受け入れる、見守る、育てる、耐える、赦す・・・それが「母の心」だと思います。

大量生産・大量消費の価値観、高度成長の波に押し流されて、
戦後の日本は 大切な「母の心」を失ってしまったような気がします』

『話を聞いてくれる人、受け入れてくれる場所が足りないことを
不安に思ったり、寂しく感じたりするのは、大人も子供も同じだと思います。
今は家庭だけではなく、職場でも、近所づきあいでも、
この「母の心」が必要になってきています。
女性だけではなく、男性にも「母の心」は必要です』


「わたしはあなたのお母さんじゃないのよ!」なんて、
甘ったれの夫に、妻がキレたりするようなこともありますが、
夫も妻も子供も、それぞれが「母の心」を必要としている、
と まず知るのは、大切なことだなと感じました。

誰にでも必要。
だから、みんながみんなのお母さんのようであればいいのか!
お母さんって、偉大だな~!!


初女さんは、クリスチャンとして、この活動をしているわけではありません。
もちろん、信仰と生活は 本来、切っても切り離せないものですが、
教会を通さない、個人としてのこの活動を、快く思わない方もたくさんいたそうです。
教会、とか、クリスチャン、とかいうことではなく、
個人がどんなふうに生き、どんなことができるのか、自分で考え、実行すること。
そういう、
人としての生き方の指針になるのが信仰ですから、
わたしを導いて下さっているシスターも、
初女さんも、
人として、こうでありたいなぁ
という、わたしの理想の「お母さん」でもあります。
(そしてシスターも、「わたしも初女さんのようでありたいわ」とおっしゃっていました。
みんな影響し合えるのは、素敵なことです)

「お母さん」になるのは、他の何になるよりも大変なことだと
日々、 実感中(泣き笑い、もしくは苦笑)。
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by patofsilverbush | 2014-06-17 09:25 | 生活 | Trackback | Comments(0)

日々のあれこれを綴ります


by anne
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