秘密の花園

刺繍にとりかかると、ついつい熱中してしまいます。
エコノミー症候群になるのでは!?と本気で心配になり(笑)、
きのうはしぶしぶ、庭木の剪定をば。
さっさとやっていれば、そんなに大変なことにはならないはずなのに、
ほったらかしてあるので、いざ始めるとなるともう・・・!
手が引っかき傷だらけです。

今日は久しぶりに近所をお散歩しました。

雪はもうほとんどないのですが、
日陰の畑はこの通り、とても綺麗!

d0314849_1340538.jpg


日は暖かいのですが、風が冷たく、
『秘密の花園』のワンシーンを思い出しました。


インドで生まれ育ったイギリス人少女メアリーは、両親をコレラで亡くし、
伯父さんと暮らすために、イギリスの古いお屋敷へ連れてこられました。
百に近いお部屋がある、大きな屋敷に住んでいるのは、
留守がちで人嫌いの伯父さんだけ。
メアリーは女中のマーサに、
伯父さんが鍵をかけてしまった秘密のお庭が、園庭の中にあるはずだと聞かされます。
そのお庭はどこにあるのだろう?
どんなお庭なのかしら?

メアリーがミッセルスウェイトのお屋敷へやってきたのは、
冬の終わり。
暑いインドからやってきたメアリーの目には、枯れた荒野は
何もない退屈な原っぱに見えます。
遊ぶ人もなく、部屋にいてもすることのないメアリーは、
仕方なく庭へ出てゆきます。
「ヒースの上を吹いてくるあらっぽい新鮮な空気をいっぱい吸い込むと、
彼女の肺の中には、そのやせたからだ全体が丈夫になるようなものがみなぎって、
その頬にはいくぶん赤い色がさし、曇った眼の色も明るくなるのだった」

やせっぽちで、いじわるそうな顔つきをした、感じの悪い少女メアリーは、
やがて訪れる春とともに、
心も顔つきも、変化してゆきます。

冬から、輝かしい春へと季節が移り変わってゆく物語。
清々しい荒野からの風に、読んでいるほうの心も、軽くなってゆくみたい。

春はもうじき。
待ち遠しいですね。

d0314849_1422898.jpg

[PR]
# by patofsilverbush | 2014-02-20 14:06 | 本・映画 | Trackback | Comments(0)

久しぶりに・・・

先日、
母と電話している最中に、
久しぶりに窓辺のオルゴールが鳴りだしました。

ソファーに寝転がっているパートナー氏とおしゃべりしている息子がいて、
テレビはつけっぱなしで、
電話ごしに、大雪の近況報告で盛り上がっている母とわたし。

いろ~んな音がしている中で、
オルゴールの音までくわわって。

メロディを奏でる、というほど鳴るわけではないのですが、
その音に息子も振り向いてながめていたくらい。

なんだか騒々しいけれど 楽しい一家だんらんに、天使か妖精が喜んだようです♪


写真は
全然関係ないけれど、落花生ちゃんたち。
皮むきの手伝いをしてくれた息子と、「かわいいね~」と盛り上がったので、
記念にパチリ。
なんの記念?
一緒にのんびり、皮むきをした午後の、やさしい記念です。


d0314849_912027.jpg

[PR]
# by patofsilverbush | 2014-02-19 09:13 | その他 | Trackback | Comments(0)

気配

ふだんはガスストーブを使っていますが、
一人でいるときには、石油ストーブをつけています。

オール電化、いいなぁ。
と思っていましたが、実のところ、
ガスの調理台も、石油ストーブも大好きなのでした。
かまどがあって、荒神様を祀っていた名残ですかね(って、いつの時代の話やら?)。

ファンやモーターなど、機械的な音が全然しないので、
部屋がものすごく静かです。

遠距離婚約時代をすごしていたアンは、ギルバートに長い手紙を書き送っています。
「小さな、むっくりこえた、卵型の薪ストーブ」の前に座り、
「小さな炉辺に足を乗せ、膝の上であなたへの手紙を書いています」


テレビもラジオもCDデッキもない時代、
部屋の中に聴こえるものといえば、薪のはぜる音だけ、
だからこそアンは、こう続けるのでしょう。
「今夜は雪になりそうです。あたしは雪になりそうな晩が好きです。
風が吹き荒み、あたしの居心地よい部屋をいっそう居心地よくしています」


部屋の中が静かだと、外の気配に敏感になりますね。
風の音。晴れや雨や雪、天候によって変わってゆく空気の肌触り。



どうせストーブをつけているので、午前中は小豆を煮ていました。
おなべの中から、ことこと かすかに聞こえてくる音。
お豆の気配に少しだけ心を配りながら、手紙ではなく刺繍の続きを。

静寂は最良の友です。

d0314849_14514014.jpg


そろそろお湯が湧く気配。
お茶の時間にいたしましょう。
[PR]
# by patofsilverbush | 2014-02-17 14:53 | 季節 | Trackback | Comments(0)

お雛様

寒い日が続いたので、今日はとても暖かに感じます。
お布団を干したついで、といってはなんですが、
散らかっていたお部屋を片付けて、お雛様を出しました。

d0314849_14154130.jpg


去年は寒い寒いと先延ばしにしていたら、花粉シーズンに突入してしまい(泣)、
お雛様どころではなくなり、出せずじまい。
女の子の節句なので全然関係ないはずの息子に ぶーぶー文句を言われましたっけね。

2年ぶりのお内裏様とお雛様。
箱から出した瞬間に、
ふぅ~!
と息を吐くような気配。
狭いところに閉じ込めっぱなしで ごめんさないね。

3姉妹ですが、お雛様はこれ一つでした。
結婚したときに実家からもらってきて、わたしが個人持ちにしてしまっていますが、
出すときにはいつも、みんなの無病息災を願います。

子供のころには何の興味もなく、
年齢とともにだんだん出さなくなってしまっていた時期もありましたが、
あるとき、
「長いことしまいっぱなしにしてしまっているお雛様の、箱の中から泣き声が・・・!」
なんて、ホラーみたいな話を聞いたことがきっかけで(笑)、
それはたいへん!とまたお出まし願うようになりました。

わたしたちが小さなときから、成長を見守ってくれていたのですよね。
また春になったね
会えてよかった
幸せでいてね__って

大人になってから、
そんな気配を感じるようになりました。


端然と 恋をしている雛(ひいな)かな    漱石

[PR]
# by patofsilverbush | 2014-02-17 14:30 | 季節 | Trackback | Comments(0)

手仕事

なんともものすごいお天気!
2週連続、週末の大雪となりました。
昨夜は一晩中、外が黄昏のように明るくて、
ベランダの物干しざおに雪がどんどん降り積もってゆくのが、はっきり見えていました。

外出の予定がないのは幸いでしたが、
否応なく家に閉じ込められてしまうような こんなお天気の日は、
手仕事にはうってつけです。
この1週間 取り組んでいる刺繍は、ちょっと煮詰まってきたので、
午前中はパン作り。
いただきもののホームベーカリーもあるのですが、
何か作りたいなぁという気分の日は、こねこねが楽しいものです。

今日は初めてのレシピをためしてみました。
長尾智子さんの『続 長尾智子の料理1,2,3』に登場する、
天板に生地をのばして平らに焼くフォカッチャのレシピ。美味しそうでしょ?
2次発酵の時間もあまりとらなくてもよく、
初めのこねこね時間(10分強)だけがんばれば、あとは発酵を待つばかり。

いつでも作ってみたくなる気軽さと、
スープが美味しく頂けるような、素朴な味わいのフォカッチャが焼きあがりました。

d0314849_1412383.jpg


手を使って何かを作る作業。
手を使ってする家事。
手間がかかって敬遠されがちですが、
それに取り組んでいる間に、深く自分の心と向き合えるようなところが好きです。
気が散っていれば、気が散っている感じに
雑念があれば、雑念がある感じに、
仕上がるのがすごい(笑)。いかに「今、その場所に」いないか、一目瞭然です。

お夕飯は、シチューとパンにしよう。
こんなふうに、暮らしに直結するようなことが、やっぱり大好き!

d0314849_14174479.jpg

[PR]
# by patofsilverbush | 2014-02-15 14:20 | 生活 | Trackback | Comments(0)

バレンタインだからね

夜勤明けのパートナー氏が、
駅前のお肉屋さんで買ってきてくれた アジフライ。

ハート型でした♡

d0314849_13431925.jpg


もちろんバレンタインの贈り物ではありませんが!
かわいかったので、
時節柄 パチリ。

美味しくいただきました。
ご馳走さまでした。
[PR]
# by patofsilverbush | 2014-02-12 13:46 | Trackback | Comments(0)

日々のあれこれを綴ります


by anne
プロフィールを見る
画像一覧